辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この小説読んで一度も共感しなかった人いないんじゃないかな。
私は前にちょっとだけマッチングアプリしていたから、人を条件で選別して、出会う前に勝手に期待して、会ってからなんかピンとこないなって感じて、疲れるっていう部分にとても共感できた。
かけるの女友達がすごくリアルだった。世の中の女子ってだいたいこんな感じ。あけすけな物言いでひどい人間に感じてしまうけど、女の子たちはこうやって思ったことをそのまま共有して楽しんでいるだけで、悪気はないんだ。
まみの気持ちも痛いほどわかる。まわりのカップル、ふつうのカップルと比較して、行動一つとって、自分は愛されていないって落ち込む。本当は愛されていても、 -
Posted by ブクログ
誰か解説してほしいくらい。
一緒に誰か読み手がいればいいのに。と思う。
多分、読み終わった直後にまた読み返したくなる。
伏線あったか?、え?意味がわからん?
え?どういうこと?????
という結末が待っています。 あ、ハッピーエンドです。
私は島は僕らともとても好きなので、
話がつながっていてホカホカしました。
うわぁとなりました。
芹沢ひかるさんも出てきます。
彼女の描写が客観的にどんなのか知れて良かったし、環と仲良くなれるのも納得です。
辻村先生の小説は所々繋がってて嬉しくなります。
あと
辻村先生は、ダメな男にハマる女、その女がなぜハマっているか、それによっておこる状況、情緒をめっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作に引き続き、とても感動した作品だった。続きということもあり、物語のつながりを感じながら読むことができて、とても面白かった。
特に印象に残ったのは、「一人娘の心得」と「歴史研究の心得」の章。それぞれの人物の想いや選択が丁寧に描かれており、1巻目とまた違う面白さがあって、印象に残った。また、主人公・歩美の成長にも感動し、さらに新しく登場した杏奈もすごく好きになった。はっきりとした性格で、自分の軸を持っているところが魅力的だと思う。
そして、この作品を通して新たな気づきもあった。それは、「必ずしも死者と再会しなくてもよいのではないか」という考え方である。
「死者に会うことは、誰かの死 -
Posted by ブクログ
愛読書は?という問いには「星の王子様」と答えています。
冒頭、サン・テグジュペリは「大人はみな子供だった。しかし、それを覚えている大人は少ない」ということを書いています。この言葉が星の王子様の大きな魅力になっているとずっと思ってきました。
ここに、かつて自分が子供だったことを大切にしている作家に会いました。
これまで辻村さんの小説を読んできて、その根底にある人間を信じる気持ち、と言いましょうか、本当の優しさ、やはり信頼かな、そういうものを感じてきましたが、その基になっていることが書かれているのがこの本だと思います。
もしも、この先、辻村美月という作家を研究する人が現れたとしたら、この本は第一級