辻村深月のレビュー一覧

  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    そこらへんの殺人事件よりもよっぽどグロい。人の心の一番汚く見せたくない場所にフォーカスされていて、人間ってそうだったなと思わされる。

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    2026年05月31日
  • 家族シアター

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    第一話の姉妹の話は涙が出た。兄弟って近すぎるので距離感で年齢によって感じ方が違う。自分の生き写しだったり、自慢だったり、嫌悪だったり。小さい頃は疎ましい存在、成人してからは尊敬できる存在。現在は家を支えるパートナー。
    タイムカプセルの話良かった。「父親としての黄金期は小学6年」というのはとても響いた。サッカーパパ会を思い出す。あの時の団結は強かったし、今も続いている。子供を影で支える存在でいたい。

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    2026年05月31日
  • スロウハイツの神様(上)

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    Audibleでダラダラ聴いてたけど、上の最後ら辺から徐々に様子が変わってきて、今もう夢中で下を聴き漁ってる(笑)話が進むにつれて登場人物のイメージが変わっていって、気に停めてなかった出来事が意味を持ってくるの、楽しい!!

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    2026年05月30日
  • ぼくのメジャースプーン

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    小4とは思うことができないけど、
    言葉の重さとか復讐とか感情とか色々と考えさせられた。
    みんな自分のために生きてるんだよな

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    2026年05月30日
  • かがみの孤城

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    本屋大賞最多得票と知り読んだ。期待通り、見事な筆致に引き込まれた。伏線の先の伏線が凄く、エピローグにはヤラれた。映画も良かった。

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    2026年05月30日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    死者と会わせてくれる使者(ツナグ)として祖母からチカラを譲り受けた歩美。
    会いたいと願う様々な依頼者と出会い、生者と死者の再会に触れていく。
    会うことで満たされて終わる訳ではなかった「親友の心得」はゾワっとした。
    すれ違いから生まれた思い違いはそのままにしておくと、一生の傷になってしまうこともあると思い知らされた。
    そして、親友であっても、再会してもなお、また傷つけて終わってしまう、、その1回や一瞬を大事にしていかないといけないなと思った。
    使者である歩美自身も学びや成長、祖母や両親のモヤモヤが晴れてほっこりした。

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    2026年05月30日
  • 凍りのくじら

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    しばらくこういうタイプの小説を読んでいなかった事に気づいた。フィクションで、泣ける系のもの。
    言ってしまえば私はそれを避けていた。ミステリーの面白さに釘付けになって、その種類の感動を読書に求めていたからだ。
    しかしやはり、名作を読むと「このジャンルいいなー」とあっさりそちらの扉を開けるのである。これから私は、またフィクションや感動するもの、そして辻村深月先生の小説を読んでいくのだと思う。
    自分の周りにいる人を大切にしたいという気持ちを思い出させてくれる小説。とても面白かったです。また読みたい!

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    2026年05月29日
  • 凍りのくじら

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    別所さんがお父さんだったっていう、スコシ不思議な話。若尾のことをスパッと無視できない理帆子にイライラしつつも、優しい瞬間があると無視できなくなる人間の弱さは誰にでもあるなと。昔読んだ平野啓一郎さんの本で、別れで悲しいのはその人に会えなくなる事もあるけど、その人といる時の自分にはもう会えなくなるという寂しさもあるというのを思い出した。あと、ドラえもんの話がとても懐かしくて読み返してみたくなった。

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    2026年05月28日
  • 凍りのくじら

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    引き込まれてどんどん読み進みました
    各所で別所の現れ方がなんだかはてなでしたが
    うーんそういうことかでした
    ドラえもんの秘密の道具がうまく溶け込んでいて
    改めて、ドラえもん大好きになりました
    藤子先生すごいです

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    2026年05月28日
  • かがみの孤城 下

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    前半、退屈だと思ってしまってごめんなさい!会えないカラクリは主人公より早く分かってしまうけど、その他の伏線回収は見事。良い本に出会えた。

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    2026年05月28日
  • この夏の星を見る 下

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    コロナ禍でたくさんの活動が制限されている中で、
    できることを必死に考えて行動する学生たちの姿と
    それを静かに支える先生方を見て胸がいっぱいになった。
    コロナに負けずにできることを全力で楽しむ!
    その強い思いが連鎖し、人の輪が広がっていく。
    その様は星と星が繋がってできる1つの天体のようで、輝かしい青春そのものだなと。
    心がほっと温まる素敵な一冊⭐️

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    2026年05月27日
  • かがみの孤城

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    今読んでも感動するしめちゃくちゃ素敵な本だけど、中学生くらいのうちに読めてたら、より人間(同世代や自分自身)に対する理解とか幅が深まって周りの子に優しくなれる子に育ちそうだなと思いました
    あと心情の動きに対する言語化能力がえげつない…

