あらすじ
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
感情タグBEST3
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下巻では、コロナ禍の制限された生活の中ではあるものの、それにより出会うはずのなかった人達と出会い、離れたところに住む人達と一緒に天体観測に没頭することに幸せを感じていた描写が良かった。
特に、新しい生活様式でもがく中高生達を影で支えつつ、中高生達が自分たちで考えて動いていた所を目の当たりにした時、大人の子供たちに対する愛が感じ取れた。
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コロナ禍を過ごすことになってしまった中高生たちのお話。
この作品のタイトルから『夏が終わるまでには絶対に読みたい』って思って読み始めたんですけど、『夏』だけのお話ではなかったですし、『星』だけのお話でもない素晴らしい作品でした。
登場人物はみんなすごく魅力的。
出てくる学校も先生含めてすごくいいなって感じました。
その中でも個人的に自分は長崎の武藤くんの気持ちや行動にものすごく共感してしまいました。
やっぱりそうなってしまいますよね^_^
ものすごいパワーで世界を掻き回したコロナウィルス。
本当に学校が9月開始になるんじゃないかって思った時期もありました。
テレビ嫌いになったのもこの時くらいから。
やたらに不安を煽るようなものが多くてしんどかったです。
この作品にも出てきましたけど、『濃厚接触者の濃厚接触者』ってありましたよね(^^;;
高校時代やコロナの時代。
色々なことを思い出させてくれるめちゃくちゃ素敵な作品でした。
ありがとうございましたm(_ _)m
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この著者の作品にしては、知名度が低いように思える。
読むまで知らなかった。
ところが名作。
ここまでストレートな青春に感動するとは、自分でびっくり。
「素晴らしい」とか「最高だな」とか、まっすぐな肯定の言葉がスッと入ってくる。
斜に構える気がしなくなる。
先生たちの、生徒を思う気持ちにも共感。
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自分では一大事だと思っていたことが他の人には大したことではなくて、そこから気づきを得る瞬間を見ることができて「青春」を思い出しました。
「コロナの年じゃなかったら、私たちはこんなふうにきっと会えなかったから。どっちがいいとか悪いとか、わからないね。悪いことばかりじゃなかったと思う」
抑圧された状況でも今できることに取り組んで、出会いや学びを得る姿に力をくれた本の出会いに感謝です。
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上巻からの続きで、生徒達の事もより深く分かりとても良かったです。
コロナ禍で制限が多い中だけど、そんな時だからこそ出会えた仲間の繋がりが素敵でした。
私も天体観測がしてみたくなりました。
辻村深月さんの作品は何冊か読みましたが、この作品が一番良かったです。
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原作を読むより前に映画公開時に鑑賞。「最高で、二度と来ないでほしい夏」というキャッチフレーズはとてもよくできていた。辻村深月をずっと追っかけていた中で、ミステリー要素のない青春群像はあまりなかった。うちの子供ももろにコロナ渦での休校、オンライン授業に当たったので、身につまされつつも、「かわいそうな世代かどうかは私たちが決めること」というのはうちの子供にも当てはまるのだろう。映画で描かれたスターキャッチコンテストのその後もあり、さらに前日譚も収録されてて、よかった。
綿引先生はずっと岡部たかしさんだった。
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コロナ禍での子どもたちの頑張りにも胸が熱くなりましたが、一番心打たれたのは大人たち(先生)だけのオンライン会議でした。このシーンが一番好きです。
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恋愛 友情 家族 いろんな関係性が上巻から変化していきました。この人にはこんな思いがあったんだとか、こういう背景があったんだとか段々と明らかになるキャラクターたちの性格が見れて面白かった。
一度繋がった繋がりを大切にしていく人物たちの様子が、良かったです。
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コロナ禍で3つの街を舞台にした天文学部の物語。
コロナ禍の状況を思い出しながらも、制限された中でオンラインのスターキャッチコンテストを通して学生達が成長していく。学生達それぞれにストーリーがあってめちゃくちゃ面白かった作品。
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よかった...!!電車で読んだので何度も泣くのを我慢した。この作品に出てくる子どもたちがみんな素直で、全員を抱きしめたくなる。大人以上にいろんなものを奪われて、やるせない思いをしたはずだけど、そんな子たちがそれぞれ過ごした時間までなかったことにはならない、そんな先生たちの言葉も良かったなぁ。きっと登場する生徒たちはこの夏の経験を大人になっても忘れないだろうし、その後の人生を生きる力にもしていけるだろうな。大人も子供も、絶対読むべき作品!
