【感想・ネタバレ】盲目的な恋と友情(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめは単なる恋愛小説かと思っていたのに、最後の展開があまりに衝撃的で、読み終わってため息が出た。
別作品も読んだけれど、人間の虚栄心や自己愛、歪んだ執着心といった複雑で繊細な感情の描き方があまりにも上手いと思う。文章も難しすぎるわけではないのに、美しくて読むのが心地よい。蘭花の凛とした美しさが想像できるような文章だった。ミスリードからの、真実が明らかになる瞬間までが怒涛すぎて。登場人物たちの心情が強く関わっているから絶対にわからないだろうと思うのに、ほの暗い執着心に妙に共感してしまったりもした。傲慢と善良に似通う部分もあったように感じた。恋のパートも友情のパートも、出力は違っても根底には執着と支配欲があるように感じられた。すごく好きです!

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

話の進め方と、全ての結末にあっぱれである

蘭花と留利絵
それぞれの視点からみて初めて見える景色

最後の最後まで目が離せないとはこういうこと
全ての結末に向かって
全てが描かれていたのだと

スッキリともどんでん返しとも違う
なんとも言えないこの気持ち
腹の底から湧き上がる
えぇ、、、、!!!という気持ち

今まで脳内で再生されていた全てが
事実によって現実に塗り替えられていく

そして、素晴らしいタイトルの回収である
盲目的な恋と友情

なにが恋で、なにが友情で
それぞれがそれぞれに盲目的であるこの作品

でもきっとそれは
決して本当の恋ではなくて
そして、きっとそれも
本当の友情ではないのだろう

でないと
この結末にはならないはず

そして、私はハッとさせられた

留利絵の言葉に
"恋の前に友情は蔑ろにされても良いのだろうか"
(意訳)

実は私もそう思うたちである

彼氏彼女がいない間(都合のいい時には)
寄ってきて、友だちのふりをして(これは少し言葉が強いが)
でも、意中の相手を手に入れて順風満帆な生活の時には、私のことなんてどこ吹く風
そんな人、あなたの周りにもいないだろうか

そして
恋や、恋愛は、ふたりで向き合ってこそ
のものであるから
私の思いの方が重い、だったり相手が自分のことをあんま考えてくれないだったり
思い、想い、さして言えば、重い、
と気持ちの重さを話題にできるが

なかなか友情に関して
"私はあなたのことこんなに大切に思ってるのに、なんであなたは、、っっ!!!"
だなんて、友だちには言えないのである

さすれば
今の時代、ただの重い友だちになってしまう

ここがむずかしい所だよなと思うのである
私も友だちへの愛がわりかし重いタイプなので
気をつけようと思った笑

そして
あの留利絵の選択は
どんだけ蘭花のことを思ってたことが
それまでにこちらに伝わっていたとしても
(それが留利絵の異様な執着であったとしても)
最後の選択によって
彼女の蘭花への友情の気持ちは、ただの友情だけではなかったことが露呈する
(結局、自分自身と蘭花と比較や他の友だちとの関係値も含めた、妬み嫉みの1種??)

でも、そこで彼女自身もハッとする
"私も連れて行って"と

あの2人は
それぞれがそれぞれで
少しずつおかしかったんだと思う

おかしい、なんて言葉に勝手にしてもいいのかとも思うが、このおかしさを誰もがもっているものでも
あるとも思う


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2026年09月09日

Posted by ブクログ

多分誰もが一度は経験したことある盲目的な恋愛と執着
内容がすごいリアルで本当に読んでよかった。
友人関係ものめり込むと盲目になることもあるんだなと

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2026年09月07日

Posted by ブクログ

はい、こういう執着とか依存とか大好物なのでね。
ここ最近読んだ本で確実に一番早く読めた。
周りからあの男はやめとけと釘を刺されてもどうしようもなく好きだったり、私があの子の一番になりたいという独占欲だったり、全ては共感できなくてもどうしてもその感情に心当たりがあって心を掠めてしまう。コンプレックスで悩んでいたり人間関係苦手な人程ブッ刺さる作品(かも)。少し解釈違いがあって評価迷ったけどここは自分の心に素直になって。万人受けはしないだろうけど私の好みど真ん中な作品でした。表紙と題名も好みです。

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2026年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恋パートを読んでいた時は、ダメな男に振り回される可哀想な女の子と友達のために人殺しも厭わない狂気を感じる友達の話に映ったが、最後、茂実を殺害したのが「留利絵」ではなく「蘭花」だった、という真実が明かされて、話の意味が反転した。

