辻村深月のレビュー一覧

  • ファイア・ドーム 上

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    色々思う所もあるのだけどとにかく続きが気になるので今から下巻読みます。

    子供がひどい目にあうのはとても心苦しい

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    2026年06月22日
  • ファイア・ドーム 上

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    レビューに従って下巻も同時に買うべきだったなと後悔した。心臓が痛くなる終わり方で続きが気になりすぎる。

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    2026年06月22日
  • ファイア・ドーム 下

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    言葉は使い方によって時には鋭利な刃物のように人を容赦なく傷つけるが、逆に絶望の淵から強い力で引っ張り上げてくれる、そんな言葉の持つ力強さが本作を読んで随所に感じられた、改めて辻村さんは言葉が持つ力を引き立てる物語を作り出すのが上手い方だなと実感した。

    あれほどの事件がありながら仲間と共に未来に向かって走り出す光汰郎たちや、事件で負った後悔や絶望感を胸に抱えながらそれでも尚教壇に立つ選択をした美冬の覚悟、紗英の事件からずっと苦しかった心に一つ区切りをつけ、紗英に対して後悔の念から感謝の気持ちが込み上げた忠治たち家族の思いなど、様々な思いが胸に去来して、読んだ後、言葉じゃうまく言い表れられないけ

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    2026年06月21日
  • スロウハイツの神様(下)

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    スローハイツが出発点ではなくそこに住む彼ら彼女らにとってはあくまでも経由地だった事、そこに辿り着くのはたまたまではなく必然であったことを知る。
    全てはチヨダコーキの小説の良くも悪くも与えた影響であり、今のチヨダコーキを作ったのは環である。
    これは2人の物語であるのに、自分もスローハイツの住人だったかのように思わせるこの書は偉大である。

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    2026年06月21日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    読み終えて思うのは長編のはずなのに、話の展開が面白く、そして苦しく一気に終わってしまった。
    上巻では小学校教諭の美冬の立場に共感した。退勤後にひとこと声をかけた児童の失踪。そして失踪した後に、彼女が整体院に行っていたことが『エステに行き、学校から担任に連絡がしばらくつかなかった』とネットニュースになったこと。全てがもしかしたら起こりうる、と思わせる描写が苦しい。そして周りにいる噂に群がる人たち。群がる気もないが自分の知っていることをどんどん付け足して広げていく姿が怖かった。
    下巻では、光太郎くん誘拐、そして昔の紗英さん誘拐、晋也くんの事故の全てが鮮やかに繋がっていく。それぞれ出てくる人物の心情

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    2026年06月21日
  • ぼくのメジャースプーン

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     少学校で起きた陰惨な事件で声が出なくなった少女・ふみちゃんのために不思議な力を持つ"ぼく"が出来ることを模索するシンプルな構成と「彼女が望むことは何か」「どうすることが自分に恥じない結論になるのか」など深く考えさせられる描写の対比が絶妙で"ぼく"は紛れもなくふみちゃんのナイトだと思えた。

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    2026年06月21日
  • ファイア・ドーム 下

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    ネタバレ

    紛れもなく傑作。上下巻に慄きましたが、実質2日くらいで読み切りました。手が止まりませんでした。

    以下ネタバレですが、色々な伏線が少し目立つように書かれていて、早いうちから犯人の目星や余罪についても、察しがついてしまいました。
    欲を言えば、もっとさりげなくても良きでした。

    ただ、それをもってしても著者の代表作になるでしょう。素敵な作品をありがとうございました。

    以下は本文より引用したお気に入り。

    「“違うところもある”という不確かさが、語る人によって内容が変わるうわさの本質そのものだという気がしたんだ。」
    「噂が広まるその過程には明確な「悪意」と呼べるものがない。だからこそ、質(たち)が

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    2026年06月21日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    面白すぎて下巻に突入して読む手が加速しました、、。よくできたお話で安易な言葉で表すのが憚られる内容でした。
    何となくiについてはそうかな?と思う場面もありつつも、想定より多くの伏線を回収しつつ、あのラストに持ち込むところがさすが辻村さん、、。
    iのしたことは凶悪でしかないものの、それを完全悪と言いがたい背景に複雑な感情を持ちました。
    またそれを虫に喩えるあたりもなんだか不気味でゾッとしました、、昆虫ではよくある寄生も人間に置き換えるだけでこうも複雑になってしまう、同じ生き物なのに。
    最後は救いのために用意された章だと思いたかったけど、藍はもう死んでしまった。頬が切れてるのを見ると恭司に殴られに

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    2026年06月21日
  • 島はぼくらと

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    人口3千人の瀬戸内海の島が舞台の作品。
    田舎ならではの住みやすさや逆に田舎故の人間関係の難しさなどを描きつつも、故郷を愛する高校生4人の視点で爽やかに描かれている。

    単なるふるさと万歳な話ではなく、必死に存続をかけた地方都市の戦いも生々しく書かれている。

    主人公の少年少女はずっと4人でいれたらと思いつつ、時間や環境、人間関係などのあらゆる変化と向き合っており、その度に読んでいる自分もよりリアルな感情になった。

    こういう体験ができることこそ小説の醍醐味。
    読後感もよく、素敵な作品でした。

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    2026年06月21日
  • ファイア・ドーム 下

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    面白くて一気に読めました。
    最後まで読んで各登場人物の最後をしっかり書かれているのに感銘受けました。作者の登場人物の目線に最後まで向き合ったのが充分に伝わりました。
    登場人物の心情が移り変わる様子が細部まで表現されており読み応え抜群でした、読めて良かったです。

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    2026年06月21日
  • ファイア・ドーム 上

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    ドキドキハラハラ展開が続いています

    上巻を読み終わったのに、手許に下巻がない場合のストレスは凄まじいものがあると思いますよ

    いざ、下巻へ!

