辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大人気の傑作だと知ってたけどずっと積読してて…ようやく読めた。
世界観の構築がすごくて、作者の想像力に脱帽。
そして、圧巻のラスト…!
「大人になって!」とこころがアキに伸ばした手を、今度はアキがこころに伸ばす。こんな展開が待っていたなんて涙 最後泣いちゃったなぁ
みんなが不登校の理由、みんなが同じ中学なこと、平行世界で会えないこと、と思いきや、など、世界の秘密のばらし方がうまくてストーリーにもぐいぐい引き込まれた。
いじめと不登校の物語はつらいけど、助け合える仲間がいるからまた学校に行けると思えるまで、こころや他の子たちが傷を再生し成長する物語だったなぁ
ウレシノのやマサムネような、本人にやや非があるから浮いてしまう子供の描き方が絶妙で、そこは辻村さんの芸だよね〜。クライマックスまでどんどん話が展開して目が離せない、すっごく面白い話だった!!
"未来で待ってる!"って本当にいいね。
童話のような物語で、まさに中学生の子たちに読んで欲しいお話。学校がすべてじゃないって中学のときに思うの難しいよね。でもわたしも喜多嶋先生のように、自分の番が来たら子供の手をつかめる大人になりたいと思いましたね
リオンくんかっこいいんだけども、スバルくんの飄々とした感じもかっこいいよん。
みんなが幸せに生きてることを本当に願うよ
はぁ〜こりゃ本屋大賞とるわ!な作品でした -
Posted by ブクログ
ハケンアニメ!のスピンオフ的な作品。
ハケンアニメ!の映画はすごく良かったです!パッション!!
第1話 五條はアニメ制作の音声プロデューサーだ。王子が入社2年目の新人監督として連れてこられた。44話は王子の監督作だ。彼は無音にこだわった演出をしたが、結局、予備で声優さんの音声部分を作っておく提案を蹴る。
第2話 太陽は人気アニメを見ていない。何になりたいかの作文で盗賊になりたいと書いた同級生を笑ってしまって孤立する。
第3話 逢里はフィギュアメーカーで働いているが、情報解禁前の写真をブログに載せてしまった。
第4話 和山は幼児向けアニメ「ニイ太」のプロデューサーだ。30周年記念でオープニングを外部に委託することになる。
第5話 迫水さんの結婚式。 -
Posted by ブクログ
中学生か高校生のときに読んだ記憶があって、自分自身も学校にあまり行けていなかったり、行きたくなかったりしていたから親近感を感じて読んだんだと思う。数年後の今読んで、昔の記憶と重なることもあれば重ならないこともあった。昔の私は正直に言うと期待より大したことないなという感想で、1度読んで読み返すことはなかったけど、だいぶ年月が経って、自分自身が学校という呪縛から解放されてから読むと、また違う感じがした。当事者であるときよりと心に迫るものがあった。それは読書に慣れたり、心が成長して価値観や感じ方、読書における重きが変わったのもあるんだろうし、当事者じゃないというのもあるんだと思う。だけど、こころがクラスメイトの真田さんからいじめられる場面は苦しくて、怖くて、大人の自分でも実際に体験したら怖くて仕方ないはずなのに中1のこころは本当にとんでもないくらい、それこそ殺されてしまう、と思っても仕方ないくらい怖かっただろうなと思って泣きそうになった。下巻へ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ同じ学校に通えなくなった7人の中学生がひょんなことから自宅の鏡を通じて孤城に集められ、どんな願いもかなえるという鍵を共に探すことで成長していく物語。なんだか童話のようだけど、繊細な少年少女たちの心の機微や実際に起こりえる出来事を見るうちにどんどん引き込まれていきました。
いくらファンタジーであっても出てくる登場人物の反応は現実的だから、物語に没入しやすいのだと思います。
なんだか既視感があったので、結末を知る前に「狼と七匹の子やぎ」、「赤ずきんちゃん」、「3匹の子豚」など関連しそうな童話を読んでみました。どれもオオカミが主人公たちを食べてしまう話。でも最後には知略を駆使してオオカミが懲らしめられてしまう話。
本書は別にそれになぞらえた話ではないのですが、途中に出てくる謎解きの重要なヒントになってたりするので、いつまでも謎解きが進まない展開がもどかったりします。1月の始業式でもそれぞれが少しずつ曜日などずれているという話があった時、きっとみんな生まれた時代が違うのだろうと予想がつくはずなのに、登場人物はそこに気づかない。全くもどかしい。おおかみさまも苛立ちますよね。でも最後の怒涛の展開は全く予想しておらず、予想外に涙してしまいました。記憶が消えてしまっても、誰かが直接助けてくれなくても、誰かが自分の味方である確信があっただけで人は強くなれる、優しくなれる。そんなことを教えてくれる物語でした。 -
Posted by ブクログ
『子どもたちは夜と遊ぶ』
→『ぼくのメジャースプーン』
→『名前探しの放課後』
からの『凍りのくじら』の順番で読んでみましたが、、、『名前探し』と『凍りのくじら』は逆だったかも?
どう繋がってるのか知りたくて焦るけど、ゆっくりじっくり読みたくて、、、。あちこちにヒントも散りばめられてるからね。
松永さんってどっちの?って思ってたけど、ふみちゃんが出てきて「ほわっ!!!」ってなって、「あの時の3人はこの人たちか!」ってなって、「こいつどいつ」からの、、、404ページ目で最初から感じてたモヤモヤの正体が分かり、そっからは止まらなくなりました。
あぁ、すっきり。