菩提樹荘の殺人

菩提樹荘の殺人

641円 (税込)

3pt

「臨床犯罪学者・火村英生」斎藤工×窪田正孝で2016年1月より連続ドラマ化

お笑い芸人志望の若者、アンチエイジングのカリスマ等、「若さ」をモチーフとした作品集。学生時代の火村英生の名推理もキラリ

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菩提樹荘の殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「若さ」が共通の要素として組み込まれた中短編集。やはり火村英生の鋭い推理は読んでいて楽しい。成長段階の若い人間を描いた三作と、成長しきった上で「若さ」を追い求める人間を描いた表題作。ミステリ好きだけでなく、若い人が読んでも楽しめる作品。

    0
    2024年10月22日

    Posted by ブクログ

    短編集ではあるけど、とても読み応えがあって長編好きでも大満足できる一冊。
    個人的には「雛人形を笑え」が一番おもしろかった。
    全体を通して感じたのは、結果よりも過程が印象的であったなと。

    0
    2023年11月25日

    購入済み

    この本は、「若さ」をテーマに4つの作品がまとめられている。4作品とも、従来通りの論理的推理で犯人わ導きだしている。さらに、どの作品の作者(火村)が考える年齢について触れている。とても面白く読みごたえがあった。

    0
    2020年09月25日

    Posted by ブクログ

    爽やかな読後感が好きで、有栖川さんの本を読んでいます。
    今回の短編集で印象に残ったのは「雛人形を笑え」と「探偵、青の時代」。自分の若い頃のもがいていた苦しいような気持ちを思い出しました。多分、アリスの感傷的な独白に引きずられてます。

    0
    2019年10月27日

    Posted by ブクログ

    火村英生の作品は久しぶりだ。

    「アポロンのナイフ」
    しょっぱなからわりと重めのテーマ。
    ご都合主義ではなく、あっちはあっち、こっちはこっち。

    「雛人形を笑え」
    大阪の風景や、若い漫才師の姿が目に浮かぶ。
    若手漫才師に造詣の深い女性刑事が印象的。

    「探偵、青の時代」
    短編なのに登場人物が多く、全

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    何回目かわからない再読。
    「探偵、青の時代」は火村先生の学生時代の話。
    ちょっとほろ苦いなお話。
    先生、友達いたんだなって失礼なこと思ったわw

    「雛人形を笑え」での火村とアリスの漫才は普通に笑っちゃう。

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    有栖川有栖という作家の名前は存じていたものの、初めて作品を読む。
    タイトルの「菩提樹荘の殺人」を含む短編の殺人事件からなる1冊で、作家の有栖川と古くからの友人の火村教授が警察からの協力を仰ぎ事件の解決に挑む。作者と同じ名前の登場人物が出てくるのも面白かったし、いずれも解決編及び後日談がさらりと語られ

    0
    2024年01月28日

    Posted by ブクログ

    最近は少し長編を読み続けていた感が自分の中であったので、久々に短編を読みたいなぁと本棚を見てたら自然と手が伸びました。
    ほぼほぼミステリーしか読まない私ですが、やはり火村とアリスのコンビが漫才みたいな会話を繰り返しつつ事件を解決するのを見ているのが一番好きな時間かもしれません。

    今回の4つの作品、

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    若さが今回の短編のキーワード。少年犯罪。若き夢見るお笑い芸人、火村の大学時代の話、若々しいアンチエイジングの50代男性。それぞれ異なる若さでバラエティに富んだ短編集。特に面白かったのは、火村の大学時代の「探偵、青の時代」。短い作品ながらも火村の探偵能力の断片を見ることができ、よかった。

    0
    2022年08月24日

    Posted by ブクログ

    4編の作品が収録。
    少年犯罪を取り扱った『アポロンのナイフ』は、色々考えさせられる。
    少年犯罪の増減や報道や個人の偏った正義感、なるほどなぁと思う。

    表題作は若さについて2人の考え方を知ることが出来た。
    老いというものをポジティブに受けいれていくことは大事だよなぁ。

    0
    2022年06月11日

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