辻村深月のレビュー一覧

  • 凍りのくじら

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    今月のオーディオブル1冊目。

    辻村深月の書く文章とオーディオブルの相性良過ぎる。情景を表現する文章が詩のように美しいのに分かりやすくて頭にスッと入ってくる。好き。

    あとドラえもんの道具がめちゃくちゃ良い味だしてた。
    ドラえもんが絡まなくて成立させられた文章だったかもしれなかったが、それがあることでとても味わい深い話になっていたと思う。
    テキオー灯のくだり、ストレートに泣けた。
    辻村深月作品全制覇したいなぁ

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    2026年01月07日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作は小説で読み、映画も観た
    映画は、世界観を壊すことなく観ることができた
    松坂桃李さんと樹木希林さんが自然だった

    その続編
    久々に読んだけど、松坂桃李さんで読めた
    それぞれのエピソードは切なく一気に読めた

      何故、読み始めるのを躊躇っていたのか…

    言葉に出来ないけれど、なんか納得できた
    様々な言葉が沁みてきた
    足りないと思っていたことを、
    不満に思っていたことを、
    くるんでもらえたようなあたたかさを感じた

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    2026年01月06日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    タイトルから想像すると、オーダーメイドで殺人事件が何度も起きるのかな?って思って色んなタイプの殺人事件があるかと想像してました。
    the 青春物語がでした。
    中身が確かに【殺人】でしたが、すごく特別な事のようでいて、実はこんな人達は世の中に溢れていると思う。
    最後まで面白かったです。
    物語の進行に若さを感じる疾走感もあって、あっという間に読み終わりました。

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    2026年01月06日
  • 鍵のない夢を見る

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    2025.1.6
    いま可愛い盛りの孫育てをする私。しかし子育て中は孤独で東京からY県には死にに来た。(ラッキーなことに結局なしえなかった)
    30年来この県に住んでるが私とは相入れない。Y県出身の辻村さんが描く舞台は砂漠のような風土を感じそこに巣食うネガティブな思いも、とても共感する。

    どの短編も面白かったが最後の君本家の誘拐は特に感情の揺らぎのスピード感を読むままに感じて次は次はと、私を誘った。

    昭和の小さい子の母とは、孤独に生活を回していくものだった。ゆえの焦燥感に殺されかけた。


    娘家族を見てると父母は協力体制にあり二人で責任を負い見ていて清々しいが、家庭は様々、世の中は、宝を育て心

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    2026年01月06日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    良い意味で読んでいて疲れる本だった。
    恋を読み終えた時点で何度も何度も裏切られた気分になった。
    恋人、友人との関係の難しさを感じられた。
    とても良かった

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    2026年01月05日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    底辺に生き続けるものが思う絶望と、最上位カーストからどん底に突き落とされる者の絶望感は全く違うので、底辺に生きた自分にこんなにも簡単に絶望感に駆られる気持ちが分かるのかどうかはさておき、ただ理解はできると言おう。幼稚園児が簡単に一生のお願いと言う程度に中学2年生にとって死にたくなるほどの絶望感は驚くほど身近なのだ。何故ならば中二だから。
    とまぁ饒舌になるくらい主人公の絶望感がこれでもかと描写されていて読んでて痛いのなんのってそれがまた良いのですよ。
    そして実際には可愛くてイケてる女の子と見かけはイケてないかもだけど芸術の圧倒的な才能を持ってる男の子という一皮むけば勝ち組という二人の話だったのか

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    2026年01月05日
  • 朝が来る

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    養子を引き取る夫婦と、我が子を手放す少女の物語。
    この手の話題は、今まで見て見ぬふりをしてきた。心の底では他人事だと思っていた。誰しもなりうる可能性はあるのに。
    空港で足止めをくらったシーンが心に残る。あの一言を伝える勇気。
    夫婦には朝が来た。
    少女にも、いつか朝が来て欲しい。

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    2026年01月05日
  • かがみの孤城

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    表紙に一目惚れして買ったけど、分厚いからなかなか手に取れなくてそのまま放置してた。読み出せば止まらなくて、読んでくうちに登場人物たちはどういう子達なのか、なんでこの7人なのか、そもそも何故7人なのかとか、どんどん物語の中に引き込まれてとても面白かった。これを読んで、学校では団体行動で教育されるけど、それは本当に正しいことなのか考えさせられた。ネタバレした上でもう一度読んでみたいと感じた一冊でした。

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    2026年01月05日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    深月さんの名作のひとつ、ということであたためていたものをこの年末〜年始で読みました。
    ー『亡くなった人に会える』ー
    数多くの作家さんや漫画家さんが扱われる、ファンタジー要素も絡めたテーマだと思いますが、深月さんの設定はリアリティを感じさせる、科学的なトリックだと思いました。
    ちなみに霊とか魂とか、オカルト的なものではないということが、作中の人物の言葉で、実体験として4つのお話を通して語られてきます。

