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Posted by ブクログ
必ず悪夢を見る部屋、片手のない死体、倒木によって陸の孤島となる山荘などなど、本格ミステリ的な趣向満載。
なのだけど、あんまり有栖川有栖入門書にはオススメしがたい。このタイプだと『双頭の悪魔』という傑作があるので。
とはいえ火村シリーズをキャラ小説として読んだ時にけっこう重要な1作。
悪夢がテーマなので、当然火村の悪夢の話になるが、相変わらず根本的なことはわからないにしても、2人で一歩踏み出したように見える。
読者としてめちゃくちゃ知りたいわけじゃないのだけど、火村がいつかアリスに語る気があるのかは知りたい。
終盤、作家としてのアリスの言葉が重くてよい。
作家が助手(あるいは探偵)のミステリーは多いけど、ちゃんと作家として生きてる感じがするのが有栖川有栖のいいところ。
作中人物の年齢変わらないので大きな変化はないこのシリーズにしては珍しく片桐さんに大きな出来事が起こる。
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