辻村深月のレビュー一覧

  • この夏の星を見る 上

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    『読み終わった後、きっとみんな
    夜空を見上げたくなる作品』
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    コロナ禍の2020年が舞台。
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    『どうして月がずっとついてくるのか』
    幼い頃にあるラジオに送った質問をきっかけに天文部に入ることになった茨城の高校生亜紗
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    コロナ禍の中の五島、実家の旅館経営が原因で自分の居場所に悩む長崎の高校生円華
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    男女共学の学校へ入学したはずが、色んな偶然が重なって学年にたった1人の男の子としての生活が始まった東京の中学生真宙。
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    茨城、長崎、東京の中高生が色んな縁で繋がり、
    そして“スターキャッチコンテスト"をオンラインで開催する。

    手作りの望遠鏡をそれぞれの地でかまえる。

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    2026年05月03日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ミステリーが読みたくて、検索したらヒットしたので、なんとなく購入しました
    面白かったら良いな〜と思っていた程度で、あんまり期待はしていなかったのですが、すごく面白くて、上下巻いっきに読んでしまいました
    登場人物達も個性的で大好きです
    青春ミステリーの中では一番好きな作品になるんじゃないかなってくらい、面白い作品でした

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    2026年05月03日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    SFという言葉が表すように、もしかして?と疑っていたことがそのまま的中した。展開としてはわかりやすい。けれどそれ以上に父の深い深い愛情を感じて、なんだか泣けてくるような、暖かい気持ちになるような、そんな話であった。
    冒頭の、光に照らされたことがある、がまさかそんな風に働いてくるなんて…
    辻村作品は、誰かのための献身の優しさの話が多いから、読んでいて心地よい気分になるのが多くて好きだなと思う

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    2026年05月02日
  • 噓つきジェンガ

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    ・人間の解像度が鬼高え。今で言う闇バイトに友人を誘うような、犯罪に片足を突っ込んでいる自分を賢いと思っているような浅い人間の雰囲気とか、母がお金を騙し取られたと知った息子の、ちょっとニヤニヤしながらも落ち着いて話を聞いてあげる感じとか。「あー、この感じ!いる!」となる。普段、わざわざ気にも留めていないような、細かな所作、言い回しからその人間が表されるような、かゆーい所に手が届く絶妙なところを描いてくる。虚構のはずなのに、現実世界よりも人が生っぽいとすら思える。


    ・3編のどれとも、自分には経験したことのない話で、登場人物たちは皆自分とはかなり違う世界観で生きている人のはずなのに、読んでいて自

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    2026年04月28日
  • かがみの孤城 下

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    素敵な物語でした。思春期の繊細さ、友達の大切さ。子どもの頃の世界は小さかったけど毎日真剣に悩んでた事を沢山思いだしながら読めました。様々な伏線に感動して、久々に読んで楽しかったと心から感じました。

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    2026年04月27日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    おすすめされて手に取った1冊。

    噛み合わない会話というものは幽霊のような怖さがあるなと感じた作品でした。

    ホラーとはまた違った恐ろしさがあったので、ぜひ味わってみてほしいです。

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    2026年04月27日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『ツナグ 想い人の心得』は、前作以上に「再会のその先」を描いた作品だった。死者と会うことはゴールではなく、その後の人生にどう向き合うかが問われる。再会によって救われるだけでなく、新たな迷いや痛みが生まれる描写が現実的で印象に残った。また、ツナグとして成長していく歩美の姿から、人の想いをつなぐことの責任の重さを感じた。読後には、「大切なことは生きているうちに伝えるべきだ」という強いメッセージが残る作品だった。

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    2026年04月27日
  • 鍵のない夢を見る

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    5篇の短編小説集。主人公5人はみんなそれぞれ違う性格だけど、どこかズレていたりぶっ飛んだ考えをしていたり、、笑かと思えばすごく共感ができたり、、いろんな気持ちにさせられた1冊でした。やっぱり辻村さんは面白い!!!

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    2026年04月25日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作との繋がりもあり、スラスラと読み進められました。

    「一人娘の心得」は印象的で、お父さんに会わせてあげたい!と歩美と一緒に思ってしまったけど杏奈の大人な指摘に恐縮してしまった…笑
    杏奈はおばあちゃんの生まれ変わりでは⁈という疑惑が最後まで払拭できませんでした。

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    2026年04月25日
  • この夏の星を見る 上

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    話の題材だけ見るとおもしろいの?という感じでしたが、もう一度コロナ禍に戻ってもいいかもなとか、この気持ち懐かしいなとか、なんだか時の流れを振り返れました。

    私もコロナ禍の時学生だったので、コロナ禍だからこそできる繋がりがあったのではないかとか、コロナ禍だからこそ楽しめた活動があったのではないかとこの本を通して考えさせられました。

