この夏の星を見る 上

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902円 (税込)

4pt

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。

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  • この夏の星を見る 上
    902円 (税込)
    亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
  • この夏の星を見る 下
    902円 (税込)
    コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。 哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。

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この夏の星を見る 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コロナ禍で全国の高校生や中学生がオンラインで天体観測コンテストをやろーぜという話。
    主に3つの団体の視点で物語は進んでいく。上巻の最後には柳くんたちの所属する高校も参加し、より物語に広がりが出ることが期待される。

    自分はコロナ禍の時は大学生だったためある程度自由はあったが、高校生中学生だとそうはい

    1
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    茨城、東京、長崎の中学生や高校生がコロナ禍で各々悩みがある中、スターキャッチコンテストをきっかけに知り合ってリモートで徐々に打ち解けていくのが初々しくていいなと思いました。
    天体観測はやった事がないですがプラネタリウムは何回か行った事があり、星には少し興味があったので実際に天文台に行って星を見てみた

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    モヤモヤだったり諦めを抱えながら過ごしていたあの時期をどうしても思い出し苦しくなる。でも、嫌だったけどあの状況だったから気づけたことがあったよな、とも思わせてくれるお話だった。辻村先生の描く10代の解像度の高さも凄い。そんな閉塞感のある状況のなか、住んでいる地域も学年もバラバラの学生達が"

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    目次に各人物の似顔絵が載っているのが、単行本と違って最大のメリットと感じます。それぞれイメージしやすいです。今年に読みましたが、コロナ禍を過ぎていても当時を再体験するというか、自分も似たようなことをしていたなとか、こんな人もいたのかも知れない、と思わせるリアリティの深い作品です。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

     あらすじをあまり知らないまま読み始めたけれど、これは凄い!ワクワクして来ました。亜紗が綿引先生と出会うことになる、ラジオの投稿場面がとても好き。
     引き続き、下巻へ向かいます。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍。
    緊急事態宣言と共に色んな物事が制限され
    ひっそりと静まり返った都内を思い出す。

    中高生たちの制限された生活。
    家の事情、大人たちの判断、委ねるしか無い

    下を向いていた気持ちが
    星を見つめて、距離を超えて、上を向いていく

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    もう過去の話みたいになっているけど、コロナの頃の重苦しい世情が随所にまぶされた青春物語。

    中学生、高校生、先生たちがオンラインで一堂に会する場面が心に残りました。星と全く関係ない話をしだす真宙と小山。

    そして宇宙飛行士花井うみかの言葉。

    中学生、高校生がこのあとどうつながっていくのかな。下巻が

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    こんな部活やりたかった。登場人物みんなが、コロナやいろんなことで悩みながら、でもスターキャッチコンテストに向けて、みんなで試行錯誤して前に進んでる、そのワクワク感がうれしい。
    登場人物それぞれが、他の人の仕草や言葉に気付き、思いを馳せられるのが魅力的です。
    そして宇宙飛行士の人のメッセージ「もし、そ

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

     初めて辻村さんの本を読みました。
     様々な地方のコロナ禍の学生達の物語です。舞台の一つである茨城県立砂浦第三高校の天文部では、毎年行っている他校と合同のスターキャッチコンテストがコロナの影響でできなくなってしまいます。しかし、スターキャッチコンテストに興味を持った東京都渋谷区立ひばり森中学校の理科

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    思い出すな、コロナ禍。我慢して我慢して、みんながピリピリしていて、緩んだ行動をとるとソッポを向かれ・・・
    私は大人だから、ストレス回避の能力はあっただろうし、影響は小さく留められたかもしれない。子どもは、学校に行けない、部活できない、遊べない。つらさを誰にも吐露できなかった子どもは、しんどかったと思

    0
    2025年09月05日

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