辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白い、、
本を表紙の好みで選ぶことが多いから話題になってても手に取らずにいたけど、すごい、面白い。
久しぶりに、こんなに心をめちゃくちゃに揺さぶられた。ドキドキとかワクワクとかじゃなくて、ズーンと重くのしかかってくる感じ。読んで、誰かと話したくなる一冊
一章の時点で、もう心が痛い
共感するし自分の未来を見ているようで、、しんどい、、婚活は就活と同じか、、もうしたくないと思ってたのに、、
結婚したい気持ちをパーセントで聞いて、それが相手につけた点数だと、女友達に言われてドキッとした。
小野里さんとの会話はずっと胸がドキドキ(ズキズキ)してた。思ったことがある感情を全部言語化して、あなたもそうでしょ?と言われてるみたい。
「家族のように思って 甘えていた。
まだ家族ではなかったのに。
家族のように思いたいなら、家族になるべきだったのに。」
「うまくいくのは、自分の欲しいものがちゃんとわかっている人。自分の生活を今後どうしていきたいのかが見えている人。ビジョンがある人。」
朝井リョウの解説まで、とっても興味深く面白かったです。
「どこまでが自分で、どこからが社会なのか。どこまでが理性でどこまでが本能なのか。これまで私たちが選んできた何もかもは、果たして本当に自分の意思で選択したものなのか。」
「何か・誰がを"選ぶ"とき、私たちの身に起きていることを極限まで解像度を高めて描写することを主題としている」
言葉にすると残酷で辛い、でもそういう醜い見栄や自己愛で何かを選んできたり、人を見てきた経験が自分にあることに、ドキドキさせられる
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Posted by ブクログ
ネタバレ基は未熟なentp or intpであり、人間性としての未熟さに最初は苛立ちを感じた。しかし、高校生であるから、その未熟さは仕方がないものであるかなとも思う。
そんな嫌な人からはスゥーッと消えてしまうのがp型あるあるだと、自身の思いを俯瞰してみて思った。そんな部分も許せる、infj、enfjの人間性を見習わないといけないと気付かされました。(多分坂崎さんはinfj...)
坂崎さん、the infj。いつかの中身を知ってだんだん好きになる過程、思考の中身、自信が発する言葉や相手への配慮。おじいちゃんのおかげで、優しい人に育ったんだなと感じる。
こんな考えを提供してくれる小説はやはり偉大なものだ!紹介してくれた同期に深く感謝。これからも色んな本を読んでいきたい。
というのは、本編の途中までで、最後のどんてん返しは鳥肌がたった。いやぁ、凄すぎる。
確かによくよく考えれば、話の節々に噛み合わないなと思っていたところや、infjのあすなが電車での電話の時に一人で何か抱え込んでるのではないかと疑っていた、、。(急に出てきた水泳、バイクの免許)やはり勘は正しかった。現実では見逃さないようにします!!。 -
Posted by ブクログ
この作品がドラえもんの中で一番好き。なんたって辻村先生との出会いを導いてくれた一冊だから。ドラえもんたちが月という今まで深く関わってこなかった世界で友達を作り、と言ってもルカと出会ったのは地球だけどとにかくまだ見ぬ世界の扉を開けるまでの過程がすごく好き。秋という情緒ある世界観、季節感とも相まって、自分好みの神秘的な舞台設定、時期設定になってる。学校の生活も丁寧に描きつつ、だけどちゃんと辻村深月が辻村深月してるのがいい。繊細さ、ドラえもんたちの心の内がちゃんと描かれていて、彼らの解像度がとても高い。藤子先生の書くドラえもんたちとは違うかもしれないけれど、限りなく隅々にまで辻村先生が作品そのものをリスペクトしてオマージュを散りばめているのがわかる。それでいて、自分の個性というか先生自身の強みをしっかりと物語に滲ませてドラえもんという作品に取り込まれるのでなくて、作家性と作品への畏敬の念を見事に小説と脚本に織り交ぜているのが素敵。
やっぱり最後のかけっこのシーンはどうしても映画で見たかったなあ。監督も泣く泣く尺の都合でカットしたんだろうか…だとしたら悲しすぎるよぉ
あと今、僕の地球を守ってを初めて読んでいるけど、共通点みたいな、SFモノとして設定、雰囲気が似てるからもしかしたら先生はこれをイメージしつつ、この作品を描いたのでは…?となってて、勝手に震えてる。そうだったらなんだか嬉しいな。世界が広がってく感じがする。
まあとにかくストーリーの完成度がとても高いので映画、小説ともにいろんな人に見てほしい作品です! -
Posted by ブクログ
ネタバレお久しぶりの辻村深月さん!
ホラーファンタジー系のお話が5つ入った短編集。
思ってた以上に怖い。
グロテスクな死体が出てきたりして背筋がゾクッとなった。
「踊り場の花子」が特に好き。
階段の数が変化する。
花子さんからの質問に答えてはいけない、箱を受け取ってはいけない。
などの校内でささやかれる都市伝説。
自分の小学校にもそんなようなのがあったなと懐かしみながら読んだ。
後半は圧巻の畳み掛け。
ゾクゾクが止まらなかった。
あとがきも印象的。
『これを読んでくださっているあなたが、できれば今、後ろめたい気持ちでありますように。』
読んでいる間の自分の心中をズバリと言葉にされた感覚