辻村深月のレビュー一覧

  • 傲慢と善良

    購入済み

    恐ろしいほど繊細な描写

    「人生に刺さる」という触れ込みは伊達ではないと感じました。
    読み手にどのような影響を与えるかは人それぞれで、まるで読者自身を映し出す鏡のような作品だと思います。
    もし婚活をしているとしたら、お相手にもこの作品を読んでいてほしい、そう思える一冊でした。

    #深い #共感する

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    2026年05月21日
  • 噓つきジェンガ

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    短編3作ですが面白く、ジェンガとは言い得て妙だなぁと思った。最近よく目にする事件や詐欺も、発端はこんなことなのかなと、リアルさを感じられ、誰でも巻き込まれるリスクのある事柄だなと感じた。
    あまりのリアルさにヒヤヒヤというか冷や汗というか、焦りを感じるほど巧みに描かれていて、さすが辻村さんの作品だなと思った。

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    2026年05月20日
  • スロウハイツの神様(下)

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    夢を追う若者たちの葛藤や才能への嫉妬、人とのつながりの温かさが丁寧に描かれていて胸に残った。
    伏線が少しずつつながる展開も面白く、読み終えた後は仲間の大切さを改めて感じる作品だった。

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    2026年05月20日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作のツナグよりも秀悦だと思う。歴史研究の心得は視点とユーモアが素晴らしい。母の心得も良かったし、想い人の心得は、会いたい理由がなんともココロに響いた。主人公の今後も含めて、この先も続いてもらえれば嬉しい。

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    2026年05月20日
  • 本日は大安なり

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    凍りのくじらに続くaudlble聴。
    これは、面白かったです。
    これまで深月さんの作品に触れてきた中で、味わったことのない感情・読後感でした。誰の何がどう面白かったとかはわざわざ書きません。とにかく面白かったです。
    ジャンルはサスペンスコメディー?ミステリーコメディー?と言えば良いんでしょうか。
    ここまで時間軸の短い辻村作品も珍しい気がしていて、分刻みで同時多発的に4者(5者)の視点をランダムに描き続け、読む(聴く)スピードが留まりませんでした。

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    2026年05月18日
  • かがみの孤城 下

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    続きが気になりすぐに下巻へ。2時間ほどで読んだ。
    文字が大きくて読みやすい。タイトル的に重めなのかなと思ったがとても軽く読めた。
    散りばめられた伏線の謎はとても簡単で概ね予想通りだったがそれでも飽きることなく読み進めることができた。

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    2026年05月18日
  • サクラ咲く

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    登場人物たちの、もどかしく清々しい言葉や行動が愛おしかった
    3篇それそれが繋がる瞬間が気持ちよくてたまらなかった、最高!

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    2026年05月17日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    前回から7年後の設定(多分)。
    読み始めた時、「使者」が小さい女の子だったから歩美くんに子どもができたのかと驚いた。
    母の心得と一人娘の心得を読んでいる時は何回も泣きそうになった。家で一人読んでいたら絶対に泣いていた。

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    2026年05月17日
  • ぼくのメジャースプーン

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    確か、昔、大学を卒業した頃にこの文庫本を買った。そして、読まないままずっと本棚で眠らせていた。
    手に入れてから10年以上経っただろうか、やっとこの本を読んだ。

    読みはじめたらとても読みやすく、すっと心の中に入ってくる物語だった。主人公の少年の心の機微や、巻き起こる事件に読んでて何度も涙腺が緩んだ。

    読後の余韻もあって、センチメンタルな気分だ。

    私はこの物語をずっと読みたかった。本屋で手に取ったあの日から、引っ越しがあっても断捨離をしても、この本はずっと本棚に共にあった。辻村深月の「凍りのくじら」がとても好きだったのでこの本を読みたかったのだ。ずっと、ずっと。

    私も作中のふみちゃんのよう

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    2026年05月17日
  • 朝が来る

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    2人の女性の視点から、現代の社会問題をひしひしと感じさせる物語。
    不妊治療の末、養子縁組で出会った子を育てる母。
    中学生で出産をし、そこからどん底の人生を歩む母。この子の家庭環境も、現代あるあるなのかななど考えた。
    ただ幸せに生きてくれてればいい、そう願える親でありたいな、、、

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    2026年05月17日
  • かがみの孤城 下

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    『えっ、何この本やばい』ってちょっと間放心状態。記憶を残してもう一回。記憶を消して何回も何回も読みたい。

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    2026年05月17日
  • スロウハイツの神様(下)

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    2度目。
    上巻のフリに対して、過去軸も絡めて答え合わせしていく感じが気持ち良い。
    他者目線で描かれていた出来事を、別の人の主観で見るとこうだったんだ、、というようなサプライズもあったり。
    謎解き要素もあって、それぞれの登場人物の心情描写の繊細さがあったり、読み応えがあるし、余韻も残る、大好きな小説の一個になった! 

