あらすじ
「家族」で起こる、ささやかな大事件。いま一番旬な作家、辻村深月の最新文庫。息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画。親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」より)。家族を描く心温まる全7編。
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家族というのは、一番落ち着く関係のようで、実は一番緊張する関係でもあると思います。遠慮会釈がない分、揉めると激しい争いになったりします(と思います)。
本作でも、姉妹・姉弟の喧嘩など、相当激しいです。母息子・孫祖父もしかり。読み続けるのがいたたまれなくなるほどです。
でも、喧嘩・争いでマイナス方向に針が振り切れるほどダイナミックレンジが広い分、いたわり思いやる時のプラス方向の温かさは本当にぬくぬくホカホカで、それこそ他人が入り込む隙がないほどです。家族って良いなぁ、と思う瞬間でしょうか。
下記〔作品紹介〕(文庫版)の末尾で「家族を描く、心温まる全7編。」とありますが、そこに辿り着くには紆余曲折、先の見えない長い道のりがあるのです。
わたしのウチは人数も少なく淡白な関係だったので、本作の揉める家族にはあまり実感が湧きませんでした。なので本書の中では、「タイムカプセルの八年」が一番読みやすかったです。
今どきは家族も更に多様化が進んでいるでしょうから、今、家族の諸相を小説に書くとなると、生成AIに指示を仰いだ結果、即刻警察が家に来て、父親が逮捕されてしまうような家族も描かなければならないかもしれません。
みなさまは、本書の家族たちのお話をどのような気持ちで読まれるでしょうか?
とても興味があります♡
〔作品紹介・あらすじ〕(文庫版 2018年4月)
「家族」で起こる、ささやかな大事件。いま一番旬な作家、辻村深月の最新文庫。息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画。親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」より)。家族を描く心温まる全7編。
近くにいるから傷つけ合う。遠くにいてもわかり合える。
大好きだけど、大っきらい--読めばきっと、あなたの「わが家」に帰りたくなる。
弟はアイドルオタク、姉はバンギャ。趣味も性格も正反対。犬猿の仲の二人は顔を合わせれば衝突ばかり。ある日、盗み見ている姉のブログに不審な投稿を発見してしまった弟。日に日に覇気がなくなっていく姉の様子が気になって仕方ない(「サイリウム」より)。
息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画。親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」より)。
真面目な姉を鬱陶しく思う妹。
趣味で反発し合う姉と弟。
うまく息子と話せない父。
娘の考えていることが理解できない母……
あなたの家族もこの中に。家族を描く、心温まる全7編。
〔作品紹介・あらすじ〕(単行本版 2014年10月)
同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。こんな風には絶対になりたくない――だけど、気にせずにはいられなかった。 (「妹」という祝福)息子が小学校六年生になった年、父親中心の保護者会「親父会」に入った、大学准教授の私。熱心な担任教師に恵まれて、順調に思われた日々の裏には、とんでもない秘密が隠されていて……? (タイムカプセルの八年)
同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。
褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。
こんな風には絶対になりたくない――だけど、
気にせずにはいられなかった。 (「妹」という祝福)
息子が小学校六年生になった年、
父親中心の保護者会「親父会」に入った、大学准教授の私。
熱心な担任教師に恵まれて、順調に思われた日々の裏には、
とんでもない秘密が隠されていて……? (タイムカプセルの八年)
すべての「わが家」に事件あり。
ややこしくも愛おしい家族の物語、全七編!