    満月と鏡が1本の道を結ぶとき、両者で通い合った光が粒を寄せ合うように1つの像を結んでいく。
    その像は、現世に残存するその人の記憶や欠片をかき集められた、残像みたいなもの。
    あの世から呼び出す、み

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    2026年01月05日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大好きな作品。
    この物語は死者と会っても、「それでも人生は続いていく」ということが意識されている感じがしてより現実味があった。
    好きなセリフ:こういうのはね、巡り合わせなんだよ。

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    2026年01月05日
  • 闇祓

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    1話目は、主人公と白石要にちょっとイライラしたし
    2話目はあれ?主人公変わるんだ…、と思ったけど
    「設定」がわかってからは本当に面白くて、
    辻村先生の小説の中でも
    一気読みさせにくるタイプのやつでした。
    正月休みの最後の日に読むんじゃなかった、
    と反省はしていますが後悔はしていません。

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    2026年01月05日
  • 朝が来る

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    読書デビュー作。これが良くて読書にハマった。朝が来るっていうタイトルも素敵だなと思った。気づけば泣いてしまう、グッと来るシーンが多かった。

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    2026年01月04日
  • 闇祓

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    すごく面白かった。「うわぁ、あるよねこういう時!」と思わず言いたくなるし、共有したくなる。色んな視点の色んな闇を感じた。とにかく最後まで読んでほしい。
    読んだ時に自分はどうなのか?と感じさせられる。

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    2026年01月04日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    【あらすじ】
     死者との面会を叶える役目 ——— 使者(ツナグ) ———を祖母のアイ子から受け継いで七年目。
     渋谷歩美は会社員として働きながら、使者の務めを続けていた。
     様々な依頼人の立場に寄り添う歩美だったが、自分が恩を感じる工房の大将の急死により、自分が想う女性との今後を考えることになり———。
    【感想】
     2026年の1冊目に選んだのは、大好きなツナグの続編です。
     一度、単行本で読んだものなので、今回は文庫で再読です。
     祖母だけでなく大叔父も他界し、今は小学生の杏奈が秋山家の当主。この杏奈が小学生ながらにして、大叔父やアイ子のように達観した部分を持っているため、歩美の良きアドバイ

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    2026年01月04日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    すごく良い作品に出会えた。
    やはり辻村さんの作品は好きだなぁ。
    人の抱える孤独、その孤独を癒すことができるのはやはり人なんだなと思う。

    一点、分からないと思ってしまうのは、りほこの母親の描き方。

    小学生で父親を亡くし(しかもトラウマを残す形で)、母親ともうまくいかない少女の孤独は、ここまで刹那的な生き方をしてしまうのか。
    東横キッズなど、現代の子どもたちが抱える親との関係を巡る課題を見ていれば、現代の子どもたちの心情をよく捉えているし、そういう意味でもすごい作品だなと思う。

    ただ、解せないと感じてしまうのは、りほこの母親の聡明さと、そんな女性を選んだ父親の愛を感じるのに、それに気付けず孤

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    2026年01月04日
  • スロウハイツの神様(下)

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    上巻の伏線回収本

    みんなの優しさが詰まっていて、もどかしい愛もしかり、狭い世界なのに、なぜか広くて、「あー、そうだったのかー。」と何度も思うところあった。

    誰も死なないし、オススメしやすい本ダ。

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    2026年01月04日
  • はじめての

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    辻村さんと森さんに惹かれて手に取った。けど、想定外に他の作家さんの作品もハマった。

    -人は一人で生まれて一人で死ぬ。その当たり前のことが、あの人たちにはね、本当に死ぬことより怖いの。-

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    2026年01月03日
  • あなたの言葉を

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    影響を受けた著者のエッセイ。
    小学生新聞として掲載されたものをまとめた作品。大人もなるほどなと思う所も多々ある。寄り添う言葉もあればここは強く意志を持ったほうが良いというアドバイスもある。
    最高だった。

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    2026年01月03日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    とても感動しました。
    確か、映画も観たと思います。
    叶うのなら、今、いまはお空の上にいる大切な人達に、会いたいです✨

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    2026年01月01日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    直木賞と吉川英治文学新人賞の候補作品。
    素晴らしかった。
    「傲慢と善良」の前身となる作品と言えますね。

    幼なじみが仲の良かった母を刺し殺して逃亡した。神宮寺みずほは地元の友人や関わりのあった人たちに話を聞き、彼女の行方を追う。

    山梨県の田舎社会での、女性たちの価値観の描き方がとてもリアル。
    みずほと政美の会話、すごく好き。ヒリヒリする。
    ありさとの応酬も、映像が目に浮かぶ。

    そんな知人友人との接触を通して、最初は好きでも嫌いでもなかったみずほは「好きかわからないけど理解できる」になった。

    チエミに対しては、かなり嫌悪感を持っていたけど、印象が変わっていったのも、さすが辻村さん。

    謎め

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    2026年01月01日