辻村深月のレビュー一覧

  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    とっても面白かった!最初は茂実がクソ野郎すぎて、蘭花ちゃーん!早く別れて!幸せになって!って友達目線で思っていましたが笑、雲行きが怪しくなって友情パートを読んで、ああ…ってなりました。
    わたしは留利絵側の気持ちが多少わかるなと思いましたが、お互いの気持ちがすれ違うほど執着しちゃうのってなんでなんだろう笑
    失うくらいなら自らの手で壊したいと思ってしまう気持ちはとてもよくわかる。絶対あとで後悔する。でもやっちゃうんだよね。ポイントになる登場人物がみんなどこか狂っててとても愛おしいなと思った作品でした。

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    2026年09月20日
  • ぼくのメジャースプーン

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    何度も何度も読み返した一冊。
    読むたびにどうしようもない悪意と何度も向き合う。中学生で読んだときはたぶん「ぼく」の使った声の真意を理解できなかった気がする。大人になって読むと、この歳の子が向き合うにはあまりにも重い。この力も罪悪感も。にしてもこのゲームを考えた辻村先生には感服だ。。。

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    2026年09月20日
  • かがみの孤城

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    大人気の傑作だと知ってたけどずっと積読してて…ようやく読めた。
    世界観の構築がすごくて、作者の想像力に脱帽。
    そして、圧巻のラスト…!
    「大人になって!」とこころがアキに伸ばした手を、今度はアキがこころに伸ばす。こんな展開が待っていたなんて涙 最後泣いちゃったなぁ

    みんなが不登校の理由、みんなが同じ中学なこと、平行世界で会えないこと、と思いきや、など、世界の秘密のばらし方がうまくてストーリーにもぐいぐい引き込まれた。
    いじめと不登校の物語はつらいけど、助け合える仲間がいるからまた学校に行けると思えるまで、こころや他の子たちが傷を再生し成長する物語だったなぁ
    ウレシノのやマサムネような、本人にやや非があるから浮いてしまう子供の描き方が絶妙で、そこは辻村さんの芸だよね〜。クライマックスまでどんどん話が展開して目が離せない、すっごく面白い話だった!!

    "未来で待ってる!"って本当にいいね。
    童話のような物語で、まさに中学生の子たちに読んで欲しいお話。学校がすべてじゃないって中学のときに思うの難しいよね。でもわたしも喜多嶋先生のように、自分の番が来たら子供の手をつかめる大人になりたいと思いましたね

    リオンくんかっこいいんだけども、スバルくんの飄々とした感じもかっこいいよん。

    みんなが幸せに生きてることを本当に願うよ
    はぁ〜こりゃ本屋大賞とるわ!な作品でした

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    2026年09月20日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメ!のスピンオフ的な作品。
    ハケンアニメ!の映画はすごく良かったです!パッション!!

    第1話 五條はアニメ制作の音声プロデューサーだ。王子が入社2年目の新人監督として連れてこられた。44話は王子の監督作だ。彼は無音にこだわった演出をしたが、結局、予備で声優さんの音声部分を作っておく提案を蹴る。

    第2話 太陽は人気アニメを見ていない。何になりたいかの作文で盗賊になりたいと書いた同級生を笑ってしまって孤立する。

    第3話 逢里はフィギュアメーカーで働いているが、情報解禁前の写真をブログに載せてしまった。

    第4話 和山は幼児向けアニメ「ニイ太」のプロデューサーだ。30周年記念でオープニングを外部に委託することになる。

    第5話 迫水さんの結婚式。

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    2026年09月19日
  • かがみの孤城

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    他者の「物語」に触れ人は強くなる。「物語」によって人は繋がり続ける。この純粋なまでの舞台設定で、著者は純粋なまでの「物語の力」「小説の力」を見せたかったのではないか。そう思って、今も震えている。

    最初、私は「完璧すぎる構成」にちょっと興醒めしていた部分もあった。「巧妙な伏線回収」とか「分かりやす感動もの」といった感想も眼にした。
    が、ちょっとそれで終わるには、あまりに早急な気がする。

