クローバーナイト

クローバーナイト

825円 (税込)

4pt

小さな会計事務所で働く鶴峯裕(つるみねゆう)は同い年の妻・志保(しほ)と共働き、4歳の長女・莉枝未(りえみ)ともうすぐ2歳になる長男・琉大(りゅうだい)を保育園に預け、バタバタの日々を過ごしている。そんな鶴峯家に、ママ友、パパ友から子育てにまつわる難題と謎が押し寄せる! そして事件はとうとう鶴峯家にも――。裕は数々の謎を解き、育児の問題も解決して、家族の幸せを守れるのか!?

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クローバーナイト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月21日

    産前、米澤穂信の日常ミステリーと辻村深月作品を読み漁っていた私にとっては、産後に読む一冊としてぴったりの作品だった。子育てというシチュエーションでの日常ミステリーは新鮮で、且つ女性同士、親子間のいざこざや嫌ーな気持ちになる事細かな心理描写も交えられており辻村深月節全開でとても面白かった。
    VERY掲...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月10日

    働き方改革?の元に、中高生になった子供達と過ごす時間が増えました。ただ試験期間で早帰りしてきた子供達は、当直明けてソファでゴロゴロしながらからんでくる父の姿に何を思うか…。主人公みたいに子育てで、活躍したいものです。

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    Posted by ブクログ 2023年07月27日

    辻村深月のクローバーナイトを読みました。

    裕と志保の夫婦そして四歳の莉枝未、二歳の琉大の四人家族の物語でした。
    裕は小さな公認会計事務所に勤務、志保は子供用の肌着メーカーを立ち上げて三年目、忙しいながらも二人で子育てを続けています。

    そんな二人が見聞きする保育園や幼稚園でのママ友トラブルがミステ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月24日

    現代の保活、子育ての実情、親やママ友との関わり方など、様々なトラブルをどう乗り越えるのか、考えさせられる作品でした。
    夫婦仲を大事に、家族を最優先する主人公の姿が素敵でした。

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    Posted by ブクログ 2022年11月20日

    子育てにはそれぞれの正義があり、常識があり、「こうすればいいのに」「なぜそんなことで悩むのか」などと第三者がとやかく言えることでもないのだろうと思う。
    それぞれの家族での正解らしきものを見つけ、あとあとそれを「正解だった」と言うことぐらいでしか安心できないものでもあるのかも。

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    Posted by ブクログ 2024年04月09日

    お受験、ママ友、保活、実母との衝突。子育てをしていると実際によくある問題。それがリアルだが少しミステリー感もある形で描かれている。
    実際に子供がいる私にはとても読みやすいが、「そんな世界も本当にあるのかなぁ、、、、」と自分と比べ、別世界を覗いているかのような気分に。
    本当にその渦中にいる人としては当...続きを読む

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    購入済み

    匿名 2023年11月25日

    待機児童と問題になってるのをTVでよく見ましたが
    フルで働く家族の大変さがよく分かりました。
    ラストの方の噛み合わない感じは、すごく辻村美月さんらしい表現の仕方で、焦ったいような歯痒い気持ちが伝わってきました。流石です!

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    Posted by ブクログ 2023年07月10日

    ☆4

    核家族の子育てを題材にした5編の日常ミステリー。

    久しぶりに辻村さんの作品を手に取ってみました。
    現在、子育ての真っ最中なので、共感出来る部分もたくさんあったのですが…保活やお受験の凄まじさにはかなり驚いてしまいました!(そこまでしないといけないのかと恐ろしかったです…)

    子育て中のママ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月04日

    ホカツなんて言葉は昔はなかったけど、保育園に入るのってこんなにも大変なんですね。小学校受験の為の幼稚園選び、セレブ幼稚園のお誕生日会、読んでいて今のお母さん達の大変さを痛切に感じました。共働きが当たり前の時代、主人公である鶴峯夫婦のように何でも協力しあっているなら乗り越えられますね。4人家族を守るナ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月24日

    面白かった。登場人物は母、父、娘(4歳)、息子(2歳)の4人家族で、イケダン(イケてる旦那さま)の父目線で話が語られる。
    主に保育園や、ママ友たちなど、子供にまつわる話で、現実味があってありそうだなというエピソードが面白く書かれている。
    父目線だからかちょっと俯瞰した目線だなと思うが、それもまたこの...続きを読む

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