噓つきジェンガ

噓つきジェンガ

800円 (税込)

4pt

気づいた時には、もう戻れなくなっていた

直木賞受賞作『鍵のない夢を見る』と連なる、
圧巻の辻村ワールド!

大学進学で上京したのに、コロナ禍ですべてが狂った。
孤独感が募るなか、割のよいバイトに誘われる(「2020年のロマンス詐欺」)。
優秀ですんなり合格した長男に比べ苦戦している次男の中学受験。〝特別な事前受験〟があると囁かれた母は(「五年目の受験詐欺」)。

人気漫画原作者・谷嵜レオのオンラインサロンは、オフ会の創作講座が大好評。しかし、主催している紡は、谷嵜に会ったことすらない(「あの人のサロン詐欺」)。

騙す者と騙される者の切実な葛藤と後悔を描く、
スリリングな短篇集。
解説・一穂ミチ

単行本 2022年8月 文藝春秋刊
文庫版 2025年11月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

噓つきジェンガ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの印象で、最初から大胆な嘘をついて、ジェンガのように穴が空いて、もう補填できなくて、みんな薄々気づいていて。
    倒れてしまう。
    嘘をついた人も、嘘をつかれた1番の当事者も、なかなかにふわっと終わっていて、もどかしさを感じつつ、想像を膨らませるのがとても楽しいです。

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    騙される=そこにニーズがある、ってこと。

    不安を解消したくて、孤独に耐えがたくて、もっと知りたいと思って、誰か大切な人を助けたくて、自分の存在意義を確認したくて…

    理由はそれぞれだろうけど、騙されることは必死で生きている道の延長線上にある。

    人を騙すなんて!と加害者側への怒りはもちろんあるけど

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    辻村さんの作品2作目。
    客観視していると騙す前、騙される前に気づけたのでは?と思ってしまうが、きっと本に出てくる本人たちもそうで、当事者になったら目の前の状況をどうにかするために手一杯になって周りが見えなくなることもあるよなあと自分自身への戒めにもなった。

    最後に救いがある作品が個人的にすきなので

    0
    2026年03月12日

    Posted by ブクログ

     ジェンガ、仲間と集まった時に罰ゲームをするためのツールとして遊んだ記憶がある。イメージとして失敗する人を意図的につけるためのゲームと思っていた。
     ロマンス詐欺、ハニトラとも言うのだろうか。話の軸は今時の流行りと言ってはなんですが、匿名流動型犯罪に巻き込まれる話だと思っていた。雲行きが途中から変わ

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    ジェンガのように積み上げられた嘘の上に立って、見下す景色が全部現実になればいいのに。と思う。
    嘘を疑うことなく信じてくれる人は、一体どんな景色を見ることができるのか。とも思う。
    そんな心情を的確に突いてくる作品、おもろい。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    「2020年のロマンス詐欺」闇バイトがテーマ。こうやって加担する側になるのか…不本意でしんどかっただろうなと同情した。悪いのは常に本人だけど。
    「五年目の受験詐欺」自分の子供を信じる大切さ。裏口入学に100万円払った母の話。
    「あの人のサロン詐欺」人気漫画家だと嘘をつきセミナーを開催する女の話。心底

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    失敗しても、続けるほかない。

    超個人的には、鍵のない夢の方が好きで、
    でも、それはあの頃よりも自分が大人になったからなのか?自分の感性が歳を重ねたのか…?とか思いながら読んでたけど…
    そんなことなかったかもしれないと思ったラスト。


    *(各人に)やりきれない窮屈さがある。
    *人は目的や理由がなく

    0
    2026年03月01日

    Posted by ブクログ

    誰でも持っているような心の中の欲望が、ちょっとしたきっかけにより、犯罪として実現してしまう。自分にももしかしたら当てはまりそうだと思う怖さと、でも、この作者ならではの優しさに満ちた短編集。

    0
    2026年02月27日

    Posted by ブクログ

    騙す者と騙される者の切実な葛藤と後悔を描く、スリリングな短編集。
    辻村さんの作品は何作か読んでいますが、短編集は初めて。どの作品も内容が濃く、長編並みに読み応えがありました。
    特に『あの人のサロン詐欺』の主人公・紡の心境の描き方はさすがです。虚栄心を満たすための嘘がどんどん大きくなり、取り返しがつか

    0
    2026年02月27日

    Posted by ブクログ

    物語に引き込まれる度合いははさすが辻村さんの本です、面白かった!

    子供の中学受験を体験してきたので、詐欺に引っかかる母親の気持ちは理解できた。どの話も時代を、とらえていて、新しい本を読むのは良いなと思った。

    0
    2026年02月26日

噓つきジェンガ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

辻村深月 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す