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芥川・直木賞の記者会見や様々なショー。連綿と紡がれる人生模様。 ラストに新章を加筆した完全版。 井上靖、三島由紀夫らの小説でも描かれ、コーちゃんこと越路吹雪は多忙ながら東京會舘でのショーには永く出演した。 1970年代はじめに改装。 平成では東日本大震災の夜、帰宅できない人々を受け入れ、その翌年には万感の思いで直木賞の受賞会見に臨む作家がいた。 そして新元号の年、三代目となる新本館が竣工する。 解説・出久根達郎
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Posted by ブクログ
今のところ辻村深月作品の中でナンバーワン! どの話も胸打つものばかり。 戦前の話から現代まで、壮大な物語だった。 時代や建物そのものは変わっても、人の心は受け継がれている。 素敵だった。 読み進めて行くごとに、ああ、これはあの人だ!と伏線回収も楽しみだった。 小説はほんとうにいろんな景色や感情を体験...続きを読むさせてくれる。 あー楽しかった!
上下共に一気読み。東京會舘という建物をこの小説で初めて知りました。見たことも行ったこともないのに、読んでいると東京會舘で行われた演奏会や結婚式など数々の出来事がまるで自分がそこにいたかのように頭に浮かんで、いつの間にか目に涙が滲んでました。第8章の東日本大震災のお話と第10章の建て替え前最後の結婚式...続きを読むのお話が特に好きです。 今度実際に東京會舘に行ってみたい!と強く思いました。作中に出てきた「舌平目の洋酒蒸」を始めとする料理や菓子もいつか味わってみたい!
東京會舘のクッキーは母からそれと知らずにもらって、一口で「普通じゃない」と目を見開いたくらいおいしい。 そのクッキー一枚の陰にもたくさんの想いが詰まっていることが伝わる小説。温かくて、優しくて、品が良い。
東京會舘クッキングスクールのお話を読む最中、食欲をそそられる文章で、お腹がぐーぐー鳴りっぱなしだった。 クッキングスクールのシニアコースで、夫がすぐに習った料理を家庭で披露してはいけない理由が、急では妻の調理場を荒らすから。写真を撮って調理後元通りに戻せる状態にならないと次作ると提案した時に非難の...続きを読む声が出るとあり、感心させられた。 大仕事を終えて心地よい疲労感を感じた。と描かれている場面があり、そのように愛せる仕事と巡り会いたいと思った。
私が生涯大事にしたい大好きな作品の1つ。 この作品に心を打たれて、実際に東京會舘に行ってみました。BARで會舘フィズを飲み、ロッシーニで舌平目のボンファムを食べました。味が美味しいのはもちろん素敵な接客で心から空間を楽しむことが出来た。
上巻より下巻のこちらの方が私には馴染みのある内容でした。 昭和から平成へ 金婚式のお祝い クリスマスディナーショー 東日本大震災 芥川賞、直木賞の選考会、記者会見 結婚式 昭和51年からおよそ40年の間の出来事が描かれていました。 上巻からだとおよそ95年間もの出来事が東京會舘を舞台に描かれてい...続きを読むます。 当時の東京會舘の様子が時代背景と登場人物でとてもわかりやすく書かれていました。 また、東京會舘での様子で当時の日本の様子を知ることも出来ました。 『東京會舘』 私は訪れたことがありません。 機会があれば行ってみても良いかもしれませんね。きっと、素晴らしい所だと思えます。
平日のお昼にメインバーで會舘ジンフィズとサンドイッチを食べること、プルミエで舌平目のボンファムを食べること、シャンデリアを見にいくこと、夜にトムコリンズとソールピラフを食べることが目標になった。クッキングスクールにも通って、私もカレーを作りたい。とても素敵な小説でした
東京會舘に対する作者からの溢れんばかりの愛を感じました。直木賞の件はご自身の体験とオーバーラップさせているのでしょうか、とても揺さぶられました。それぞれの物語に寄り添う會舘のスタッフにもそれぞれの物語があり、人って支え支えられ生きているんだんなあと改めて感じました。この本を読むと確かに東京會舘に行き...続きを読むたくなりますね。大好き度❤️❤️
東京會舘がいろんな大切な思い出を見守ってきたことを知り、胸がいっぱいになった。 時代は大正時代までさかのぼり、現代に至るまでおよそ4世代にわたる、壮大なスケールでありながら、鮮やかに描かれていて、素敵な物語だった。 まだ東京會舘へは行ったことがないけれど、行きたくてたまらない!
上巻からの下巻の流れで、とても、良かった。 度々、感動でウルっとさせられることもある、感じ入させられる作品だった。 あまり辻村深月っぽくないなと思いながら読んでいたけど、ちょっとずつ前の章で出てきた人が出てくるあの手法は、自分がよく見知ったものだったように感じられた。 これはある意味、歴史小説で...続きを読むあり、そして最高の東京會舘ファンブック、なのかもしれないな、なんて思った。辻村深月の想いがあってこそ実現した作品だと思うと尚のこと感慨深い。 令和元年に帰ってきた東京會舘に、お帰りなさい、という締めで、きっと東京會舘を好きになる一冊。
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