辻村深月のレビュー一覧

  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    かがみの孤城

    祝!本屋さん大賞。
    中学での出来事から学校に行けなくなったこころの部屋の鏡が光り、その鏡が不思議なお城につながっている。
    そこには同じような境遇の子供たちと、オオカミの顔をした女の子がおり、何でも願いを一つだけかなえることができる鍵を見つけるゲームが展開されている。
    だんだんと素性がわかり、仲良くなっていく少年少女たち。いろいろなエピソードを通して友情が育まれていく。
    そしておおかみ様が明かしたゲームの決まりに、誰かが願いをかなえたら、ここでの全ての記憶がなくなってしまうというものがあった。
    ゲームの結末は? このお城の持つ意味は?
    ほどよく張られた伏線によって物語の結末は予想

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    2026年08月24日
  • ファイア・ドーム 上

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    めちゃくちゃ面白かった!!

    続きが気になりすぎて一気読みしました。疾走感がすごくて、常にドキドキさせられる。まるでドラマを観ているような感覚でした。

    上巻では、職業柄、佐村先生にかなり感情移入してしまって、読んでいて苦しくなりました。桜木の不甲斐なさも相まって、読み進めるほど憤りを感じるくらい、物語にのめり込んでいました。

    一方、下巻では少しずつすべてが解決していく展開が気持ちよかった!
    そして何より、佐村先生が本当に素敵な先生でした。


    「噂は軽薄な娯楽だ」
    すごく刺さりました。
    根拠のない噂が広まっていく様子を「炎が舞うファイアドーム」と表現するのも、言い得て妙だなと感じます。

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    2026年08月24日
  • ファイア・ドーム 上

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    ここまで読者を引き付けておきながら、果たしてそれに見合うだけのどんでん返しが待っているのだろうか。

    ただただ不気味な状況が続き、読んでいるうちに次第に恐怖を覚えてくる。
    「もうやめてくれ」と思わず言いたくなるほどだ。
    ホラー作品でもないにもかかわらず、じわじわと恐怖が迫ってくる。
    この作品で、怖いと感じているのは、何が起こるのか完全には分からないまま、少しづつ不安だけが大きくなっていくところだと思う。
    全てが明らかになっている怖さではなく、「この先に何かあるかもしれない」という想像が、かえって想像を強くしているのではないだろうか。
    この先、下では何が待ち受けているのか。
    不安を感じる一方で、

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    2026年08月24日
  • かがみの孤城 上

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    わかるわかるよ。不登校、50年前、そうだったもん。お母さんに言えない。わかるよわかる。共感してくれる人、気持ちわかってくれる人いて良かったね。下巻も買うよ。すぐ読もう。

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    2026年08月23日
  • ファイア・ドーム 下

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    超大作、傑作でした。上下巻でとてもボリュームがありましたが、息つく間もなく、中だるみする箇所もありませんでした。
    何度もグッとくる場面がありました。

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    2026年08月23日
  • かがみの孤城

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    学生の頃よく読んでた本。
    今でも読んでて学生の頃のことを思い出します!
    小説読まないわたしでもすらすら読めました!
    辛い時に読みたくなる!!

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    2026年08月23日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    読み終えてまず思ったのが、この物語が本当に必要なひとに届きますように——きっとたくさんのひとの命を救えるはずだから。本当に本当に、素晴らしい作品でした。涙が溢れて止まらなかった……。
    今まで読んだ辻村作品でナンバーワンだ!!

    やっぱ辻村さんは凄いなぁ…。学生時代のこう、言葉にならない微妙な気持ちとかをこんなにも巧く表すことができて——。大人も勿論面白く読めるが、なによりこころたちと同年代の子らにはきっとそれ以上に大切な作品になるんじゃないかな。
    ……(辻村作品ってほぼ)必ずハッピーエンドになるんだけど、道中が結構キツイかもしれない…当事者とかにしたら。でもこれって逆に、辻村さん的には「どんな

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    2026年08月24日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    とんでもない超大作だった...
    上下巻とボリュームがあったが、読む手が止まらず一気に読み切ってしまった。

    1番思ったのは自省。
    「噂は軽薄で、娯楽だ。」
    大きな事件をまるで娯楽のひとつかのように、実際に自分で見聞きしたわけでもない情報をああだこうだと噂した経験が私にもあったからだ。
    噂に責任感を持つことは難しい。
    小さなアリも大群となれば大きな虫も殺せるというのに、アリの自覚もないまま簡単に人を傷つけてしまっていた可能性に鳥肌がたった。

    速斗と一樹の友だちを助けたいという純粋な気持ちが、あたたかい光のようで救われた。
    光汰朗の静かな強さにもあるように、辻村先生は子どもを1人の人間として真摯

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    2026年08月23日
  • この夏の星を見る(下)

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    ネタバレ

    登場人物が多いのに、それぞれのキャラクターがしっかりしていて混ざらない。
    そして、全員が魅力的。
    日本全国で国際宇宙ステーションをキャッチする展開も良かったし、最後のスターキャッチコンテストもうるうるしながら読んだ。
    凛久が言えなかったお姉さんのこと、市野先生と花井うみかさんとの関係もよかった。
    先生たちのやりとりも、ああ、大人もこんな風に裏で繋がっていたんだと嬉しくなった。
    良い話だった。

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    2026年08月23日
  • ファイア・ドーム 下

