東京會舘とわたし 下 新館
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東京會舘とわたし 下 新館

800円 (税込)

4pt

芥川・直木賞の記者会見や様々なショー。連綿と紡がれる人生模様。
ラストに新章を加筆した完全版。

井上靖、三島由紀夫らの小説でも描かれ、コーちゃんこと越路吹雪は多忙ながら東京會舘でのショーには永く出演した。
1970年代はじめに改装。
平成では東日本大震災の夜、帰宅できない人々を受け入れ、その翌年には万感の思いで直木賞の受賞会見に臨む作家がいた。
そして新元号の年、三代目となる新本館が竣工する。

解説・出久根達郎

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東京會舘とわたし のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 東京會舘とわたし 上 旧館
    800円 (税込)
    数々の結婚式やパーティー、この場所が見てきた百年の歴史。 社交の殿堂を舞台に描く感動小説。 大正十一年、社交の殿堂として丸の内に創業。 東京會舘は訪れる客や従業員に寄り添いつつ、その人の数だけ物語を紡いできた。 記憶に残る戦前のクラシック演奏会、戦中の結婚披露宴、戦後に誕生したオリジナルカクテル、クッキングスクールの開校――。 震災や空襲、GHQの接収などの荒波を経て、激動の昭和を見続けた建物の物語。
  • 東京會舘とわたし 下 新館
    800円 (税込)
    芥川・直木賞の記者会見や様々なショー。連綿と紡がれる人生模様。 ラストに新章を加筆した完全版。 井上靖、三島由紀夫らの小説でも描かれ、コーちゃんこと越路吹雪は多忙ながら東京會舘でのショーには永く出演した。 1970年代はじめに改装。 平成では東日本大震災の夜、帰宅できない人々を受け入れ、その翌年には万感の思いで直木賞の受賞会見に臨む作家がいた。 そして新元号の年、三代目となる新本館が竣工する。 解説・出久根達郎

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東京會舘とわたし 下 新館 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今のところ辻村深月作品の中でナンバーワン!
    どの話も胸打つものばかり。
    戦前の話から現代まで、壮大な物語だった。
    時代や建物そのものは変わっても、人の心は受け継がれている。
    素敵だった。
    読み進めて行くごとに、ああ、これはあの人だ!と伏線回収も楽しみだった。
    小説はほんとうにいろんな景色や感情を体験

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    上下共に一気読み。東京會舘という建物をこの小説で初めて知りました。見たことも行ったこともないのに、読んでいると東京會舘で行われた演奏会や結婚式など数々の出来事がまるで自分がそこにいたかのように頭に浮かんで、いつの間にか目に涙が滲んでました。第8章の東日本大震災のお話と第10章の建て替え前最後の結婚式

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    東京會舘のクッキーは母からそれと知らずにもらって、一口で「普通じゃない」と目を見開いたくらいおいしい。
    そのクッキー一枚の陰にもたくさんの想いが詰まっていることが伝わる小説。温かくて、優しくて、品が良い。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    東京會舘クッキングスクールのお話を読む最中、食欲をそそられる文章で、お腹がぐーぐー鳴りっぱなしだった。

    クッキングスクールのシニアコースで、夫がすぐに習った料理を家庭で披露してはいけない理由が、急では妻の調理場を荒らすから。写真を撮って調理後元通りに戻せる状態にならないと次作ると提案した時に非難の

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    私が生涯大事にしたい大好きな作品の1つ。

    この作品に心を打たれて、実際に東京會舘に行ってみました。BARで會舘フィズを飲み、ロッシーニで舌平目のボンファムを食べました。味が美味しいのはもちろん素敵な接客で心から空間を楽しむことが出来た。

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    上巻より下巻のこちらの方が私には馴染みのある内容でした。

    昭和から平成へ
    金婚式のお祝い
    クリスマスディナーショー
    東日本大震災
    芥川賞、直木賞の選考会、記者会見
    結婚式

    昭和51年からおよそ40年の間の出来事が描かれていました。
    上巻からだとおよそ95年間もの出来事が東京會舘を舞台に描かれてい

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    平日のお昼にメインバーで會舘ジンフィズとサンドイッチを食べること、プルミエで舌平目のボンファムを食べること、シャンデリアを見にいくこと、夜にトムコリンズとソールピラフを食べることが目標になった。クッキングスクールにも通って、私もカレーを作りたい。とても素敵な小説でした

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    東京會舘に対する作者からの溢れんばかりの愛を感じました。直木賞の件はご自身の体験とオーバーラップさせているのでしょうか、とても揺さぶられました。それぞれの物語に寄り添う會舘のスタッフにもそれぞれの物語があり、人って支え支えられ生きているんだんなあと改めて感じました。この本を読むと確かに東京會舘に行き

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    東京會舘がいろんな大切な思い出を見守ってきたことを知り、胸がいっぱいになった。
    時代は大正時代までさかのぼり、現代に至るまでおよそ4世代にわたる、壮大なスケールでありながら、鮮やかに描かれていて、素敵な物語だった。
    まだ東京會舘へは行ったことがないけれど、行きたくてたまらない!

    0
    2024年10月22日

    Posted by ブクログ

    上巻からの下巻の流れで、とても、良かった。
    度々、感動でウルっとさせられることもある、感じ入させられる作品だった。

    あまり辻村深月っぽくないなと思いながら読んでいたけど、ちょっとずつ前の章で出てきた人が出てくるあの手法は、自分がよく見知ったものだったように感じられた。

    これはある意味、歴史小説で

    0
    2024年09月27日

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