あらすじ
「家族」で起こる、ささやかな大事件。いま一番旬な作家、辻村深月の最新文庫。息子が小学六年の一年間「親父会」なる父親だけの集まりに参加することになった私。「夢は学校の先生」という息子が憧れる熱血漢の担任教師は積極的に行事を企画。親子共々忘れられない一年となる。しかしその八年後、担任のある秘密が明かされる(「タイムカプセルの八年」より)。家族を描く心温まる全7編。
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Posted by ブクログ
第一話の姉妹の話は涙が出た。兄弟って近すぎるので距離感で年齢によって感じ方が違う。自分の生き写しだったり、自慢だったり、嫌悪だったり。小さい頃は疎ましい存在、成人してからは尊敬できる存在。現在は家を支えるパートナー。
タイムカプセルの話良かった。「父親としての黄金期は小学6年」というのはとても響いた。サッカーパパ会を思い出す。あの時の団結は強かったし、今も続いている。子供を影で支える存在でいたい。
Posted by ブクログ
家族の絆が描かれている短編集。
私が1番心に残ったのは『1992年の秋空』。
姉が妹との約束を破って友達を優先してしまい妹が怪我をしてしまう、その怪我の影響で妹が夢を諦めなきゃいけなくなるかもしれない、、
これまでちょっと変わっていると思っていた妹に冷たく当たってきたけどはじめて妹の視点に立って相手を思い妹に対して何ができるか考える、というストーリー。
小学生の姉妹の話だが、姉が妹に対して抱いている感情が自分に重なるところがあった。
姉が周りの目線や評価を気にしたり、妹に冷たく当たってしまったり、、
大きなきっかけがあって自分にとって大切な存在だと認識して主人公は変わることができた
自分自身全くいい姉ではないけれど
自分の小さい頃を振りかえって
兄弟大切にしなきゃな、って反省した
Posted by ブクログ
最後の作品の、「のびちゃんがこれからランドセルを背負うところもその先も見ていたいけど、それはできないんだろうね。」「覚えててね」っていう言葉に祖母が重なって泣きそうになった。
Posted by ブクログ
最後にブワッと涙が出てくる感じだった!温かい気持ちになった!
家族はなんだかんだで大切な存在で、解説に少し❔ってなるところがあったけど家を出たらその気持ちが分かるのかなー私もあと1年も家には居ないと思うかな残りの家族と過ごす日々を大切にしようと思ったし、悲しくなってきてもきた、、でもこんな風には思わなそうな気もしてきた、どうだろう、
タマシイム・マシンがあるなら本当に気が抜けないけどこの考えいいなーとも思った、!
Posted by ブクログ
色んな家族の形のあり方の中で、どう向き合っていくのか、向き合わないのか、色んなことを考えさせられる作品。必ずしもきれいごとで終わらせるわけではないけど、温かい気持ちにはなるという、辻村深月らしい話が多かった。
この夏の星を見るに出てきた二人の裏話も入っていて良かった。