辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ1人の少女の成長をドラえもんの道具を通して描く、高校生・理帆子の父親は藤子フジオが大好きなカメラマンだったが5年前病気になって闘病で苦しむところを妻と娘に見せたくなくて失踪、母親は2年前から癌で入院、高校生・理帆子は両親の同郵政で有名なピアニスト松永の援助で生活している。
理帆子の元カレ 若尾ダイキはかわいそメダルをもっている。そしていくおは松永の不摘出子供、少し現実離れしたシチュエーションで展開するのが辻村深月らしい。
辻村深月さんの本は傲慢と善良がよかったのと、本やで辻村深月さんのハードカバーで出ていたので聞きたくなった。
りほこの人を少し◎◎と言ってしまう冷めたところがおもしろい、そし -
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「この嘘が、いつバレてしまうのか。もうこの本から目が離せない...!」
そんな想いで一気に読み終えてしまいました....。
短編3つが載せられた本作品ですが、どの作品も読み応えが凄すぎて、短編とは思えないほどの充実感でした。
コロナ禍の寂しい気持ちに漬け込んだ、裏バイトを題材にした1作目。
中学受験を題材に、不安な気持ちに漬け込んだ詐欺を題材にした2作目。
昨今SNSでよく見られる、「なりすまし」を題材にした3作目。
いずれもハラハラどきどきが止まらず、「バレた!!どうなる!?」「騙された、、どうする!?」とそんな気持ちがずっと続き最後まで安心する気持ちは持てず、ずっとジェットコースターに乗っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までのちょこちょこあった要素が綺麗に伏線回収されていって、びっくりです。どういう作品なのか全くわからず、とりあえず辻村深月先生の作品を読んでみよう、と手に取ったので、どういう感じなのかな?と手探りで読んでましたが、自分も小さい頃は漫画とか小説が好きで、オタクやってて、自分で同人誌だけど創作したことがあるから何となく感情移入もしつつ
でもやっぱりプロになる人間は違うよな、熱量というか、なんかどうしようもなくプロなんだよなと思ってしまう。
環ちゃん可愛い。コーキ先生もそれならもっとさぁ!さぁ!!と思いつつ。
狩野もさぁ!!!それはさぁ!!!言ってよ!!!ってなりましたね!!!
スーも可愛い。男を -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白すぎて下巻に突入して読む手が加速しました、、。よくできたお話で安易な言葉で表すのが憚られる内容でした。
何となくiについてはそうかな?と思う場面もありつつも、想定より多くの伏線を回収しつつ、あのラストに持ち込むところがさすが辻村さん、、。
iのしたことは凶悪でしかないものの、それを完全悪と言いがたい背景に複雑な感情を持ちました。
またそれを虫に喩えるあたりもなんだか不気味でゾッとしました、、昆虫ではよくある寄生も人間に置き換えるだけでこうも複雑になってしまう、同じ生き物なのに。
最後は救いのために用意された章だと思いたかったけど、藍はもう死んでしまった。頬が切れてるのを見ると恭司に殴られに -
Posted by ブクログ
ネタバレ幼い頃から本を読み、どこか達観して周囲を見下していた主人公。母親の病や元恋人が起こした事件を通して、自分の「覚めた個性」と向き合い、他者との繋がりの大切さを知っていく成長物語だった。
読み進めるうちに、新聞部の先輩とのやりとりは主人公自身の内面における葛藤だったのだと感じた。誰かを愛したい、誰かに愛されたいという思いと、それを認めきれない自分との対話。本当は人間愛に飢えていた少女が、少しずつ他者へ心を開いていく過程が丁寧に描かれていた。
ドラえもんのひみつ道具になぞらえたファンタジーのような装いだが、単純なSFではない。不思議な出来事そのものよりも、少女の心の動きを描くことに重きが置かれている