結局己の気持ちに貼ったラベルが「恋」か「友情」かが違うだけで、蘭花と留利絵は本質な部分で似た人となっている。「自分自身の価値を他者との関係から見出す」という部分でだ。

蘭花は、「才能ある若き音楽家、茂実星近の彼女」として、
留利絵、「綺麗で賢い一瀬蘭花の親友」として自分を定義している。
別にそれを誇りに思うのは問題ないが、問題は自分から価値を見出せる要素がそれしかいないことにある。

一つのことに全てを捧げてきた人間は危うい。自分のアイデンティティを一本の柱が支えていて、それが崩れたら自分という人間そのものが崩れかねない。そして人間は、それを防ぐためならなんでもする。

アイデンティティの崩壊を迎えた人がどうなるか、それを見せたのがまさしく茂実だ。業界から干され、嘱望される音楽家という柱をなくした茂実は衰えていった。自暴自棄になり、死にたいとまで思った。それほどに自分を支える柱が崩れるということは恐ろしいことなのだ。

蘭花も留利絵も相手を愛していると、親友だと思いながらも、最終的にその相手に害をなす選択をする。蘭花は茂実を殺害し、留利絵はそんな蘭花を告発した。どちらも一人の人間に妄執する点では全く同じで、歪だ。盲目な気持ちは、盲目ゆえ感情を向けていた相手さえも視野から消してしまうのだ。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

執着するのは自身の欲の所為。その通りだと強く思う納得感のある話だった。
恋と友情、主語を変え深く関わっていると考える人への感情の向き方で関係性の名前は変わる。友人にもある話だが友情としてはいいが恋愛が絡むと厄介に...と言うのはこうゆうことかと。人は何かしら誰かしらには依存していないと生きていけないのだなと改めて痛感させられた。これから自分もどう生きていけば良いのか見直す必要がある。

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2026年09月06日

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めちゃくちゃ面白くて読む手がとまらなかった。
ダメな男にハマる気持ちも、一人の女の子に執着してしまう気持ちもどちらも経験あるからささりました。

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2026年09月02日

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やっぱり裏切らない辻村先生。

非常に面白かった。
タイトル通り盲目的な二人の狭い視野で語るダークな世界。

これほどまでに人の心は他者により振り回され、世界が天国にも地獄にもなりえるのかというドラマチックな小説だった。

盲目的な恋愛って結局面白いよなあ、、わかる、、でも若い時だけでいいよね、、って過去の恋愛を振り返って共感した。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

盲目的な恋と盲目的な友情
前半は、蘭花の恋の物語。
母が元タカラジェンヌというお家で育つ、華やかなお家のお嬢様。蘭花の恋人の茂実は、有名な指揮者だけれど指揮しかできないため、注目されている時は仕事はあるけれど、注目されずコネもなくなると一気に仕事がなくなり、立場も崩れてしまう。
そんな蘭花が恋愛に溺れていくが、茂実の裏切りによって終わりを迎える。この2人の人間模様はなんとも悲しい。

後半は、蘭花の友達、留利絵の友情の物語。
留利絵は、画家の父を持つ4人家族で、2人姉妹の次女。姉は美人で誰からも必要とされ認められている。それに比べ、自分は美人ではなく、父に認められず歪んだ認知を持って成長してしまう。
蘭花を独り占めしたい気持ちがあり、そして恋愛ができず友にのめり込んでしまう。

どちらにも、
自分を1番必要としてほしい
認められたい
誰よりも目立ちたい
自分を1番好きでいてほしいと
特別視してほしい

こんなふうに欲がある。
かなり人間のダークな心理状態を描いた作品で、こんなにも細かく表現されているのが素晴らしいと思う。

盲目的な恋は、よく聞くことで知っているなと思っていたけれど、盲目的な友情にこれまで気が付かなかった自分がいた。
確かに、盲目的な友情に囚われている状況を第三者から見ることがある。
その方たちが少しでも別の世界もあり、楽に生きられたらいいのにと思う。

女性に向けた、鋭い視点での人間模様を描いたメッセージが込められた作品でした。

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

盲目的になってしまうと傲慢になってしまうのではないかと考えてしまった。留利絵の思い込みや幻想は怖かったが愛と友情、周りが見えなくなると怖い。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

