【感想・ネタバレ】盲目的な恋と友情(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

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感情タグBEST3

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盲目的な恋の話と盲目的な友情を3人の複雑な友達関係から2人の視点から描いていて捉えどころが面白いです
恋が友情より勝る葛藤を抑えられない2人の相互の想いと自然体でいるもう1人の友人と普通にあり得る話でのめり込みました
最後のどんでん返しがまた良かったです

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2026年04月14日

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一気に読み切ってしまった!続きが続きが、と思ってしまう本だった。
執着は何も生まない。自分もなにかに依存しすぎるのではなく、いろんなところに依存先を増やしておくべきだと思った。わたしには結婚式の友人スピーチをお願いしたいたった一人の親友はいないなと思った。

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2026年04月03日

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思い込みが得意で、そうだと思ったら自分の中で本当にそうになる。こういう人間の描き方がとてもリアルで素晴らしかったです。るりえちゃん、私は好きなキャラ。

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2026年03月27日

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面白かった〜
ドロドロ。無様に恋におぼれて行く人・永遠に自分のコンプレックスとか欲に支配される人。ルリエのラストが衝撃やった。ルリエのお姉ちゃんの描写が、グヌヌ……って感じやったな。。。

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2026年03月24日

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男への執着、友情への執着が別人物の視点から描かれているが男への執着にあまりにも共感してしまった。あまり目を向けたくなかった気持ちの描写が細かく言語化されており、自分の置かれた状況と気持ちに無理に向き合わされる感じがして良い意味で苦しい作品だった。

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2026年03月19日

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展開が早くてずっとおもしろかった。前半後半で恋と友情に分かれていて、同じ出来事でも違う視点で読めた。美波みたいなタイプは自分もかなり苦手なタイプだけど留利絵は蘭花に執着しすぎだしコンプレックスこじらせすぎだしプライド?めんどくさい!!表紙に一目惚れして買ったけど内容も神だった(神ω神)

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2026年03月15日

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ネタバレ

・前半と後半で視点が切り替わることで、同じ出来事でも他者からはまったく違って見えることを印象的に描かれていた。
・登場人物の感情や行動には自分と重なる部分もあり、胸をえぐられるような感覚を覚えながらも引き込まれるように読み進めた。
・視点の変化によって語られていなかった背景が見えてくる点も面白い。美波の視点はまた違う印象になるのだろうと思った。
・大事な人との関係の距離感や冷静さを保つことについても考えさせられる一冊だった。

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2026年03月14日

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友達に辻村深月をお薦めされて、後味悪い系かつ読みやすそうなやつを選んでみた

・美青年の破滅ぶり、ちょっと著者の癖を感じる
・人間なら誰しも、多かれ少なかれこの小説の誰かには共感できる部分があるのでは
・るりえ、拗らせすぎててしんどい。
自己肯定感は低いのに自己評価は高いって感じで生きづらそう

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2026年03月07日

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ネタバレ

ぞわぞわする、読後感は正直悪くて気分が落ち込む。
登場人物それぞれ違った人間の醜く弱い部分をありありと見せつけられる。
でもそれが生々しくて魅力の1つ

ラストの結婚式での出来事を引き起こしたのがまさかの人物で、女って怖いと思った。

辻村さんの表現がすごく好き、引き込まれる、比喩や対比に「おー」ってなりながら読んでしまう

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2026年03月07日

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愛憎入り混じる複雑すぎる感情を描ききる本作品には非常に驚いた。
人間の複雑さというものを思い知らされました。

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2026年03月02日

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執着してしまうことって本当に怖いな恐ろしいなって思った。
何事にも執着せずに、自分のコンプレックスがあることは仕方ないけど、受け入れるというか受け流す技術を身につければ生きやすくなるのかなって思ったりした。

