辻村深月のレビュー一覧
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これは、辻村深月さんファンの必読書!
著書について深く知れることはもちろん、ご本人を身近な知り合いのように感じられるくらい、踏み込んだ内容が書かれている。
ひとまず全部読んだけど、とても一回読んで終わりというようなものではなく、手元に置いて何回も眺めてしまいそう。
対談やエッセイで登場する作家さんも...続きを読むPosted by ブクログ -
「ぼくのメジャースプーン」を読んだ後に読むのがおすすめだ、と、この本を教えてくれた父に言われたのですが、その意味がわかりました。
最後のどんでん返しが最高でしたが、まさかの2回、最後の最後で食らっちゃいました!笑笑
主人公は同い年の高校一年生で、共感するところが多く、特にヒロインのあすなちゃんとは似...続きを読むPosted by ブクログ -
働き方改革?の元に、中高生になった子供達と過ごす時間が増えました。ただ試験期間で早帰りしてきた子供達は、当直明けてソファでゴロゴロしながらからんでくる父の姿に何を思うか…。主人公みたいに子育てで、活躍したいものです。Posted by ブクログ
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怖いのに気になる。浅葱がしていることは悪いことなのに、どうしてか憎めない。彼の辛さが分かるから。iは誰なのか?それと同時に月子の友達に対する態度、女同士の関係。凄く分かる。辻村深月さんは本当にこういうのが上手くて、読んでいて本当にこの人達がいるような錯覚を起こす。どこか自分にも覚えのある感情が描かれ...続きを読むPosted by ブクログ
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この小説が発売してすぐ、主人公と同じぐらいの年齢の時に読んだ。
大人になった今読み返すとなんだか恥ずかしくなるぐらいの厨二っぷりだと思うけど、当時はとても共感できた。すごく面白い作品でふと読み返したくなる。Posted by ブクログ -
この作品は、辻村深月作品の中で一番切なくやるせない、けれど確かにあたたかい物語だと思っている。
浅葱が『i』を求めて殺人を犯したことも、月子と狐塚が恋人だと勘違いし続けていたことも、浅葱と月子は互いに想い合っていたのに致命的にすれ違ってしまっていたことも、月子の記憶が失われてしまったことも、すべてが...続きを読むPosted by ブクログ -
何度目かわからない再読。初読は大学生の時だが、月子と紫乃の歪んだ関係性に当時の私は救われた。友達が減るのが怖くて、友達に嫌なところがあっても付き合い続けてしまう自分に重なる部分がとてもあったし、どうして私のことをこんなに知ってくれてるんだろう、という気持ちにさせてくれた。Posted by ブクログ
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興味深く拝読しました。
対談がそれぞれ面白く、「なるほど!」となります。
ファンの方にはたまらない一冊なのではないでしょうか。
面白かったです。Posted by ブクログ -
いやぁ、単純な話ではないんだろうなぁと思っていたら、それを十分上回るお話しでした。こんな本が2007年に出版されていたのに今まで読んでなかったとは・・・Posted by ブクログ