恋は盲目ー。
そして友情も盲目になると、人間関係の難しさを改めて感じた。

今までの生活経験と体験から人格は形成されていく。高美な生活を送ってきた蘭花、コンプレックスと周囲の評価を気にしてきたるりえ。

盲目になると、視野が狭くなると、を問いたこの作品は心に響くものがあった。

しかし、しかし、最後は後悔のない様子もあり自身の心情と他者の目線の対比もおもしろい…。辻村作品ありがとう

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2026年08月11日

ネタバレ 購入済み

面白い

一気に読んでしまった。なんとなくこうかなと予想はついたけれどそれでも面白かった。女の執着がすごくリアルで文章に引き込まれてしまった。ザラザラした終わり方だがそれでも潔さを感じた。好きな人は好きな感じだと思う。

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2022年05月04日

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ネタバレ

見方によって真実が異なり、
なんというかリアルさみたいなところが描かれており面白いはんめん、重くはあります。。

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2026年09月13日

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面白かったー。
前半で、色々分かっちゃったかも!と思ったのに、後半で、こうくるかーの連続でした。
一気読みでした!

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2026年09月09日

Posted by ブクログ

辻村深月さんの本を読むたび、自分が過去に経験した小さな苦い思い出と紐づくような気がする。

今回、蘭花、留利絵、美波、性格の全く違う3人の女性が登場する。
誰に同情するか、誰と自分を重ねるか、読む人によって全く違う感情を抱くような気がした。

私は、留利絵だった。

人から愛されていると心から実感できないからこそ、親友の蘭花にとって「一番」であることに執着してしまう。でも蘭花にとって留利絵は、あくまで友人のひとりでしかない。

それがとてつもなく切ない。留利絵は蘭花の一挙手一投足が気になってしまう。
美和のように快活に生きられたらどれだけ楽だろう。

一方の蘭花は恋に盲目で、友人がどれだけ言葉を重ねても届かない。
相手の一番になりたい留利絵と、恋人しか見えなくなっている蘭花。そのどうしようもないすれ違いが、読んでいて苦しかった。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

盲目的とは、周りを見れているような大人びた子でも、自分と相手との1体1であると構わず自分と相手の世界中心になってしまう様子が狂気であり、面白かった。

ダメな男にのめり込んでしまう、純粋で可憐な女の子が、少しずつ彼に熱中していく様子がとても生々しい。幸せな時間は束の間で、そこから綻びが生まれ、一気に転落していくスピード感も印象的だった。

だからこそ、周囲から何を言われても「女々しくてもいいから、まだ続いていたい」と嘆く蘭花を見ていると、「もうやめたらいいのに」と、少し据えたような気持ちになってしまう。

客観的が良い点で上げられていた蘭花が相手へ熱中していく様子をリアルに描けているのがすごいなと感じた。

そして友情の留利絵パートへバトンが繋がれるとまた視点と印象が変わるのもすごい。

蘭花のことをずっと傍で見ていた留利絵には、逆に私も少し共感できる部分があった。

私にも「親友」とはまた少し違う、特別視している存在がいたなあ、と思い出していた。別に付き合わなくてもいい。ただ、できるならずっと傍にいて、一緒にいられたらいいのにな、と思うような特別な存在で、

だから、留利絵の気持ちは少し分かる。

ただ、留利絵の「じゃあ、私に感謝してもいいんじゃない?」という傲慢さは、どうしても好きになれなかった。

私なら、「私と一緒に幸せになろう」よりも、「相手が幸せなら、それが私にとっても嬉しい」と思える関係でありたい。相手の幸せの隣に、必ずしも自分がいる必要はないと思うから。

そう考えると、私自身も過去の経験を通して、少しずつ「盲目的ではない」人との付き合い方ができるようになったのかな、と思った。

相手のために、相手を「好き」と思う気持ちが一方的に注がれていく苦しさと危うさをすごく感じられて、どの人間関係にも当てはまるんじゃないかなと感じました。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

前半は悪く言えばよくあるダメ男に依存する女性の話で、後半は自分のコンプレックスから執着してしまう女性の話。

最初はただの純粋な恋愛だったのにいつしか身を削り相手に依存してしまう危うさがあった。だんだんと男性自体の魅力は減っていくのに依存してしまう。依存されてもむしろ嬉しくなってしまう。典型的な共依存。

