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コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。 哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
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Posted by ブクログ
(上)に続きそれぞれの学校で中学生と高校生がスターキャッチコンテストに向けて話が進んでいきました。 5年位前の出来事ですがコロナ禍では人と接触するのも気が気ではなく、世界中でかなり大きな影響があった事を思い出しました。 自分はその頃から社会人で働いていましたが学生達は部活の大会や修学旅行、文化祭等の...続きを読むイベントも制限されて学生時代の思い出を沢山作りたい時期にパンデミックが起きてしまい楽しみにしていた学生達にとっては悔やまれると思います… ですがこの物語ではコロナ禍だからこそオンラインでスターキャッチコンテストを行い、各学校でリモートで会話してお互いの事を知る事ができて仲良くなれたのかなと。 星座や望遠鏡にも興味をそそられる内容で望遠鏡の知識は皆無なので種類は全く知らなかったのですが望遠鏡に興味を持って調べたら屈折式望遠鏡や反射式望遠鏡等色々な種類がある事を知りました。 星座や宇宙の事もネットで検索したりそういう分野の本を購入してもっと知識を深めてみたいなと思いました。 自分が学生の頃はやりたい事が漠然としていたのですがこの物語の学生達は皆自分のやりたい事や意見をしっかり持っていて立派だなと…!スターキャッチコンテストを経てさらに成長できたのかなと思いました。
あの頃、これまでに誰も経験したことのない事態の中でもがいていたのは大人も子どもも同じだった。人と距離を取る風潮の中、リモート会議を駆使して全国で繋がっていく天文部の生徒たちの姿は希望そのもののように感じ、スターキャッチコンテストの次の目標を定め、さらに輪を広げていく姿に背中を押されるような気がした。...続きを読む それぞれの進路に旅立っていっても、「あの時ああやって繋がれてたんだからこれからも会えるよね」と笑い合える彼らの姿がとても輝いてる
各地の若者たちや見守る大人たち、それぞれの関係、友情や家族との関係も心地良い。 星に詳しい友人からの情報で、自分もISSらしきものの光を垣間見たことがあるけれど、また機会があったら確信を持って見たいものだ。 凛久同様、望遠鏡の視野に「星を入れる」という言い方が好きだ。 今すぐ夜空を見に出たく...続きを読むなるお話だった。望遠鏡も欲しくなる…。
茨城、五島、渋谷それぞれでいろんな出来事が起こる中、それぞれが悩みながら、思いをぶつけながら前に進んでいく。そしてまた遠くのみんなと繋がっての観測会。臨場感あふれる描写で一緒に参加してる気になるほど、ワクワク。一年後の夏、またたくさんの仲間と一緒に星が見れて良かった。 コロナの中だけど、コロナだから...続きを読むだったかもだけど、遠くのたくさんの仲間と、同じ星空を共有できたことって、素晴らしい。 私の今は、今しかない。もう少ししたら、なんて待ってられない、というくだりが印象的。 青春じゃなくたって。今しかないをかみしめて、後悔しないよう楽しんで。 自分もこんなふうに生きていこうと思いました。 そして、星を見るのが好きだった自分を思い出しました。
本来ばらばらの場所にあるはずの星を、地球という一点から見て、つないでいくと星座になります。 中学生、高校生も、別々の場所にいて、それぞれの事情もいろいろ。そんな彼らが星を見るために、ISSを見るためにつながっています。 そしてそれを陰で支える大人がいる。そんな大人でありたいものです。
泣く本ではないと思っていたのに、気づいたら涙が、それも何度か溢れていました。 コロナ禍、、これ以上何も失いたくない、奪われたくないという思い、一方、悪いことばかりではないという思い、何より楽しもうという思いが。前向き三段活用的な、まあそうとでも思わないとやってられん!ですよね。 コロナ禍となったか...続きを読むらこその状況があり、それにしっかり向き合って考え、対応方法をひねり出し、またその交わりの中でさらに成長してる。子どもの可能性は∞だな。 そんな風に、子どもを導ける大人になりたい。
ついにスターキャッチコンテストかと思っていたら思いの外あっさり終わり、クライマックスはISSの観測だった。厳しい制限の中でできること、やりたいことを詰めていった結果、自分たちの世界を広げていく中高生たちが眩しくてしょうがない。惰性で部活をしているだけで記憶に残る学生の夏にこんな経験をしたら堪らない思...続きを読むい出になるんだろうな。 宇宙飛行士の花井さんが言っていた通りそれぞれが自分の好きや興味、好奇心を携えていた。それは宇宙への興味だけでなく、異性への恋心、家族愛、昔からの幼馴染との友情、きのこなど多岐にわたるがそれぞれを大切にするという心持ちを覚えた彼はきっとこれからも輝き続けるだろう。 そんなふうに感じさせてくれた一冊だった。
『スターキャッチコンテスト』開催〜終了後の彼らの話。 新型コロナウイルスが蔓延した当時を改めて振り返ると、自分たちの『好きなこと』ができなくなり、悶々と送らなければいけなかったあの日。わたしたち大人だけじゃなく、一番辛かったのは子どもたち。新しい経験を得られる時期なのに、すべてがなくなるもどかしさ...続きを読む…。(上下巻ともども)ところどころ新型コロナウイルスに罹患した人の話もでてくるが、忌避反応もこの時期にあって、自分が罹りたくないからって人を避けるっていう表現も心苦しい場面もあった…。 この物語の下巻では、いろんな『好き』も見られた気がする。人・物事・街・そして星。すべて『縁』としてつながりひろがっていき、みんなが持ってる『好き』を壊したくないなと願いながら…。こういう体験をする時は、本当にそわそわ落ち着かなくて、こんな時期だったからこそ好きなことがやれるとワクワク感が止まらないんですよね。 このコンテストがきっかけで、茨城・東京・長崎から日本全国に広がる、たくさんの『好きなことができる』日本全国の学生たち・社会人たちの温かみのある世界を体験できた物語だったと思います。できなかった経験・体験をこのコンテストで実感して欲しい。 そして自分の『好きなこと』や『好奇心』を持つことは人生にとって大事なことで貫いていきたいなと。
映画を観てから原作を読んだ。 どちらもよかった。 原作は心理描写が丁寧で、登場人物の心理により近づくことができた。 中高生もそれを取り巻く大人たちもいい人ばかり。人間の持つ善性にあふれた爽快なストーリー。儚くて切ない青春のキュンとくる場面も多く、心に沁みた。 おとぎ話みたい?夢見る少女マンガみ...続きを読むたい? いいじゃないかそれで!お話の中だけでもせめて! と思った。 映画は時間の制約もあり、ロマンチック青春要素を抑えめにした、同時代を生きる仲間の物語という面にフォーカスした感じだった。 この全部載せの原作からその世界を編み直してまとめ上げたことに改めて感動した。
スターキャッチコンテストの本番のことや翌年のこと、まだコロナ禍前のことなどいろいろな場面が書かれており、楽しく読むことができた。大人も初めて直面するコロナ禍を中高生たちはどのような思いで過ごしてたのかも少しわかった気がした。うみかさんの好奇心をもってそのまま大人になってというメッセージが再び出てきた...続きを読むとき、胸が熱くなった。
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辻村深月
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