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コロナ禍で何も出来ない、仕方がない そう思っていた数ヶ月後には他県の人と星を観察していた。
どんな世の中でも希望はあるんだよ と教えてくれた作品、素晴らしかったです。
自分が高校生の頃はまだコロナが始まっていなかったけど、高校生の頃に読みたかった…。
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コロナ禍でたくさんの活動が制限されている中で、
できることを必死に考えて行動する学生たちの姿と
それを静かに支える先生方を見て胸がいっぱいになった。
コロナに負けずにできることを全力で楽しむ!
その強い思いが連鎖し、人の輪が広がっていく。
その様は星と星が繋がってできる1つの天体のようで、輝かしい青春そのものだなと。
心がほっと温まる素敵な一冊⭐️
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生徒の成長を見守る教師の姿には心打たれました。
コロナ禍の話と知り、つい最近の現実すぎる話に興味を持てず、自らは手に取らなかった本。
機会があり読み始めると、コロナ禍で起きた人間関係のリアルや、当時の規制の曖昧さ、終わりが見えない苛立ちなど描かれていて、当時を知る人が数年後読むと懐かしくもあり、知らない人にとっては歴史の教科書になると思った。このテーマで書くことを決めた著者が賢い。
それにしても自分の学生時代はTVや、SNS、恋愛、周りからどう見られているかが興味の全てだったから、もう少しまともな趣味を1つでも持ちたかった。学生の可能性を広げる本であり、自分の子供には中学生くらいで読んでほしい1冊。
五島の星空も見てみたいな。
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いや〜青春!
この一瞬の煌めきに全力投球な感じ、大人になった自分にはもう経験できないんだろうなあ。
爽やかで晴れやかな、とても良い青春小説でした。
メインのスターキャッチコンテスト2回目、せっかく参加校52校にまで増えたのに、規模に対して少しあっさり書かれていたのでもう少しじっくり読みたかったとも思いついも、各校の当日を迎えるまでのワクワク感、当日の高揚感、みんなで同じ空を見上げているんだという興奮が伝わってきて、激しい感動というよりは、じわじわと心に湧き上がってくるものがありました。
感動的な一文が印象に残るとかではなく、ストーリー全体を通して感動がある、そんな感じ。
亜紗と凛久みたいな関係、羨ましいな〜
第三者的には好きなんでしょ?付き合っちゃえばいいのに!ってもどかしく感じて恋愛に結びつけたくなってしまうんだけど、2人にはこれからもずっとこの関係でいてほしい。
夏も終わりかけだし雨続きという時期で、完全に読むタイミング間違えてて悔しい。
一緒に夏の星空を見上げたかった。
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仙台育英の監督が「青春ってすごく密なので」って言ってましたもんね。
ソーシャルディスタンスとかリモートでのコンテストで距離は離れていても、きっとすごく密な時間だったんだろうなと感じた。自分の好きなことを大事にしていこうと思った。とりあえず星を見たい。
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初めはなかなか読み進められなかったが、それぞれの登場人物の概要が終わってからは一気読みに近いほど面白くストーリーが展開していく。宇宙飛行士の、好きや好奇心は得意でなくても持ち続けて的な言葉が刺さった。
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星を通して、登場人物一人ひとりの思いが浮かび上がり、更には人と繋がることで行動出来たり、思いを共有することができる。出会いが諦めない気持ちを育んでくれる。この本を読んだ誰もが「自分の青春」を思い出すんじゃないかな。物語の登場人物一人ひとりに特別な青春がある様に、読者にも特別な青春があるはずだから。
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夏に読みたいと思っていた青春小説。
もうとっくの昔に青春時代を過ぎて当時何も打ち込める事がなかった自分からはみんながとても眩しく煌めいてみえた。
スターキャッチコンテスト開催で物語が終わるのかと思いきや、その後のことも。
コロナでは多くのものが失われたり奪われたりした方に目が行きがちだったけど、オンラインで遠くの人とも繋がったおかげで知らない事を知れたり、ことに得られたものも確かにあったと気付かされる。
先生が生徒の自主性に任せて見守り、いざという時にサポートしてくれるのが良かった。
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新型コロナの影響下、子ども達は出来ることを模索していく。
大人にとっては「ひととき」かもしれないが、彼らにとっての「今」は、二度とやってこないまさに「今」なのだから。それを青春と呼ぶ人もいるかもしれない。
応援するよ、若者達!