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2026年02月22日

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2人の主人公の過去と現代が交差しており伏線回収がされていて面白かった。
前半の主人公の完璧さがかなり好きなのだが、堕ちていく男にも執着する様子はまさに盲目的でタイトル通り。
後半の主人公は前半にも出てきたので本人視点どとだいぶ見方が変わり物語に深みが出ている。ただ憧れている女の子の特別な一番になりたい、自分の傍にいないなら幸せにならないでほしい、というのは私も感情としてあるので共感出来た。

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2026年02月22日

ネタバレ 購入済み

面白い

一気に読んでしまった。なんとなくこうかなと予想はついたけれどそれでも面白かった。女の執着がすごくリアルで文章に引き込まれてしまった。ザラザラした終わり方だがそれでも潔さを感じた。好きな人は好きな感じだと思う。

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2022年05月04日

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ネタバレ

読み終わって、『えー!!』ってなった。

読んでる途中は、恋に盲目的になり、周りが見えなくなるくらい恋愛に溺れる蘭花の気持ちも、親友が他の子と仲良くしたり、恋人のことばかりで嫉妬でモヤモヤしちゃう留利絵の気持ちもどっちもわかるな〜〜とか思ってたけど、ラストを読み終わって『そういうことだったの?!!』って思った。

全部留利絵が仕掛けたことだったのが怖すぎる。

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2026年04月19日

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恋愛をしたことがある人ならば共感、そして心的ダメージを受けざる負えないセンテンスが所々見受けられる。
後半から急にジャンルが変わった感じがあってそこが好みではなかった。

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2026年04月17日

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おもしろかったな〜ドロドロの恋愛でありながらサスペンスというか。人間がいっちゃんこえ〜かつなんか、思い出したくない経験があることばかりで、登場人物たちの心情は共感の嵐。この感情をこう表現するのか〜とそういう点でも楽しめた。最後まで読み切りたくて3時間で読み終わる、夜更かししたくなるほどに(笑)

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2026年04月03日

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話の構造がすごく良くて、例に漏れず度肝を抜かれた一人ではあるのだけど、それよりもこの本を通して、人への執着とか、恋とか、愛とかの、人間のすごく美しくて醜い部分を見たことに対するメンタルの削られ方が尋常じゃなかったことに言及したい。あまりにも怖かったので目をぎゅって瞑るみたいに、一気に読んだ。これまで忘れられてた、嫌だった思い出がすごく蘇ってきまり悪かった。
傲慢と善良読んだ時にも思ったけど、執着する余り周りが見えなくなって暴走する人間を沢山描写することで、こういう行為の滑稽さを見せ付けて、適宜客観視してこうな〜ってのを伝えたいんかなって思った。

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2026年03月26日

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まさにタイトル通り

盲目的な恋
盲目的な友情
の二部構成。

恋のパートより、友情のパートの方が狂気的に思えた。

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2026年03月26日

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恋と友情の価値の大きさは人によって違いはあるけれど、登場人物に大共感したわけではなかったので、私は盲目的な執着した感情を人に持つことができない人間なんだなあと自己理解できた気持ちになりました
執着できるって苦しいのか幸せなのか

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2026年03月16日

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執着はどんな形であれ、良い結末をもたらさないのだと改めて思いました。

愛が執着に変わってどうしようもなくなっていく様が、経験はないけれど、実際こうなってしまうこともあるんだろうなと思いながら前半を読みました。

後半は、これは友情ではなく利用というのが私の感覚で、自己肯定感が低いのに自己愛は強くて、他人を見下すことで自分を正当化し、友情の度合いが測れるわけでも何のステータスにもならない親友という言葉に執着する留利絵の行動や心情が痛々しくて、ただただ可哀想でした。

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2026年03月08日

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ネタバレ

全くの予備知識なしで読んだ。ミステリーと思っていなくて、読み終わってから、二部構成であった理由とミステリーであったことを理解した。
第一部の、自分と彼氏だけは特別と思うのも理解できてしまった。
一方、第二部の、友達に執着する話はあまり共感できなかった。