    もしコロナ禍にこの小説が出来て読んでいれば私はどうしていたのだろうと考え、なんだかワクワクしました。そう、ワクワクするんです。あのコロナ禍なのにワクワクするんです。
    この点は性格によって分かれると思いますが、私はこの本を読んでコロナ禍にとても希望を持てました。

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    2026年04月24日
  • 水底フェスタ

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    抜群に面白かった。
    なんでこんなに評価低いんだろ。

    相変わらず村社会の人間関係の描き方がうまい。
    さらに、前作や前々作よりも風景描写に磨きがかかっているように感じる。「琥珀の夏」を彷彿とさせた。

    そしてこれまで辻村作品では濡れ場はなかった。あったとしてもレイプや児童虐待。この作品では解禁され、見事なまでの艶っぽさを演出している。
    それがあるからこそ、愛憎や閉鎖的価値観が輝く。

    ラストにかけての展開も、締め方も、とても好きだった。

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    2026年04月24日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

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     蟲、人でなしの恋、芋虫、盲獣が特に好き。日常の中に現れる異界、世間とある程度隔絶された世界における思いもよらない狂気や悦び。凄惨な情景の描写ですらとても美しくて、うっとりしながら読めてしまうのがまた怖い。

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    2026年04月23日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    面白い小説でした!

    サスペンス映画見すぎて本の半分まで読んだあたりでラスト想像できたけどそれでも楽しめた!
    特に映画「トランスワールド」に似てたから好きな人は是非見てほしい

    唯一、狼が暴れ散らすことは想定外だったけどあの展開はハラハラさせてくれて感情揺さぶってくれた!

    こころ、りおん、あき、すばる、ふうか、まさむね、うれしの

    みんな個性があって大好き!

    エピローグには、すばる、ふうか、まさむね、うれしのは含まれてなかったけどきっと最後の日の通り上手くいっていると思うと微笑ましくなる

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    2026年04月23日
  • ふちなしのかがみ

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    どんでん返し、ホラー、意味不明な話など、様々な話が入った短編集。
    辻村先生の書くホラーが好きなので最高に面白かった。

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    2026年04月23日
  • 島はぼくらと

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    最初はかなり読みにくかった…
    シングルマザーとかIターンとか、そういった人が生きやすい場所があるというのは救い。自分自身の努力もすごく必要だけど、受け入れ態勢が整っているかどうかもすごく大事。
    いま、私には島での暮らし含め、地方の暮らしというのは選択できないけど、長期休みとかでそれを体験出来たらすごくいいな。と思う。
    最後はなんなら物足りなかった。もっと読みたい。もっと4人の関係を、その後を知りたい。続編とか出てほしいな...番外編とかも出してほしいな...東京バンドワゴンみたいにできないかな...

    ヨシノみたいな仕事が自分にできるとは思わないが、とても憧れる。こういう人間になりたい。

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    2026年04月22日
  • ぼくのメジャースプーン

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    人生の1冊を選べと言われたらこれを選ぶ。

    これを読んだら「名前探しの放課後」を続けて読んでほしい。

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    2026年04月22日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    自分は他の人とは違うと周りをバカにしながら、結局生活の全ては学校という狭い世界に縛られる。
    この切実な闇と感情の揺れを的確に表現した文章に心が苦しくなる。
    事件を起こし損ねた2人は『悲劇の記憶』を抱えながら、なんとか日々をやり過ごし自分の居場所を見つけていく。
    一旦は途絶えた2人の交流がアンの勇気でこれからも続いてほしいと願った。

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    2026年04月19日
  • 鍵のない夢を見る

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    ネタバレ

    5つの短編集で総じて読みやすかった。
    一話につき、主人公の女性が変わる5つの短編集。
    どの主人公も「友達にしたくない」タイプだった。
    しかもその違和感の切り口がすべて違うの。こんな言語化しにくい違和感をよく描写できるなぁ、って思った。すごい。
    出てくる男たちもなんだか女性を見下してて、腹が立つやつばかりで。それに戦わない主人公に腹が立ったりして。「言うこと言えや」って思ってた。

    最後の「君本家の誘拐」は育児ノイローゼなりかけの女性の話なんだけど、私も9月には子供が生まれるから他人ごとではないかなぁと…
    孤独が彼女を狂わせたのは確かだけど、妊娠前から自分のことしか考えていない思考回路に違和感。

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    2026年04月18日
  • かがみの孤城 上

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    児童向けで読みやすく、大人なら数時間で一気に読める感じ。

    ファンタジーで登場人物も中学生、正直大人の自分が読んでも面白いのか不安だった。
    全然そんなことなかった。普通に引き込まれて最後まで一気。

    展開はわりと読めるところもあるけど、それでもちゃんと面白いし、読後感もいい。

    これは子どもに読ませたいなって素直に思える本!

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    2026年04月18日
  • きのうの影踏み

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    辻村先生のホラー短編集。
    よく意味がわからない短編、直感的な恐怖に訴える短編から、心温まる怪談まで。
    「ナマハゲと私」「7つのカップ」が好きだった.

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    2026年04月17日