辻村深月のレビュー一覧

  • 朝が来る

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    ネタバレ

    ・ひかりの母親や叔父。相手の気持ちや、背景への想像力がない(考えようとしない)と、相手をここまで不快な気持ちにさせるのかと。自分自身はそんなことはないと思っていても、気をつけたい。

    ・私自身は2人の子どもに恵まれた。第1章、第2章は、自分たちにもあり得たかもしれない世界線の物語として読んだ。

    ・第3章の途中、「トモカが、ひかりを殺してひかりになりすまそうとしたんじゃ!?」と推理して勝手にドキドキしていたが、それはなかった。ある意味では、それよりも辛く暗い救いのない物語が進んだ。

    ・でも、最後の最後で1点の光。その後のエピソードはないが、ひかりの現実がどうなるにせよ、ひかりの心は救われたと

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    私は少し、親子の関係性、考え方が似ていると感じた。善良が1番いいと思い込んできたからこそ、いざ人に評価される側に立った時、傲慢な考え方をしてしまっている。

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    2026年04月19日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    自分は他の人とは違うと周りをバカにしながら、結局生活の全ては学校という狭い世界に縛られる。
    この切実な闇と感情の揺れを的確に表現した文章に心が苦しくなる。
    事件を起こし損ねた2人は『悲劇の記憶』を抱えながら、なんとか日々をやり過ごし自分の居場所を見つけていく。
    一旦は途絶えた2人の交流がアンの勇気でこれからも続いてほしいと願った。

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    面白かった。
    真実の真面目さは果たして善良と言えるのか、そもそも善良とは何なのか。今までなら誰かの言うことに反抗しない人は真面目でいい人だな、なんて感想しか持てなかったが、本作を見てみるとまた違った見え方があるのが分かった。
    他人と出会う時に無意識に相手を自分に見合う相手なのか品定めしてしまう気持ちは自分にもあるんだと思う。でもそんな傲慢な考えを持っていることを受け止めることで対等に相手を見ることが出来るようになるかもしれない。
    人間の心情を細部まで表現している美しくて鋭利な作品だと思いました。

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    2026年04月19日
  • かがみの孤城

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    内容全く知らずに読んでみました。
    前向きに生きることの大切さを教えてもらいました。
    人と人とのつながりも。本は時空を超えていたけれど、人とのつながりはとても大事だと思いました。

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    色々、考えさせられた。
    普段私たちがほぼ無意識で行なっているであろう選択を事細かに描写されていた。
    最後の章に少し書かれていたがきっかけが婚活アプリであろうがお見合いであろうがそこに二人で何かを乗り越えたり、相談したり、言い合ったりがあれば間違いなくそれは恋愛だと思う。

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    ミステリーと聞かされて読んだが、とんでもない高解像度な婚活小説だった。主人公の考えがこっちにも刺さりすぎて、読んでて謎のダメージを食らって色々と考えさせられた。あまりにも刺さりすぎてページを捲る手が止まらないほど面白かった 結婚できないのは傲慢と善良のせい……ほんとにその通りだなとこの本を読んで強く感じました

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    先月、自分の中で「ピンと来ていた」「結婚したい率100%」の恋人と子供の価値観の違いで別れた自分にとってあまりにも刺さった本だった。マチアプのくだりも諸々腑に落ちた。

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    自分に凄く刺さるというか、身に覚えのある感情で溢れてて、感情を言語化してくれてた作品だった。
    傲慢と善良。そして、劣等感や自己愛。
    自己の過大評価。
    凄く凄く身に覚えがあり、今26歳という年齢でこの作品に出会えて良かったと心から思った。
    他者に点数をつけ、自分と同等であろうと考える人に惹かれる。
    ただ、その自分の点数は過大評価にすぎない。
    その通りだと思う。
    私も私が可愛くて仕方がない。
    だから傷つきたくないし、失恋をしたくない。
    なので自分に対して好意を持ってくれていると感じる人を好きになる。とても傲慢だな自分は。
    と、思いつつその人に好きでいてもらい続けられる自分でいたいしそういう自分でい

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    2026年04月18日
  • 鍵のない夢を見る

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    ネタバレ

    5つの短編集で総じて読みやすかった。
    一話につき、主人公の女性が変わる5つの短編集。
    どの主人公も「友達にしたくない」タイプだった。
    しかもその違和感の切り口がすべて違うの。こんな言語化しにくい違和感をよく描写できるなぁ、って思った。すごい。
    出てくる男たちもなんだか女性を見下してて、腹が立つやつばかりで。それに戦わない主人公に腹が立ったりして。「言うこと言えや」って思ってた。

    最後の「君本家の誘拐」は育児ノイローゼなりかけの女性の話なんだけど、私も9月には子供が生まれるから他人ごとではないかなぁと…
    孤独が彼女を狂わせたのは確かだけど、妊娠前から自分のことしか考えていない思考回路に違和感。

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    2026年04月18日
  • かがみの孤城 上

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    児童向けで読みやすく、大人なら数時間で一気に読める感じ。

    ファンタジーで登場人物も中学生、正直大人の自分が読んでも面白いのか不安だった。
    全然そんなことなかった。普通に引き込まれて最後まで一気。

    展開はわりと読めるところもあるけど、それでもちゃんと面白いし、読後感もいい。

    これは子どもに読ませたいなって素直に思える本!