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    2026年09月18日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    恋の視点から見た物語と友情の視点から見た物語でおもしろかった。
    親友でいたいし必要とされたいし、感謝してほしいし、いろんな感情で相手を支配したくなってしまう。最後の結末は予想外だった。

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    2026年09月18日
  • かがみの孤城 下

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    ネタバレ

    すらすら読めました。
    すごいどんでん返しだなと思いました。
    この作品は映画化もされてみるみたいで映画もこのあと見たい!と思いました。
    ここどこかで繋がるのかーとか圧倒させられました。
    できればウレシノとフウカのその後も知りたかったです。
    これからも辻村深月作品たくさん読みたいです!
    今1番気になってるのはファイア・ドーム!!
    単行本2冊高くて買うの躊躇してます、、
    でも絶対よみたいです!!

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    2026年09月17日
  • かがみの孤城 下

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    上巻から。
    これは私の大切な物語だ、と思う。読んでよかった。圧倒されて、何も言えない。辻村深月ワールド!でした。感想は下巻のほうが冷静に書けたかも。また読み返したい。ラスト、オチ?がすごく納得の行く展開だった。バッドエンドでもなく、ご都合主義でもなく。

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    2026年09月17日
  • かがみの孤城 下

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    ★★★★★★6つけたい!
    過去、未来でも再読したい名作!
    最後は「こころ」と一緒に、私も再生したようだ。
    「心が予防線を張る」私もだ。
    それもとても太くて濃い線。
    その度思うのだ。「たかが」って。
    伏線がキラキラ散りばめられて、下巻では
    一気にこれでもか!と回収されていく。
    幸せな読後感が溢れた。
    あれ?私、伏線回収、全部拾えてないのかな!?

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    2026年09月17日
  • かがみの孤城 上

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    中学生か高校生のときに読んだ記憶があって、自分自身も学校にあまり行けていなかったり、行きたくなかったりしていたから親近感を感じて読んだんだと思う。数年後の今読んで、昔の記憶と重なることもあれば重ならないこともあった。昔の私は正直に言うと期待より大したことないなという感想で、1度読んで読み返すことはなかったけど、だいぶ年月が経って、自分自身が学校という呪縛から解放されてから読むと、また違う感じがした。当事者であるときよりと心に迫るものがあった。それは読書に慣れたり、心が成長して価値観や感じ方、読書における重きが変わったのもあるんだろうし、当事者じゃないというのもあるんだと思う。だけど、こころがクラスメイトの真田さんからいじめられる場面は苦しくて、怖くて、大人の自分でも実際に体験したら怖くて仕方ないはずなのに中1のこころは本当にとんでもないくらい、それこそ殺されてしまう、と思っても仕方ないくらい怖かっただろうなと思って泣きそうになった。下巻へ。

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    2026年09月17日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    同じ学校に通えなくなった7人の中学生がひょんなことから自宅の鏡を通じて孤城に集められ、どんな願いもかなえるという鍵を共に探すことで成長していく物語。なんだか童話のようだけど、繊細な少年少女たちの心の機微や実際に起こりえる出来事を見るうちにどんどん引き込まれていきました。
    いくらファンタジーであっても出てくる登場人物の反応は現実的だから、物語に没入しやすいのだと思います。
    なんだか既視感があったので、結末を知る前に「狼と七匹の子やぎ」、「赤ずきんちゃん」、「3匹の子豚」など関連しそうな童話を読んでみました。どれもオオカミが主人公たちを食べてしまう話。でも最後には知略を駆使してオオカミが懲らしめられてしまう話。
    本書は別にそれになぞらえた話ではないのですが、途中に出てくる謎解きの重要なヒントになってたりするので、いつまでも謎解きが進まない展開がもどかったりします。1月の始業式でもそれぞれが少しずつ曜日などずれているという話があった時、きっとみんな生まれた時代が違うのだろうと予想がつくはずなのに、登場人物はそこに気づかない。全くもどかしい。おおかみさまも苛立ちますよね。でも最後の怒涛の展開は全く予想しておらず、予想外に涙してしまいました。記憶が消えてしまっても、誰かが直接助けてくれなくても、誰かが自分の味方である確信があっただけで人は強くなれる、優しくなれる。そんなことを教えてくれる物語でした。