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    2026年06月21日
  • 傲慢と善良

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    今の自分(2026.06.20)に刺さるものが多かった。多すぎた。性別関係なく、人の見方が変わる、そんな物語でした。人の顔色をあまり伺わず、自分の好きなように生きてみてもいいのかもしれないと思わせてくれた作品だった。

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    2026年06月21日
  • ファイア・ドーム 下

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    人生の中で読んだ作品で一番はかがみの孤城でしたが、今作がそれを上回りました。
    私の好きな作品第一位は、ファイアドームです!!
    みんな、読んでください!!

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    2026年06月21日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    幼い頃から本を読み、どこか達観して周囲を見下していた主人公。母親の病や元恋人が起こした事件を通して、自分の「覚めた個性」と向き合い、他者との繋がりの大切さを知っていく成長物語だった。
    読み進めるうちに、新聞部の先輩とのやりとりは主人公自身の内面における葛藤だったのだと感じた。誰かを愛したい、誰かに愛されたいという思いと、それを認めきれない自分との対話。本当は人間愛に飢えていた少女が、少しずつ他者へ心を開いていく過程が丁寧に描かれていた。
    ドラえもんのひみつ道具になぞらえたファンタジーのような装いだが、単純なSFではない。不思議な出来事そのものよりも、少女の心の動きを描くことに重きが置かれている

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    2026年06月21日
  • ファイア・ドーム 下

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    分厚いとは思っていたけど読みやすく読み応えがあった。噂に苦しめられた人、噂を信じてしまった人、被害者家族、加害者家族、その事件を知ってる世代知らない世代とそれぞれの立場が丁寧に描かれていて加害者以外全員に感情移入できた。
    ものすごく良質な物語を読めたという満足感がある。

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 下

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    「速斗!」
    一樹が呼ぶ声が、すぐには聞こえなかった。つかまって、それで死ぬんだ、と思った。光汰朗の顔を思い出した。
    光汰朗も、こんなふうに誰かにつかまったのか。それで死んじゃったのかー。
    こんなに、怖かったのか。

    ボン!という音が、さらに強くなる。窓がキイン、と震える振動が、ここにいても伝わってくる。耳を押さえる。
    その音を聞きながらも、速斗の頭は光汰朗のことでいっぱいだった。
    逃げない ー と思う。
    逃げたくない。見つけたんだ、と歯を食いしばる。
    絶対、助ける。光汰朗と一緒に、絶対帰る。怖い。とんでもなく怖いけれど、その決意だけは揺らがなかった。

    息を。
    息を、吸った。
    透真が、子どもの

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    2026年06月20日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    まさにタイトル通り傲慢と善良の作品です。
    読む人の年代…生まれてきた地域によって大きく感想が変わってきそうな作品です。

    架の気持ち。真実の気持ち。を考えるだけで、
    自分も傲慢と善良があるなと気付かされる作品です。過去の自分の行動や経験を省みると、あの時何であんな考えだったのだろうか?
    今思えばあんな上からな態度とっていたのかと…振り返らないと一生忘れてた(逃げてた)記憶がよみがえってきます。

    そうい事に気付かさせれた作品です。

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 下

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    大好きな辻村さんの新刊!ずっと楽しみしていてようやく読み終わりました。
    上巻の物語全体、ずっと暗く辛い雰囲気がありました。現代の顔が見えないSNSでの誹謗中傷や、地域特有の閉鎖的な絶えない噂、教育機関の昔ながらの体制、事実よりも面白い推測で主人公を追い詰めるマスメディア…読んでいて辛いなと思う場面が多くありました。そして、衝撃の展開で終わり、下巻へ。
    下巻では、犯人が発覚した後の被害者遺族、加害者家族、マスメディア、警察がどのように動いていくかがとても気になりかなりの早さで読んでしまいました。
    提示される情報の精査を、普段はあまりすることなく、出されたものを消費していくだけの自分を改めて痛感さ

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 上

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    新沼紗英が職場を後にした時のことを、ある人は「楽しそうだった」と言い、ある人は「不安そうだった」と言う。
    「期待に満ちた目でうきうきしていた」と言う人もいれば、「心細そうで、どうして上司は彼女を一人で行かせるのだろうと思った」と言った人もいる。

    細い道を抜けて、自転車がようやく大通りに出る。途端に、視界が色を取り戻した気がした。光汰朗のあの家の、尋常でない暗さは何なのだ。まるで、季節や時間が違っているような。時を止めているような。

    声が聞こえないはずの誌面の向こうから、嘆きと苦しみ、怒りの声が聞こえるようだった。なぜ、娘を奪われた私たち家族がこんな目に遭わなければならないのか ー 。あまり

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    2026年06月20日
  • ファイア・ドーム 上

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    辻村深月先生はやっぱり最高です!
    心理描写がものすごく上手なので、読んでいて登場人物の気持ちに乗り移られるようで、ドキドキするし、苦しくて気持ちが悪くなる。上巻、ここで終わるの~というところで終わったので、下巻に続きます。

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    2026年06月20日