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おすすめされて手に取った1冊。
どの家庭の話も素敵でした。
好きだけど嫌い、嫌いだけど好き
確かにその通りだなと感じました。
友達や恋人ではない、家族だからこその距離感に共感しまくりでした。
家族のお話、ぜひ読んでほしいです。
Posted by ブクログ
竹とんぼのおじいちゃんの話は、涙が出た。
家族というのはやはり、切っても切れないもので、色んな性格や、ものの考え方を学ぶ場所だ。大人だってまだまだ未熟だし、子どもの容赦ない言葉にハッとしたりしながら、死ぬ間際まで成長を続けていく。
家族関係を「依存」と呼んで良くないもののように決めつけることもあるけれど、やっぱり身近な家族の誰かと、うまく心を通わせられたことが、他者との「共存」に、そのままつながっていくんだよね。
言葉もへたな、頑固一徹なおじいちゃん。だけど、まっすぐ正直で、平らかにものを見られる人。こういう人って本当に隣にいそう。
その存在で、静かに、そっと、孫たちの心にも「安心」が育つ。その描写がステキだなぁと思った。
いちばん最後の、しめくくりのようなドラえもんのお話も含めて、私も久しぶりに、とても懐かしい人たちに会えた気がしている。
Posted by ブクログ
心温まった〜
最初の2話はまあ良い話くらいだったんだけど、
三話目のディアマンテ以降が全部とても良かった
一見マイナスに映る母や父、兄弟姉妹や孫が読み終わる頃にはみんな愛しく思えてくる
Posted by ブクログ
第一話の姉妹の話は涙が出た。兄弟って近すぎるので距離感で年齢によって感じ方が違う。自分の生き写しだったり、自慢だったり、嫌悪だったり。小さい頃は疎ましい存在、成人してからは尊敬できる存在。現在は家を支えるパートナー。
タイムカプセルの話良かった。「父親としての黄金期は小学6年」というのはとても響いた。サッカーパパ会を思い出す。あの時の団結は強かったし、今も続いている。子供を影で支える存在でいたい。
Posted by ブクログ
家族の日常が溢れている作品。姉と妹の物語。孫と祖父の物語。最後に凍りのクジラ以来、ドラえもんの道具がでてくる話。中でも孫と祖父の話は泣ける。越してくる長男夫婦の子が新しい学校に馴染めるか、お友達は出来るかと心配する祖父。孫の通う学校に竹とんぼ作りの講師として呼ばれた祖父。孫娘の前でカッコいいところを見せて距離が縮まるも、孫の友達のお誕生日会で問題が発生。孫の成長を直に感じる幸せ。心温まる物語。人としっかりと向き合うことの大切さを思い起こさせてくれた。ありがとう。
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煩わしく感じることもたくさんあるけど大切な家族の中で起こるちょっとしたごたごたがテーマの短編集。登場人物の誰かに自分が重なってほろっと泣けてしまうお話しだった。
Posted by ブクログ
辻村美月による家族をテーマにした短編集。
天才作家×家族 は外さないとは思っていましたが、やはりというか何というか、予想以上に良かったです。
家族というものに対して、万人が、家族って良いもんだよなって思っているなんてことはないと思っています。いろんな事情があると思いますし。
それでも、これを読んだ後は、久しぶりに両親に電話してみよっかなという気にさせる力がある本だと思います。
どの短編も甲乙付け難いのですが、「タマシイム・マシンの永遠」がコンパクトながら、グッとくる内容でした。
愛が不足してるなーって時に読んでみてください。最高のサプリメントですよ笑
◾︎「妹」という祝福
p36「どうして、広瀬先輩とケンカしたの。何で、わたしをかばったの」
「わかんない」姉が薄く微笑んでいた。恩に着せる様子もなく、いたって静かに。それを見た途端、すとん、と急に理解した。私はどうしようもなく妹なのだと。
→なんだろう、この優しくて切な泣ける文章は。兄弟の行いに理屈なんてないというかのような。すごくいい。
p46由紀枝のかっこいい妹でいることは、私の役目であり、姉への祝福。悪くない、と胸を張る。
◾︎1992年の秋空
名言と名シーン多めで最高の短編。読んでほっこりするし、兄弟姉妹っていいなぁって素直に思う。
はるかが自分と重なるところがあるからかな。姉はるかは、何となく周りの目を気にした行動をしたりするのに対して、周りの目を気にしない自分の考えや好きなものがしっかりとある妹。
自分の弟との関係と似てる気がしてて他人事に思えませんでした笑
p276「集合の合図がかかって、先生のもとに走り出すとき、うみかが私の腕をすっと掴んだ。柔らかい手の感触と体温を感じた途端、無性に、この子は私の妹だ、と思った。考え方が似てなくても、姉より頭がいいかもしれなくても、無条件で私の腕を頼っていいのは、この地球上で、この子だけだ。」
→この文章家族への愛が溢れてて素敵過ぎませんか?