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上巻に続き、中高生のフレッシュで甘酸っぱい果実感を堪能できる辻村さんならではの作品。
それぞれ悩みを抱えながらも、夜空を見上げるという目的のために、踏ん張る生徒たちと、それを支え導く良き指導者たち。
学生の頃に読んだら、もっとドキドキしたかもしれない。
大人になった今、自分の「好奇心」を大切に育てていきたいと思った。
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コロナ禍の学生生活はこんな感じか…と
改めて感じることができた。
不自由なものも増えたけれど、オンラインのつながりなど、新しいつながりもあるのだなと感じた。
星の勉強をしたくなった。
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コロナ禍という異常な時代をテーマにしながら、非常に真っ当な青春小説。
学生達が、自らの「好き」や「やりたい」で動く姿、それを支えようとする大人の姿が印象的。自分だったら諦めて何となく時間がすぎちゃうんだろうなぁと。好きなことを貫こうとする子が多くて、大人からすると眩しい。
「向き不向きと好きが両立しないこともあるけど、好きを抱えたまま大人になってください」という宇宙飛行士さんの言葉が響いた。
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作中、宇宙飛行士の女性が学生たちに向けて「好きという気持ちを大切に」と語るシーンが、響きました。
大人になるにつれて、子どもの頃のように無邪気に何かに打ち込むことは難しくなり、どうしても「将来の役に立つか」という視点で物事を選びがちになります。けれど、もっと自由でいい。たとえ趣味であっても、自分のなかの「好奇心」を何より大切にしようと思わせてもらいました。
また、休部を申し出た円華に対し、顧問がかけた言葉も忘れられません。
コロナ禍という誰も経験したことのない世界で、「今はしょうがない」と割り切って諦めることもできたはず。しかし顧問は、高三のこの1年間は二度と戻らない、人生に一度きりのかけがえのない時間だからこそ、諦めてほしくないと伝えます。
彼らが「スターキャッチコンテスト」をリモートで開催し、かけがえのない経験や仲間を見つけたように。
この先どんな未来が待ち受けていたとしても、その時々で自分にできる最大限の選択をしていきたい、と強く思わせてくれる素敵な一冊でした。
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今思えばコロナ禍って色々狂ってたよな。会話の制限、マスクの強要、なぜか赤くなった東京都庁…
今だからこうやって笑い話にできるけど日々闘いだった。あの時を生きた高校生や中学生は青春を半分以上奪われたこたになると思う。それでも、そんな中でも星を見上げる、青春をする若者たちにはグッとくるものがあった。
ぜひ同著の「宇宙小説」も読んでみて!
Posted by ブクログ
上巻よりも面白かった。
星のことだけでなく、登場人物の家庭環境や思いが少しずつ明かされていく内容。
デクリネゾン を読んだ後だからか、すごく読みやすいシンプルな文章に感じた。辻村さんの小説はどれを読んでも、素直な文章で、心理描写も共感できる内容が多くて本当に読みやすい。
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Posted by ブクログ
2026.07.12〜07.15
異常事態が「普通」を特別なものにしてくれる。
コロナ禍から6年経った今、以前の生活昔に戻ってきたかもしれない。様々なことに耐えて、我慢して、諦めて、試行錯誤し、やっと、これまで、できていたことができるようになってきた。
それは、子供たちだけではない。大人だって、同じ。
「今」は、子供も大人も変わらず、「今」だ。
子供たちだけが、我慢したのではない。悲しい思いをしたのではない。
書評などで書かれているほど、感動もしなかったし、ちょっとモヤっとしながら、読んだ。純粋な心がなくなったのかな。
Posted by ブクログ
時はコロナ禍、東京、茨城、五島と離れた場所に住む中高生が天体観測を通じてオンラインで繋がり心を通わせて行く、青春小説。 登場人物は多めなのだけれど、さすが辻村深月さん、それぞれの生徒が持つ悩みや事情もしっかりと描いているので、これ誰だっけ?と混乱することもなく、楽しく読めました。コロナ禍の学生の戸惑いも、高校生の甘酸っぱい恋愛も、教育者としての先生方の姿もとても素敵に描かれていました。 小学校高学年から読めそうなので、ぜひ若い子たちにも読んで欲しい。