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    2026年09月16日
  • 家族シアター

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    どれも良かったけど…
    ◎「妹」という祝福
    ◎1992年の秋空
     エンデバー:努力
    ◎孫と誕生会
    ◎タマシイム・マシンの永遠
     「覚えててね」

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    2026年09月17日
  • ハケンアニメ!(下)

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    物語を創る者が、一つ一つの言葉や描写を丁寧に吟味している様子が伝わってきた。
    物語を創る人の物語という二重構造は、新鮮でとても面白かった。

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    2026年09月16日
  • かがみの孤城 上

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    上巻一気に完読!!ファンタジックな展開だけど、背景はイジメや家庭環境による行き辛さだ。
    大人社会でも、ハラスメントやイジメが問題の中、中学生が仲間同士助け合い、強くなっていくのだろうか?どんな結末が待っているか?
    "オオカミさま"とは?下巻が楽しみです!!

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    2026年09月16日
  • 凍りのくじら

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    『子どもたちは夜と遊ぶ』 
    →『ぼくのメジャースプーン』
    →『名前探しの放課後』
    からの『凍りのくじら』の順番で読んでみましたが、、、『名前探し』と『凍りのくじら』は逆だったかも?

     どう繋がってるのか知りたくて焦るけど、ゆっくりじっくり読みたくて、、、。あちこちにヒントも散りばめられてるからね。

     松永さんってどっちの?って思ってたけど、ふみちゃんが出てきて「ほわっ!!!」ってなって、「あの時の3人はこの人たちか!」ってなって、「こいつどいつ」からの、、、404ページ目で最初から感じてたモヤモヤの正体が分かり、そっからは止まらなくなりました。

     あぁ、すっきり。

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    2026年09月16日
  • かがみの孤城

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    期待を裏切らないストーリー展開と繊細な感情表現、実際にその場にいるような臨場感が強く印象に残っている。

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    2026年09月15日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    はじめて辻村深月さんの作品を読みました。面白い!!!

    盲目的な恋はなんとなくイメージできたり、経験(ここまで壮絶ではないが…)と重なるところもありましたが、盲目的な友情はもう怖すぎた。
    特に、友人の恋愛話をまるで自分が経験したかのように受け止めてしまうところがゾッとした。
    個人的な感想ではありますが、女の友情は恋愛の前ではなす術がないことがリアルにジクジクと書かれた作品だと思いました。

    他にもどんな本を書かれているのか、早速次の本を探してみたいと思える作品でした^^

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    2026年09月15日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    鋭利すぎた。

    どの話も読み始めたら、次へ次へと読むのが止まらなくて、夢中で読んでしまった。
    1作品読み終わると、フゥとまた覚悟を決めて、次の作品を読み始める…。
    息継ぎなしで泳いでるみたいな苦しさがあった。

    中でも、パッとしない子が特に効きました。

    タイトルもなるほどなという感じで、
    本当にホラーとかミステリーとかじゃないのに鳥肌立ちまくりし、個人的に衝撃作でした。

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    2026年09月15日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    怖かった。とにかく怖かったです。
    不思議なタイトルだなと思って読み始めましたが、全編を読み終えると、むしろこのタイトルが全てを表していることに気付きます。噛み合わない会話のなんと恐ろしいことか…。
    解説の方の幽霊の例えもわかりやすかったです。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年09月15日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    出会った当初から気持ち悪いな(大褒め)と思ってて、久々に読み返し。恋愛パートも好きだけど、友情パートの絶妙な気持ち悪さが大好き。
    そうだよね、男の人の人間関係は分かんないけど、女の子はもしかするとどこかで程度は違えど出会ったことあるよね。こういう女の子。
    個人的にコンビニで主人公の当時の彼氏と"あの子"が嫌いって話をしてるシーンが、最強に人間の嫌なところかつ真理を映してて、気持ち悪くて大好き。
    こんなにもどうしようもないのに、私も主人公くらい身を滅ぼすほど人のこと好きになりたいとさえ思ってしまう。

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    2026年09月14日