あと、貝殻の音は海の音ではなくて、お姉ちゃん自身が奏でてる音だよ。のくだり。
好きだなぁ。
みんながみんな本編のような兄弟姉妹ばかりではないと思うけど、兄弟姉妹って心のどこかでお互いのことを思い合ってる無二の関係なのかもと考えてしまいます。
◾︎孫と誕生会
無条件で、好き、味方でいてくれるのって素敵な家族の在り方のひとつだよなって感じられる作品。
こんなおじいちゃんに憧れます。
◾︎タマシイム・マシンの永遠
p365俺は大事にされ、愛され、いろんな人に成長を見たいと、それが叶わないなら覚えていてほしいと、祈られ、祝福されながら、この家の中心にいた。
→p363のおばあちゃんがひ孫である伸太(赤ちゃん)に「覚えててね」って言ったところから綴られる本文は、本書随一の泣きポイントと思います。愛されていることを自覚できることは、愛することと同じくらい幸せなことと思います。
Posted by ブクログ
辻村深月先生の作品は、本当に不思議だ。何回も色々な人の人生を経てきているとしか思えない解像度の高さ。だからこそ、読むと琴線に触れ、考えざるを得なくなる作品を生み出すことができるのだと思う。
全7編の短編集だが、これから読む方にはぜひ、できるだけ通して読んでほしい。どの家族も「家族」だからこそのぎこちなさを抱えており、それでも色々な出来事を経て「家族」として生きていく姿が描かれている。
これはフィクションだけれども、きっとこの世のすべての家族に物語があるのだろうと想像力を掻き立てられるような、そんな本だった。
「トラブルを回避するのではなく、トラブルから何を学び何を得るのか」
頭ではわかっていても、ついついトラブルを回避しようとしてしまう(ある意味大人になったと言えるのだろうか)のだが、心にストンと入ってくる、そんな感じがした。
辻村深月はすごい
物語を伝える力がすごくいいと思う。興味のない題材でも、内容は伝わり登場人物の気持ちを考えさせられたりする。内容的には好き嫌いがあると思うが読むとホッとさせられる。
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血がつながっているからといって、誰もが互いを完全に理解し合えるわけではないし、いつも上手くいく関係ばかりでもない。しかし、本作に登場する人々は、たとえ不器用であっても大切な人を思いやり、時間を重ねていく。その歩み寄りの過程こそが、愛や信頼を育み、少しずつ「家族」という形を作っていくのだと気づかされる。
特に印象的だった『タイムカプセルの8年』に出てくる父親のように、最初から完璧な親など存在しない。戸惑ったり失敗したりしながらも、自分なりのやり方で愚直に「父親業」と向き合い続けることで、人は真の意味で父親になっていくのだろう。
家族ゆえのすれ違いや葛藤を誤魔化さずに描き出しながらも、最後には温かい救いを与えてくれる。人を大切に想う気持ちの積み重ねが家族を家族にしていくのだと教えられた。
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面倒でちょっと疎ましく、でもどこか誇らしい家族という微妙な存在との関係性を、細かく描写したほっこりエピソードの短編集。
誰にでも読める良書だと思う。
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オーディブルにて耳読。
まったりとしたお話しが読みたくて(聞きたくて)選んだ本作。大正解!
いろんな家族の物語の7編の短編集。どのお話も自分も経験があるような似た経験をしてきたなと思った。姉妹のエピソードは自分も二人姉妹なので胸を打った。親父会、あったよね。懐かしいな。
朗読が水田わさびさんで語り口調がとても優しい。ちょいちょいドラえもんに聞こえるのは仕方ないけどなんかそれが妙に面白かった。
最後のエピソードはまさにドラえもんのひみつ道具のお話しで水田わさびさんがドラえもんとかのび太君のこと朗読してるの胸熱!!
