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「家族」で起こる、ささやかな大事件。いま一番旬な作家、辻村深月の最新文庫。息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画。親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」より)。家族を描く心温まる全7編。
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Posted by ブクログ
辻村美月による家族をテーマにした短編集。 天才作家×家族 は外さないとは思っていましたが、予想以上に良かったです。 家族というものに対して、万人が、家族って良いもんだよなって思っているなんてことはないと思っています。いろんな事情があると思いますし。 それでも、これを読んだ後は、久しぶりに両親に電...続きを読む話してみよっかなという気にさせる力がある本だと思います。 どの短編も甲乙付け難いのですが、「タマシイム・マシンの永遠」がコンパクトながら、グッとくる内容でした。 愛が不足してるなーって時に読んでみてください。最高のサプリメントですよ笑 ◾︎「妹」という祝福 p36「どうして、広瀬先輩とケンカしたの。何で、わたしをかばったの」 「わかんない」姉が薄く微笑んでいた。恩に着せる様子もなく、いたって静かに。それを見た途端、すとん、と急に理解した。私はどうしようもなく妹なのだと。 →なんだろう、この優しくて切な泣ける文章は。兄弟の行いに理屈なんてないというかのような。すごくいい。 p46由紀枝のかっこいい妹でいることは、私の役目であり、姉への祝福。悪くない、と胸を張る。 ◾︎1992年の秋空 名言と名シーン多めで最高の短編。読んでほっこりするし、兄弟姉妹っていいなぁって素直に思う。 はるかが自分と重なるところがあるからかな。姉はるかは、何となく周りの目を気にした行動をしたりするのに対して、周りの目を気にしない自分の考えや好きなものがしっかりとある妹。 自分の弟との関係と似てる気がしてて他人事に思えませんでした笑 p276「集合の合図がかかって、先生のもとに走り出すとき、うみかが私の腕をすっと掴んだ。柔らかい手の感触と体温を感じた途端、無性に、この子は私の妹だ、と思った。考え方が似てなくても、姉より頭がいいかもしれなくても、無条件で私の腕を頼っていいのは、この地球上で、この子だけだ。」 →この文章家族への愛が溢れてて素敵過ぎませんか? あと、貝殻の音は海の音ではなくて、お姉ちゃん自身が奏でてる音だよ。のくだり。 好きだなぁ。 みんながみんな本編のような兄弟姉妹ばかりではないと思うけど、兄弟姉妹って心のどこかでお互いのことを思い合ってる無二の関係なのかもと考えてしまいます。 ◾︎孫と誕生会 無条件で、好き、味方でいてくれるのって素敵な家族の在り方のひとつだよなって感じられる作品。 こんなおじいちゃんに憧れます。 ◾︎タマシイム・マシンの永遠 p365俺は大事にされ、愛され、いろんな人に成長を見たいと、それが叶わないなら覚えていてほしいと、祈られ、祝福されながら、この家の中心にいた。 →p363のおばあちゃんがひ孫である伸太(赤ちゃん)に「覚えててね」って言ったところから綴られる本文は、本書随一の泣きポイントと思います。愛されていることを自覚できることは、愛することと同じくらい幸せなことと思います。
久しぶりに小説で泣いた。以下メモ 妹という祝福 なんだかんだお互いがお互いのことを気にしていて、思春期の子供らしく自分の気持ちに素直になれず捻くれて捉えがちだがそれも愛ゆえだと感じた 私のディアマンテ こりゃ母がダメダメですわ...言葉の選択が間違っているよ...と感じたのもうちの母親がとても受...続きを読む容的で愛されて育ったゆえの考えなのかもしれない。もし、自分の子が先生と結婚して子供を産みたいと言い出したらどうするだろうか。 8年後の〜 お父さんと息子の話。お父さんは父らしくなくて、さっぱりしているのに、息子の夢は一丁前におうえんしていて、タイムカプセルを探しに1人で乗り込む姿に泣けたし、その後もう関わることもないだろうと思っていた父の会の皆様が協力して探し出して、全員が娘、息子のためにヒーローはヒーローのままを承諾していて泣いちゃった。