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2026年03月07日

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感情移入はできないけど、共感とか理解できてしまう部分は結構あった。
依存先や執着するものの分散は大事だと改めて思った。

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2026年03月06日

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衝撃的な結末でした。
寝不足で目を擦りながらも、読むのが止まらず、2日で読み終えました。

執着は人を変える。恋愛も、独占欲も、人を変える。
茂実も被害者の1人でしょう。
"あの人"がいなければ、別の人生を歩めたのかもしれないのに。
登場人物全てに、人としての儚さを感じました。

果たして"彼女"は幸せだったんでしょうか。

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2026年02月25日

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盲目的と作品名にもある通り、感情的な恋愛、友情が描かれた一冊。ラストはまさかの展開で衝撃だったが、少しメンヘラチックな内容だった気がする。

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2026年04月18日

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ネタバレ

後半どんどんえげつない展開になっていくのにページをめくる手が止まらない、、星近と出会って変わっていってしまう蘭華、その蘭華におぞましいほど執着するるりえ、この2人別々の視点で物語が読めるのが面白かった!ほんと幼い頃とかに経験した出来事ってその後の人生を大きく左右するんだな

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2026年04月16日

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題名の通り、盲目的な恋と盲目的な友情の話。展開は見えちゃったけど、読みやすくて一気に読んだ!そして私は恋にも友情にもここまでは執着できないなあと思った。
私はあくまで自分が1番大切だから、私が蘭花だったら茂実が変貌しちゃった時点でアウトだし、私がるりえなら蘭花が自分の言うことに聞く耳持ってくれなかった時点でアウトだからなあ〜
でも不思議なのが、きっと蘭花もるりえも自分を客観視できずに、周りの声が聞けなくなってるっていうところをみると、自分が1番大切っていう部分は私と一致してる気がしてて、なのにこんなにも選択が変わるのは不思議だなあと思った。

執着って色んなことが理由で生まれると思うけど、例えば過去の経験とか、コンプレックスとか、家庭環境とか、、、?私ももしかすると無自覚に何かに執着してないか気になった。うーん、思いつかないけどたぶんこういうのって自覚はないもんだよね、それとも自覚しないようにしてるのか??

ちょっと考えてみよっと



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2026年04月12日

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初、辻村深月本。
女って怖いですね。
まだ、面白そうな作品がありそうなので、辻村作品を読まさて頂きます。
26/04/09 19冊目

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2026年04月10日

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短い。
半分半分で恋と友情になってるのが面白かった。
恋と友情どっちを取るか、

蘭花にとって茂実は初めてだから夢中になってしまうのも共感できた、
5年も付き合ったって、そうなりそうで。

友情はどろどろしすぎてた、

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2026年04月08日

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執着まではいかないけどついつい盲目になって周りが見られてないときあったなあと今までのことを思い返して反省したりした

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2026年03月24日

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一定期間(大学入学〜卒業して数年)の出来事を2人の目線から書かれたもの。もちろんそれぞれの過去の出来事も。

どちらにも感情移入しきれず。
解説にあったように、るりえの様に一度でも嘲笑された人にしか分からない後向きな思いもわかるし、学生の頃は恋愛経験がマウントの一大要因であったり、なぜか友達の出来事が自分の自信になったり(こんな人と友達!的な感覚)すっごく分かるんだけど、こんなに拗らせなくてもいいのに〜とも思う(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)

バランス感覚って大事だなぁと思った本でした。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

女性の心の機微を、これほどまでに残酷かつ緻密に描き出せるのは、やはり辻村深月さんしかいません。
恋に落ち、あるいは友情に縋り、少しずつ自分という輪郭が溶けて壊れていく描写があまりにリアルで、読んでいて息が詰まるような恐怖を覚えました。「盲目的」という言葉の裏側に隠された、執着とエゴの正体。自分を壊してでも誰かを求めずにはいられない人間の業を、まざまざと見せつけられた衝撃作です。

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2026年03月24日

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