全エピソード、家族ってあらためていいなって思える作品でした。
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家族の絆が描かれている短編集。
私が1番心に残ったのは『1992年の秋空』。
姉が妹との約束を破って友達を優先してしまい妹が怪我をしてしまう、その怪我の影響で妹が夢を諦めなきゃいけなくなるかもしれない、、
これまでちょっと変わっていると思っていた妹に冷たく当たってきたけどはじめて妹の視点に立って相手を思い妹に対して何ができるか考える、というストーリー。
小学生の姉妹の話だが、姉が妹に対して抱いている感情が自分に重なるところがあった。
姉が周りの目線や評価を気にしたり、妹に冷たく当たってしまったり、、
大きなきっかけがあって自分にとって大切な存在だと認識して主人公は変わることができた
自分自身全くいい姉ではないけれど
自分の小さい頃を振りかえって
兄弟大切にしなきゃな、って反省した
Posted by ブクログ
家族の心と心の繋がりの温かさを実感できた。
家族だから繋がっている、ではなく、家族だからより深く繋がりやすい、と捉えるのが正しそうだ。
思っているだけでは伝わらない。
とはいえ、伝えることの気恥ずかしさゆえの難しさもあるだろう。
そんなヤキモキとする気持ちの中、実際に伝えること、会って話をすることが大切だと再認識させられた。
Posted by ブクログ
さくっと読めるのに起伏が大きい、読後感も大きい辻村さん大好きです。
文体も心地よくて、読みはじめの数行であーこれこれこれ辻村さん、てなる。
こういう人いるいるこういうことあるあるがいっぱい詰まって見事に組み合わさった色々な温度感の短編集。短い話なのに揺さぶってくるよなあ。全部面白かった。
Posted by ブクログ
最後の作品の、「のびちゃんがこれからランドセルを背負うところもその先も見ていたいけど、それはできないんだろうね。」「覚えててね」っていう言葉に祖母が重なって泣きそうになった。
Posted by ブクログ
最後にブワッと涙が出てくる感じだった!温かい気持ちになった!
家族はなんだかんだで大切な存在で、解説に少し❔ってなるところがあったけど家を出たらその気持ちが分かるのかなー私もあと1年も家には居ないと思うかな残りの家族と過ごす日々を大切にしようと思ったし、悲しくなってきてもきた、、でもこんな風には思わなそうな気もしてきた、どうだろう、
タマシイム・マシンがあるなら本当に気が抜けないけどこの考えいいなーとも思った、!
Posted by ブクログ
家族は一番近いようで距離がある。距離が生じやすい。私も一人暮らしをしているから物理的な距離はある。些細なことで距離ができたとしてもクラスのようにはリセットできない。
今実家は帰る場所ではなくてもう訪れる場所になっていて、身近に感じられる小さないざこざもなく、お客さんになっていることに少し寂しいな〜と思った。
家族は毎日の積み重ねで大きな喜びじゃなくて小さな喜びがたくさんあってそれを共有することで成り立ってるんだなって7つのエピソードを通して思えました。
これから結婚して新しい家族ができる可能性もあるし、一人暮らしをしてなかなか家族に会えてないから小さな喜びだったり、実家を帰る場所としてたくさん会いに行きたいなと思いました。
Posted by ブクログ
家族という特殊な距離感の関係性が原因で起きる色んな摩擦や問題の切り取り方が絶妙で、読んでいて感情移入してしまう話が多かったです。
家族だからといって共感できないものは当然にあって、でも距離が近いからこそ、考え方の違いを別の何かで補うことができるところもあるのかなと感じました。
Posted by ブクログ
人の心を描く、逃した感情を描く辻村深月さんらしさを感じれた作品だなと思っな。家族というコミュニティを通じて、そこにある人間の感情を描いている。確かにこんな感情を抱えていたかもって思える温かい作品だった。単話ずつ毎回心が優しくあったかくなる感触があった。
特に好きなのは、1992年の青空。2人の姉妹の話だけど、グッと来た。隣の芝は青い的な、でもそんなことは一人間単位としては見えないことで。だからこそ妬ましく見える、でもどうしようもなく切れない姉妹の繋がりに、泣きそうになった。
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色んな家族の形のあり方の中で、どう向き合っていくのか、向き合わないのか、色んなことを考えさせられる作品。必ずしもきれいごとで終わらせるわけではないけど、温かい気持ちにはなるという、辻村深月らしい話が多かった。
