辻村深月のレビュー一覧
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辻村深月先生の小説はずっと好きで読んでいたけど、初めてエッセイを読んでみた。
ミステリー作家という肩書きから勝手にイメージしていた人物像とはかけ離れていて、ご結婚されていてお子さんもいらっしゃる家庭的な方だった。
文も読みやすく1日で読み切ってしまった。小学生の頃からずっと本が好きでずっと作家を目指していたというのもかっこいい。全部読み終わったあと、単行本の装丁を見て全部辻村深月に関連するものだとわかって気分が上がった。
これからもずっと世の中に辻村先生の本を生み出してほしいです、応援してます。
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【心に残ったフレーズ】
保育園で知り合ったお母さんの一人に、お迎えに向かう時の -
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◾️仁志野街の泥棒(5位)
わだかまり
高校生になって律子と再会した時、律子はなんの後ろめたさもないのか、ミチルの名前すら覚えていない…。律子母の住居侵入して金を盗む癖、律子の消しゴム万引き(未遂)を、町の人たちは気遣いながら穏便に見守ったのに、本人たちはこんなもん?ていう。ミチルはわだかまりが残る。
◾️石蕗町南地区の放火(3位)
デートに誘った相手の気持ちが全然読めない大林は痛い人なんだけど、そんな大林の放火の動機が、私に会いたいからだ!と考えて疑わない笙子も実は痛い女。大林が動機を、ヒーローになりたかったから、って言ったのを知って怒りの感情をあらわにする笙子。昔モテたんだか知らんが、い -
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Posted by ブクログ
「学校に行けない中学生」7人の話なんだけど、これは実際に行けていない子供に読んでほしいと思った。
「たかが学校」。
この考えに辿り着くまで随分かかった。
でも、独りで部屋にこもって「悪いことをしている自分」という認識のままでは、その考え方には辿り着けていなかっただろうなあ。
そして、最後の怒涛の展開に、食い入るように読み耽った。
特に1番最後のエピローグ。
ここで最後の謎解きがされて、一気にこれまでのストーリーが一瞬にして脳内を駆け巡った。
最後の最後で涙が溢れようとは、この本を読んでいて全然思わなかったこと。
最後の展開、良かったです。。。 -
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8人の高校生が、突然雪の校舎に閉じ込められた。
周りの生徒も、先生も誰もいない。でも電気は付いてる。学祭の時に、自殺した同級生が1人いる。そして一枚、学祭終了後みんなで撮った写真があり、先生と生徒8人のうち7人だけの写真を見かけ、1人が居ないことを知る。それは、誰なのか??顔も名前も姿も何一つ、思い出せない。思い出すことできない。完結編
この校舎と、彼らと居たことこれからも忘れずにいたい。僕は、彼らと居て楽しかったし彼らも自分と一緒に居て楽しかったと言ってくれたら嬉しいな。
また彼らと会えますように。ありがとう。
辻村深月さんの作品、これ以上のものはない。本当、
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作での主人公が「使者」を引き継いでから7年たったお話しでした。
私は前作よりこの「想い人の心得」の方が好きでした。
特に「一人娘の心得」が良かった!
当たり前のことだけれど、死んだ人の心を知ることはできない。けれども色々考えて
『多分、こう言いたかったのだろう』
と、結論付け、前向きに後悔のない生き方を選んでいく姿が晴れやかでした。
「ツナグ」を使わなくても心の整理をつけて進んでいく人が登場する…。それもまた、良し。
『直接聞くことがすべてではないのだ。』文中引用
そして最後の「想い人の心得」も良かった!
断られても断られても面会を希望する依頼人の心を知った時涙しながら読みました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ毎日小学生新聞で連載している記事をまとめたエッセイ集。小学生向けに書かれているのでとても読みやすい( ˙˘˙ )⟡.·
学生の時は特にまわりと違うと浮いてしまう…と思って合わせようとしてしまうが、、自分のその時感じた気持ちを言葉にしなくても書いたりして無かったことにしない…ことが大事とのこと。
全体を通して「あなたの言葉」というフレーズが何回も出てくる。
辻村さんが小説家を目指すきっかけとなったという本も読んでみたくなりました。
「十角館の殺人」/ 綾辻行人さん
「Day to Day」も読みたいな( ᴗˬᴗ)
「本を読むことは新しい世界を知ること」
確かに!その世界に入っていくと一緒 -
Posted by ブクログ
2025.1.6
いま可愛い盛りの孫育てをする私。しかし子育て中は孤独で東京からY県には死にに来た。(ラッキーなことに結局なしえなかった)
30年来この県に住んでるが私とは相入れない。Y県出身の辻村さんが描く舞台は砂漠のような風土を感じそこに巣食うネガティブな思いも、とても共感する。
どの短編も面白かったが最後の君本家の誘拐は特に感情の揺らぎのスピード感を読むままに感じて次は次はと、私を誘った。
昭和の小さい子の母とは、孤独に生活を回していくものだった。ゆえの焦燥感に殺されかけた。
娘家族を見てると父母は協力体制にあり二人で責任を負い見ていて清々しいが、家庭は様々、世の中は、宝を育て心