【口足らずなだけでどちらも愛があるのだ←全物語に言えますが】 p.112 「あわてて廊下に出て『今日だけは行ったら。もう約束しちゃったし』と咄嗟に言ってしまう。」 p.231 「その時、止めに入ったお母さんから、決定的な一言を言われた。『センスの問題よ』と。『人にはそれぞれ、向いてることと向いてないことがあるの』」 どちらも、母から娘に向けての考えなしの言葉、親の何気ない一言でも子供はどちらも凄く傷つく。言葉を間違えないようにしたい、思慮深くありたい。 1992年の秋空 自分の軽はずみな行動が妹の夢を壊してしまうかもしれない恐ろしさ、お姉ちゃんの心情を思うと苦しくて苦しくて泣いてしまった。と思ったら妹がちょうど帰宅。抱きつきに行った。そしたらヨシヨシしてくれた。妹大好きだぜ。 孫と誕生日会 おじいちゃん、よくぞ言ってくれました。自分のことを思ってしてくれる行動って子供はずっと覚えている。受験期、すごく怖かったパパが冬の夜ににイルミネーションでピカピカに輝いてるツリーまで連れてってくれて気分転換を促してくれた。そんなことを思い出した。
空想の、他人の家族の話だったけどどこか自分の家族と重なる気がした。 自分とは違う立場から見るとこうなのかな、とか 「タイムカプセルの八年」と「孫と誕生会」が個人的に好き。 孫と誕生会で出てくるおじいさんは、私の祖父に似ている気がした。冷たいように見えて実は孫を可愛がっていたところが、実は関わり方がよ...続きを読むく分からなかったのではないかというところが。
短編7話 色々な家族のカタチ。 親子、姉妹、イザコザや揉め事があって反発していても、いつかは分かりあえる時が来る。 すごく感動するような話じゃないけど、逆に現実的にありそうな話。 とても心が温まった。
「やっぱり家族だよ」人それぞれ環境が違い、考えも違う、でも違うから家族と言う共通の場は変化に富んで面白い。
7話とも全部自分が体験していた様に、既視感がある話だった。全部が幸せに終わったとは言えないが、温かく、ちょっと恥ずかしくて、人には言えない話が多かった気がする。この話に既視感を持てる自分は家族に恵まれていたと改めて感じた。 武田砂鉄さんの解説も素敵だった。家族の余計な一言は同じ空間にいるからより...続きを読む傷ついたり、実家から出た子供は1人で生きていた顔をしないといけない時期もある、外用のお菓子が出される様になるなど。一つ一つは些細なことだが、歳を重ね、実家に帰るたび、これらの言動が、大切で笑えてくる様になる。 この本を読んだ後、家族の優しさに少しだけ触れたくなる本かもしれない。
辻村深月先生の作品は、本当に不思議だ。何回も色々な人の人生を経てきているとしか思えない解像度の高さ。だからこそ、読むと琴線に触れ、考えざるを得なくなる作品を生み出すことができるのだと思う。 全7編の短編集だが、これから読む方にはぜひ、できるだけ通して読んでほしい。どの家族も「家族」だからこそのぎこ...続きを読むちなさを抱えており、それでも色々な出来事を経て「家族」として生きていく姿が描かれている。 これはフィクションだけれども、きっとこの世のすべての家族に物語があるのだろう、もっと知りたいと思える本だった。 「トラブルを回避するのではなく、トラブルから何を学び何を得るのか」 頭ではわかっていても、ついついトラブルを回避しようとしてしまう(ある意味大人になったと言えるのだろうか)のだが、心にストンと入ってくる、そんな感じがした。
辻村深月はすごい
物語を伝える力がすごくいいと思う。興味のない題材でも、内容は伝わり登場人物の気持ちを考えさせられたりする。内容的には好き嫌いがあると思うが読むとホッとさせられる。
家族だからこその苛立ちやわだかまり。だけど家族だからこその繋がり、優しさが描かれた短編集。 我が家は家族仲、兄弟姉妹仲が良くない繋がりの薄い家族でそれが劣等感でした。 友達の家が仲良く集まったり旅行など行く話を聞くたびどこか落ち込んだりして、、、 この本を読んでいて私のところだけじゃないのだなんて今...続きを読む更ながら思えた。
短編集だけど 辻村深月の本では久しぶりに面白かった なんの違いかは難しいけど 昔読んだ本に近いかなあ
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