この夏の星を見るに出てきた二人の裏話も入っていて良かった。
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家族のゴタゴタがあり、むしゃくしゃして本屋で衝動買いした一冊。家族って、血は繋がっててもそれでなんでも許されるわけでないよね、と言う話がいくつも!みんな同じこと思ってるんだな、やっぱり言葉にしないと分からないよね。家族って、近くにいるから、他人よりもめんどくさい。でも同じくらい愛おしいものなんだな。
Posted by ブクログ
家族だからこその苛立ちやわだかまり。だけど家族だからこその繋がり、優しさが描かれた短編集。
我が家は家族仲、兄弟姉妹仲が良くない繋がりの薄い家族でそれが劣等感でした。
友達の家が仲良く集まったり旅行など行く話を聞くたびどこか落ち込んだりして、、、
この本を読んでいて私のところだけじゃないのだなんて今更ながら思えた。
Posted by ブクログ
Audibleで。いや、多分部屋に本は積ん読であるはずだが(笑)
いろんな家族のお話。姉妹が多め。
ちょっと笑ってしまったのは『タイムカプセルの八年』お父さん目線のお話は、無駄なことはせずに本読んで暮らしたいお父さんと、教師を目指す息子。お父さんのところどころに共感してしまう私(笑)見てないようでちゃんと見合っている家族。
で、激しくよかったのは、辻村さんの真骨頂。
『タマシイムマシンの永遠』きゃここででたドラえもん(笑)
多分そうかもと思えるお話は凄く優しくて。タマシイムマシンは絶対ある。
未来のこの子に試されている
う~ん愛。いい!
最後。。
俺は大事にされ愛され、いろんな人に成長が見たいと、それが叶わないなら覚えて欲しいと、祈られ祝福されこの家の中心にいた。
もう、幸せ。
Posted by ブクログ
いろんな家族のいろんな人の視点から見た、不器用な家族愛のお話が詰まった短編集。
切っても切れない家族の縁は、その愛情が不器用でうまく伝えられなくてもちゃんとあって、揺るがない。
心温まるお話でした。
欲を言えば、ドラえもんの話が出て来た時、凍りのくじらの誰かとつながっていて欲しかったかな。
Posted by ブクログ
家族のささやかな出来事だけど、子供時代の微妙な時期、大人とは大切にしてる価値観が違う時代の家族との触れ合い方など繊細な時期がリアルに描かれたお話がたくさんあった。改めて子供ができた時には読み直してみたい作品でした。
Posted by ブクログ
いろんな家族の物語の短編集
兄弟や親子、祖父母と孫、色々あるけど、どの物語もなんやかんやで互いのことを思っているのだなと思った
1番好きな話は1番最後のタイムマシンの永遠
Posted by ブクログ
うーむ…
家族として以前にいち人と人とのコミュニケーションとしてそれはなくないか?っていう兄弟関係や親子関係が描かれていて、そこからなにか大きな出来事が起きて一件落着、やっぱ家族の絆✨みたいな持っていき方には少々疑問を覚えるところ。家族でもあまりの理不尽は許せなくないか?
元々私は映画版でやたら良い奴になるジャイアンや、今まで散々出久をいじめてきたのに謝ればチャラになる、感動みたいな流れのヒロアカの勝っちゃん、勝手にグレて頑張ってた子達をリンチするスラダンの三井寿などなど、、反省して更生したよみたいなキャラを許せず、元々頑張ってる子が1番えらいという考え方だから、このような感想を持ったのではないかと思う。
いちばん最後のドラえもんの話は短いながらにとても印象に残って良かった。
Posted by ブクログ
本作品は、家族にまつわる7つの短編で構成されています。
姉妹・兄弟・親子・祖父と孫など、立場の違う家族の関係性をさまざまな視点で描いています。
家族という関係は、近すぎるからこそ時には緊迫するものです。
解説にもありますが、特に、「余計な一言」から始まることが多いですね。
今の言わなくてもいいのにって思うこと、たくさんあります。
でも、その「余計な一言」ってとても近い人にしか言えないのではないかと思います。
家族は、たしかに生きていくうえで必ずしも必要といえないです。
しかし、人と生きること、その素晴らしさを自分は噛みしめたいと思っています。
他人との価値観は確かに違います。
でもそれは違って当たり前。
そのズレや一致をその時その時、楽しむことが、家族と生きるということではないでしょうか。