有栖川有栖の作品一覧
「有栖川有栖」の「砂男」「慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「有栖川有栖」の「砂男」「慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
同志社大学法学部法律学科卒。1989年『月光ゲーム Yの悲劇'88』で本格的に作家デビュー。『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。その他作品に『作家アリスシリーズ』、『空閑純シリーズ』、『幻坂』などがある。
Posted by ブクログ
面白かった!
江神二郎シリーズと火村英生シリーズの短編がそれぞれ入っている夢のような1冊。
しかし読んでみると、それぞれの味わいで2冊分読んだ気持ちになる。
やはり表題作である火村英生シリーズの「砂男」が、題材も面白く、読み応えがあった。1997年に雑誌に掲載幻の作品とのことで、手元に置きたかった人もいただろうと思う。
江神二郎シリーズは、雑誌掲載時に事前に読んでいたものの、やっぱり2作連続で読むと大学生活の懐かしくも不自由な雰囲気が濃く、いいなあと思う。そこに探偵がいることの温かさがとても好きだ。ずっとこのシリーズを読んでいたい。
真ん中の短編、「ミステリ作家とその弟子」はシリーズ切り替
Posted by ブクログ
作家人豪華過ぎるな…其処に慄いたわ。
折角なので作家名で感想。(敬称略)
有栖川有栖
有栖川有栖のホラー!?と思ってワクワクしながら読んだ。一時期この作家のミステリ読み漁ってたので。ホラーも書くのかな?知らなかったよ?
ミステリ要素がある◯◯ホラー(ネタバレ)で面白かった。怖さは★1。短編映画にしても良さそう。ミゲルが良い奴過ぎて好きだ。
北沢陶
唯一お初の作家さん。京言葉で時代背景が現代じゃないのにすんなり読めるのは文章力の高さだなぁ。美しい言葉たちでした。怖さ的には★2。
幽霊要素有りヒトコワ要素有りでかなり好きな作品だった。叙情的な文章で夏の蝉時雨を連想した。
背筋
最近よく読む作
Posted by ブクログ
学生アリスシリーズ第3弾。
音信不通の麻里亜を追って芸術家が集まる木更村へ向かった江神一行。そこで災害に巻き込まれ木更村と隣の夏森村にメンバーが別れてしまう。復旧を待っているとそこで奇妙な殺人事件が双方で発生し...という物語。
非常に濃厚で面白かったです!!絶妙に怪しい登場人物達、隔絶されている木更村、現場に巻かれた香水 etc...。ミステリー好きには堪らない内容でとても満足です。今回は超長編と言うことも有り、『読者への挑戦状』が3回も登場し、その後の解決編もキチンと伏線を回収していくところがとても清々しかったです。そして2つの挑戦状の答えが出ても、それを凌駕する真相にはとても驚かされまし