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    2026年06月08日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ───── あの人が死んでしまったら、とても生きていけないと思った、あの幸せの絶頂の一日から六年が経ち、あの人は死んでしまったのに、私は、まだ、生きている。


    大好きな辻村深月さんの小説ということもありますが、タイトルと表紙のインパクトに惹かれて手に取った1冊。
    まずは、辻村深月さんがこんなにもダークな小説を書くなんて…!と驚きでいっぱいです。
    この作品は主人公の目線と主人公の友達の目線の2つに分かれています。私は2日かけて1つずつ読んだのですが、この2日間とても心が重くなりました。
    「恋と友情、あなたならどっちをとる?」
    1度は誰かに聞かれたことのあるこの問題の難しさを身にしみて感じられた

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    2026年05月26日
  • 名前探しの放課後(下)

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    河野くんだと早い段階でわかったな~と思ってたし、安心しきっていたので、後半読んでハラハラした。
    あすなも河野くんと共に自分を乗り越えつつ、おじいちゃんとの思い出もみんなで深めていた。
    河野くんと友春が従兄弟だとは( ´ー`)
    天木の計画が天才だったし、あすなを思うみんなそれぞれが凄かった。
    あすなといつか。いい名前や。
    辻村作品は想像しやすいし、物語に引き込まれて最初から最後までずっと楽しい!

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    2026年05月26日
  • かがみの孤城 上

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    学校に行けない子達が、ある日狼の仮面の女の子に城へ呼び出されます。子供達は、仲間と共に、どのような経験をし、最初と最後では、心境はどのように変わっていくのでしょうか。

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    2026年05月26日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あっという間に読んでしまった。

    蘭花が美波とも留利絵とも仲良くて、分け隔てなく人と接することができる人って良いな〜と思ってた。見た目とかキャラで友だちが選別されていくのって本当にある。留利絵が蘭花と仲良くて鼻が高い気持ちもわかる。学生時代、そういうのあったな。

    茂実が家に来て、留利絵が外に出てくれた時、留利絵に連絡せずに美波に電話してたのは、え?てなった。それは絶対おかしいやろと。
    蘭花が賢くて優しい人ではあるけど、ちょっとズレてるとこがあった。

    奈々子さん怖い…。なんで?て思ったけど、支配と洗脳みたいなものなのか。あとあとわかった茂実への指示が最低でした。最後バレて、どうなったんだろ。

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    2026年05月26日
  • 名前探しの放課後(上)

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    ネタバレ

    依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻される。覚えているのは同級生が自殺するということ。でも誰かは思い出せない。いつかはその誰かを仲間と共に探し出す。
    さすが辻村深月さんの書く学園ものはおもしろい。不思議と名前も覚えるし、スラスラと読める。
    帯に「冷たい校舎の時は止まる」を超えるーとあった。これは下巻が楽しみすぎる!

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    2026年05月25日
  • かがみの孤城 下

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    「学校に馴染めなかった人に刺さる」と聞いて、気になったので手に取ってみた。
    とても良かった。冷えた心を、静かに温めてくれるような物語だった。

    お気に入りのキャラクターはアキ。
    理由はネタバレになるので言えないが、個人的には、みんなにとっての“救済者”のような存在に思えた。

    10代の頃の僕のところにも、鏡が光ってほしかった。
    いや、実は自分も昔、あの孤城に行っていて、誰かが願いを叶え、記憶を失っただけなのかもしれない。

    しかし、だとすれば、どうして30を超えた今になっても、それらしき仲間と出会えていないんだ。
    ……というような妄想をしてしまう。いや、これから会うのかもしれない。

    本作は世

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    2026年05月25日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    ミステリー、リアルな人間模様、いいオチが詰まってて満足感高い
    チエみたいな子ムカつくけど、確かにチエ自身に自分を重ねて自分への不満からむかついてる説ある

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    2026年05月24日
  • 凍りのくじら

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    とても良かった。
    こけ数年読んだ小説の中で一番と思えるくらい、すごく良かった。
    作中ドラえもんの秘密道具が重要なモチーフとしてずっと話題に出るのだが、ドラえもんの少し不思議で優しく、それでいて切なさやほんのりとした怖さもある世界観とこの物語を包む空気が非常に合っていて、物語に圧倒的な深みを与えている。
    人と人との関わりの難しさ、愚かさ、一人でいることの寂しさ孤独、それでも誰かと関わりたいという思いを丁寧に、痛さも含んで描いていて、本当に凄かった。惹き込まれて、もう夢中になって読んだ。
    最後に明かされる種明かしも、少し不思議なこの物語にふさわしく納得できた。
    ドラえもんが無性に見たくなった!

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    2026年05月23日