    この後、順番に沿って辻村深月の著書を制覇していくのが楽しみ!

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    2026年05月16日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    オトナ女子の人間関係について読みたくて選んだ本。
    辻村深月さんの女性の内面についての描写では、
    わかる!そういう人いる!言語化が上手い!と唸る表現が多く、今回もそうだった。

    疎遠になってしまった友達とまた会いたくなったし、やっぱりお母さんっていいよな、大好きだなと思い返せた。

    情報の多い物語なので、少しずつ読むと内容忘れちゃって前のページに戻るっていう繰り返しだったから時間ある日々が続く中で一気に読むともっと楽しめそう。

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    2026年05月15日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    「“救われる側”だと思うことの怖さ」

    さすがは辻村深月先生だと思った。
    この作品は、分かりやすい名言を一つ残して人の心に刺してくるのではなく、物語を通じて、読者にじわじわと気づかせてくる…そしてその描き方が本当にうまいと感じた。

    私はこの小説は、帯に書かれている通り読む人によって「救われる側」と「後悔する側」に感想が大きく分かれる作品なのではないかと思った。

    私はおおかた「救われる側」として読んでいたが、「ナベちゃんのヨメ」に関しては、自分にも思い当たる部分があり、少し後悔する気持ちもあった。

    しかし、そもそも自分を「救われる側」だと認識していること自体が、傲慢で危ないことなのではない

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    2026年05月15日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    運動部で友達が多くて恋愛もして、順風満帆な学生生活を送っている人たち。
    それにたいして運動が苦手で地味で女子とあまり会話すらしたことがない映画同好会の一平。
    一平はずっと、いわゆるキラキラした青春を送れないことに引け目を感じている。
    ただ、映画に対する熱意は人一倍。
    胸に突き刺さる映画と出会ってしまったときの感動は、一平にとってかけがえのない思い出となる。
    その体験を誰が馬鹿にできようか。
    物語に触れて感情を大きく揺さぶられ、価値観を大きく覆されるような豊かな体験を、周りは「地味」という言葉で片付けてしまっていいのか。
    映画同好会の仲間たちと奮闘しながら映画の撮影に臨む彼は美しかった。
    「学校

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    2026年05月14日
  • ハケンアニメ!

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    好きなアニメ、思い出のアニメが1つでもあるなら読んでほしい
    アニメへの愛が溢れてて読みながら作中のアニメを見てみたい気持ちでいっぱいになる。
    とはいえアニメ制作、納期も予算もあれば関わる人も多い。お仕事小説としても目が離せなくて、どの登場人物も魅力たっぷり
    なによりCLAMPさんのキャラデザが解釈の大一致!!
    映画も見てみたい

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    2026年05月14日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作では歩美は高校生で使者の見習いのような感じだったが、この作品では社会人として働き、使者としても活動する歩美が描かれている。
    満月の夜に1度だけ死者と会えるという条件のもとさまざまなエピソードが描かれている素敵。
    副題になっている「想い人の心得」が1番好きだった。身分違いの恋や感情をツナグを通じて何度も伝えており、それが成就してかけがえのない時間を過ごしている描写はとても心に残った。
    歩美自身の人生も良い方向に進んでいくようなラストだったため読んでいてほっこりした。

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    2026年05月14日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    ひかりはどうしてこうなってしまったのか、周りがどうしていればこうなっていなかったのかを考えさせられる
    そしてひかりの今後の人生はどうしたらいいのか。

    アベマで17歳の母の特集を見た
    その子は幸せと言っていた
    ひかりがもし子供を産んでいたら幸せになっていただろうか
    あの親も変わっていただろうか
    非常に面白かった

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    2026年05月14日
  • 闇祓

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    構成が点と点が繋がっていくような感覚で面白かった。
    決して他人事ではない、人間の嫌な部分がよく書かれている。そんな作品でした。

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    2026年05月13日
  • 闇祓

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    ホラーミステリーだが、超常現象的なものというよりも、遭遇しがちな人間の闇にスポットをあてて書かれていて、それがホラーと化している。本当に怖い。ゾッとした場面がいくつもあった。
    そして朝方まで一気読みしてしまうくらい面白かった!まるで漫画を文字で読んでいるようなのだが、よくある陳腐さが全くないのがさすが辻村さん。

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    2026年05月13日