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    2026年04月18日
  • 傲慢と善良

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    真実パートがよかった。本当に良い子なのだが良い子故に都合よく扱われてしまう。個人的に傲慢さはネガティブに捉えてしまうのだが幸せになるためにはある程度の傲慢さは必要なのだと思った。

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    2026年04月18日
  • 傲慢と善良

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    結婚とは男女とは人間とは。
    恐ろしくリアルできっと多くの人間が通り、感じていたことなんじゃないかな。
    恋愛結婚が一般化されたことによる結婚への焦りや
    お見合い文化が残っているからこそのまだ最終手段は残っているという心の余裕。人はなぜ結婚がしたいのか、とても考えさせられた。いつも自分の考えはあくまでも自分を軸とした域でしか考えられないようになっていて、そのことはきっと傲慢であるのに、自分自身の考えや判断は無意識に善良だと思い込んでしまっていることに恐怖すら覚えた。

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    2026年04月17日
  • きのうの影踏み

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    辻村先生のホラー短編集。
    よく意味がわからない短編、直感的な恐怖に訴える短編から、心温まる怪談まで。
    「ナマハゲと私」「7つのカップ」が好きだった.

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    2026年04月17日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    上巻の終わりになってから一気にページをめくる手が止まらなくなり、翌日に慌てて下巻を買ってすぐ読んだ。特に下巻の後半は一晩で一気読みした。
    辻村深月さんの感情描写には息が苦しくなるような没入感があって大好き。
    浅葱の、一人きりで強く生きる覚悟とは裏腹にある痛々しいまでの人間くさい弱さがとても愛おしくて、月子がそれを垣間見て恋に落ちた気持ちが同じ年頃の女の子としてよく分かる。こんな風に悲しい偶然が重ならず、月子という浅葱にとっての盲目な天使が彼の人生の歯止めになることができていたなら、と誰もが思うはず。
    なのに、そこに実体はない。木村浅葱の中の主人格はiでありそれが本当の生来の浅葱だから。あれほど

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    2026年04月17日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    1ヶ月かかってようやく読み終わったけど、後半は一気に読んでしまった。
    いやーーー、すごい。
    傲慢と善良のタイトルにこれだけ深く考えさせられると思わなかった。

    架も真実も美奈子も陽子も、それぞれ"傲慢"なところがあるけど、それって結局自分の人生をより良く生きようと自分の中のルールや規範に対して"善良"に生きた結果なんだということ。
    それゆえに、謙虚と自己愛が両立する、ということも共感した。

    ただ陽子、モンペすぎないか?
    物語の解像度が上がっていけばいくほど、ヤバさが露呈してたし、それに反発せず絶対的なルールや規範として生きてきた真実の解像度もだんだん、

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    2026年04月17日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    凄い超大作。
    一気に読んだ。
    ものすごくよく出来てる。
    最後まで別所のこと気づかなかった私。
    エピソードが混ざってるなと思ってたのに。
    若尾や母親のこと、郁也くんのこと、ドラえもんの道具のこと。濃密に描かれていて、ぐいぐい引っ張り込まれる。
    余韻半端なし。

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    2026年04月17日
  • この夏の星を見る 上

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    去年の夏に映画を見て即原作を買いました。
    ようやく読みましたが映画も原作も改めて好きな作品だなと思いました。
    映画が原作を大事に作られたことがよくわかりました。

    「夏を迎え撃つ」「星をつかまえる」という章題だけで鳥肌が立ちます。

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    2026年04月17日
  • 傲慢と善良

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    途中まで、婚活とは?普通とは?ものすごく考察させられたが、それら全てを覆す見事なラストでした。最高の恋愛小説です。

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    2026年04月17日
  • かがみの孤城 下

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    上下あっという間。
    最初はファンタジー要素が強いなと思っていたけど、読み進めていくうちにセンシティブな思春期の悩みに焦点が。今思うとこんなことで悩んでたのが不思議だと思うことも微妙な年代ではそれが1番の問題になったりする。時代が異なっても、その問題は誰もが通ってくる共通の悩みであり、世代が異なっても同じように人生を歩んできた人たち同士で助け合える悩みなんだと感じた。
    なんとなく予想がついた部分があるも、最後の伏線回収が素敵で、心温まるファンタジーでした。

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    2026年04月16日