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    犯人、被害者、被害者家族、犯人の家族、各々が事件にとらわれたまま生きていて、苦しい。
    真実を明らかにすることで、再び世間の目に晒される怖さがありながらも、明らかにするからこそ救われることもあるのだなあと思った。そして、ようやく本当の意味で事件が終わり、解放されるのだろうとも思った。

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    2026年08月23日
  • かがみの孤城 下

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    心が暖かくなる希望のお話でした。この作品を多くの人に読んでもらいたいです。伏線回収も幸せな気持ちになりました。

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    2026年08月23日
  • かがみの孤城 上

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    正直、最初の方は読んでいて「これ面白くなるのか…?(正直、主人公に共感できないかも…)」と思いながらも、主人公の学校に行けなくなった経緯が分かり始めてから次へ次へと読み進めたくなる本でした。

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    2026年08月23日
  • ファイア・ドーム 上

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    25年前に百貨店受付係の女性が誘拐されやがて遺体となって発見された。
    同時期に小学4年生の男児が車に轢かれて死亡。
    いずれもL県薪戸市で起こった事件だった。前者は容疑者逮捕まで至ったが、事故の方は未解決のまま。

    そんな事件があったことも知らない美冬は小学校教員2年目。校外学習があった日、予想以上に疲れていたため終業後に行きつけの整体院へ急いでいた。が、こんなところにいるはずのない担任クラスの生徒を発見。暗くなる前に帰りなさいと声掛けをしてその場を去った。
    施術後に携帯電話に残された着信数を見て驚愕する。先ほどの生徒がまだ帰宅していないという。慌てて学校へ戻る美冬。彼・光太朗はいったいどこへ。

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    2026年08月23日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    おすすめされて手に取った1冊。

    前作よりも今作の方が個人的には好みでした。

    それぞれの短編も素敵なことはさることながら、主人公の歩実の成長していく姿にも心を打たれました

    自分の好きな人達と同じ時を過ごせることがどれだけ素晴らしいかを感じさせられた作品でした。

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    2026年08月23日
  • ファイア・ドーム 上

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    本間先生が田村晋也くんの関係者?
    やはり、25年前の事件と事故にはまだ何かが?
    久我が言った「まだ明かしていないいこと」とは?

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    2026年08月23日
  • ファイア・ドーム 上

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    25年前に起こった誘拐事件。そして、小学生不明事件。なぜ事件は起きたのか、紐解きながら、現在の話も進んでいく…そしてまた、小学生が行方不明になる…

    上下巻なので、すぐに解決はしないのはわかる。しかし、せっかちな私は先が気になって気になって、必死に読んだ笑 上巻だけでも分厚いのに。

    25年前の事件に何かあるのか?
    小学生は見つかるのか?

    さすがは、辻村深月。読ませ上手ですよ…。

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    2026年08月22日
  • この夏の星を見る 上

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    辻村作品の中では、知名度の高くないほうかと思う。

    でも上巻を読む限りではとても面白い。
    コロナ禍の中高生が、天体観測を通じ、地域を越えて結びつく話。

    コロナ禍文学みたいに一括りにされ、陳腐化されたのかな。
    結構好きだけどな。こういうストーリー。

    家族シアターのキャラが再び出てきたのも嬉しい。
    まだ、こういう仕掛けを盛り込んでくれるんだ。楽しい。

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    2026年08月22日
  • 傲慢と善良

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    とても面白かった。
    妻が失踪し、主人公の旦那が妻の過去を調べストーカーを探しに行く話。
    妥協の結婚であったはずが、妻の過去から様々な思いが巡り、妻の苦悩を知る。
    失踪内容は思いもしないところで明かされるが、読んでいて共感しかなく、その展開もきっと現実でもあるのだろうなと思うくらい、リアルな話だった。
    特に、結婚相手に求めてる点数が自分の点数というところに納得した。そこから、人間誰しも傲慢であり善良なんだろうなと感じた。また再読したい。

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    2026年08月22日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    純粋に、すごくおもしろかった!サクサクサクサク読めるわりに、感情が揺さぶられる場面が多々あった。時間の真相に迫る部分では手に汗握った。①先が読める(犯人も想定内)、②既に出た文言を何度も繰り返す、の気になる2点を考慮してもなお、読み切った時におもしろい作品だったなーと思える。
    この作品が伝えたいことがまさに、題材になっている。
    ネットニュースやX で馬鹿みたいなコメントしてる人達にこそ読んでもらいたい。
    子供達がひたすら健気で可愛い。
    戌井家の最初の印象と後半の印象が全然違って、読み切る時には心に爽やかで切ない風が吹いた。

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    2026年08月22日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    盲目的な恋と盲目的な友情
    前半は、蘭花の恋の物語。
    母が元タカラジェンヌというお家で育つ、華やかなお家のお嬢様。蘭花の恋人の茂実は、有名な指揮者だけれど指揮しかできないため、注目されている時は仕事はあるけれど、注目されずコネもなくなると一気に仕事がなくなり、立場も崩れてしまう。
    そんな蘭花が恋愛に溺れていくが、茂実の裏切りによって終わりを迎える。この2人の人間模様はなんとも悲しい。

    後半は、蘭花の友達、留利絵の友情の物語。
    留利絵は、画家の父を持つ4人家族で、2人姉妹の次女。姉は美人で誰からも必要とされ認められている。それに比べ、自分は美人ではなく、父に認められず歪んだ認知を持って成長してし

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    2026年08月22日