盲目的な友情は幼少期のトラウマが大人になっても大きく影響することはよく知られているが心の距離がおかしくなっていきいつしか周りにしか価値を見出せなくなってしまう。

人間っていつしかしてあげたことのお返しがないと不平不満が募っていく生き物。それをここまでどす黒く表現できるのはさすがとしか言いようがない。
辻村作品は女性の解像度が高いという感想だったが本作は男性の解像度も高くてなかなかにいいクズ男っぷりだった。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤で一転してそういうことか〜と思って読み進めていたら終盤にまた一転。そう単純な話ではなく、色々考えさせられました。どうしたらみんなが幸せになれたのか...考えても答えは見つかりません

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

恋と友情
実は指揮者の茂実を殺したのは蘭花だった
留利絵が蘭華を友達としてではなくステータスとしてほかの友達にも嫉妬

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2026年08月31日

Posted by ブクログ

最後のひとひねりがよく効いた面白い展開。留利絵の描写痛々しすぎる…取り巻きが大人が故尚のこと…蘭花にも留利絵にも1ミリも共感できずあまりのめりこめなかったが1日で読み終わってしまったので読みやすくはある。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

結婚式スピーチの話が印象的だった。数少ない友人に固執してしまったり、些細な事をずっと覚えていたり拠り所にしたり、多く持つ者からは想像し難い執着心が書かれているので持たない者には効く。
恋の盲目も痛々しい。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

始めは多感な時期のよくある恋愛ものだと思った。なんだか登場人物にも感情移入できないし…と思っていたが、後編の『友情』に入る頃にはすっかりはまっていた。
視点が違うだけで見えているものが全然違う。タイトルの盲目的が効いている。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の最後まで、1章の終わりで分かったような内容かと思ったが、まさかの想像と違う結末だった。るりえが前日に携帯を送ったことに、彼女に想像以上に執着し、海外にも行かせない行動に驚いたし、恐ろしさと共に面白さを感じた。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

特に女性の場合、容姿の美醜によって人生の難易度が変わってくるよなー、と改めて思った作品。
瑠璃絵には同情できる部分もあるけれど、プライドが高くてなかなか面倒そうな子だなとも思った。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

誰かの1番になりたい気持ちはもの凄く分かる。
嫉妬や羨む気持ちは度が過ぎなければ人間らしさがある。

恋人への、友人への心情がリアル過ぎて怖い。

でも最後のオチは嫌いじゃない。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

執着がすごい。
感謝はないのかと、私がしてやったことへの感謝はないのかと、彼女が思っていることにぞっとした。
最初は軽い恋愛の話からスタートして、どうなっていくんだろうと思っていた。
最後、警官から同行してくれと言われた彼女が笑う。
笑った理由を色々考えてしまう。
すごい、また読む。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

登場人物全員にイライラしてしまったけどわたしも周りなんも見えずに欲に忠実に突っ走ってたこと何回もあるからなんとも言えない気持ちになった!特別になりたいし優越感に浸りたいよね

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

てっきり恋人を殺したのは友達かと思ったのにあなたなの?!ってなった。
しかも通報した理由がそういう理由かっ!と最後まで読んでびっくり

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

辻村さん独特の目を背けたくなるような心理描写が一番印象的でした。
初めての彼氏や親友となる相手が刺激的で危うい人であればあるほど抜け出せなく周りが見えなくなってしまうみたいなことは人間関係の中でよくあることだと思う。どうして自分にとって一番大事にするべき人すらも見えなくなって傷つけてしまうのかしまうのか。
必要とされたい、大事にされたい、注目されたい、評価されたい、などの他人からしか得られない欲求は誰もが抱く感情だと思うけど、それが強くなり過ぎた時に人は大きく道を踏み外して自分では気づかないうちに盲目になってしまうのだと思いました。

本書は題名の通り、恋と友情に対して盲目になってしまうお話で、恋愛だけではなく友情も同じように人を縛ったり執着させたりと、友情と恋愛は別物のようで何か近い物があるような気がしました。凄くおもしろかったです。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

帯の大どんでん返し!の文字に惹かれて購入。
ミステリー要素はあるけどそれメインの小説ではない。
人間(おもに女性)のどろりとした感情描写にぞくり。ひやり。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

蘭花と留利恵、二人の視点から描かれる物語はあまりに濃くて、読んでいる間中ずっと心臓がどきどきしていました。

自分の都合のいいように正当化してしまう視野の狭さ。それは単なる「若さ」や「未熟さ」といった言葉では片付けられない怖さがありました。
まさに『盲目的な恋と友情』というタイトル以外ありえない作品だと思います。

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2026年09月01日

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