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とある社長邸のパーティに招かれた推理作家・有栖川の目前で毒殺事件が発生! 邸内にいた十人の中でグラスに毒物を混入できたのは誰か、そして動機は……。犯罪学者・火村が超絶論理で謎に挑む表題作ほか「助教授の身代金」「ABCキラー」「推理合戦」を収録。本格推理の醍醐味に満ちた〈国名シリーズ〉第8弾。
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「臨床犯罪学者 火村英生の推理 2019」
2019年9月29日~ 日本テレビ系 出演:斎藤工、窪田正孝
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Posted by ブクログ
表題作の被害者、生前の印象とは裏腹にあんまり好かれてなくて、死後に色々明らかになる感じがすごくリアル 被害者だけでなく関係者も、人物像がはっきり頭に浮かんだ 人物描写やトリックが有栖川先生って感じですごく好き
『助教授の身代金』はタイトルを読んで、まさか火村先生が誘拐される?!と思ってしまった。 あとがきにある通り、まんまとタイトルにミスリードされちゃった(笑) 火村先生の推理では、あの部分でそこまで推測していたのかと、改めて観察眼に脱帽。 他の作品も面白かった! 掌編の『推理合戦』はすごく平和で和む。 ...続きを読む友人二人の推理に負けじと意地になって行動するアリスが可愛かった!
タイトルになっている〝モロッコ水晶の謎〟をはじめ、予言(予告)モノを集めたのかな?という印象。読後すっきりではないのだけれど、実際は割り切れないことの方が多く現実ってこんなものかも…と逆にリアリティを感じた。 中篇3篇の中にある超短篇〝推理合戦〟も面白かった。 著者もあとがきで触れられているが、こ...続きを読むういう箸休めのソルベみたいなのも好み!
数年ぶりの再読。この時期に再読したのに特に他意はない。四編収録されているが「助教授の身代金」は覚えていたものの他の三編は全く覚えていなかった。そういやこの「ABCキラー」で因幡丈一郎が初登場してたんだなぁとしみじみ。表題作でもある「モロッコ水晶の謎」のオチは個人的には十分あり。むしろこういう動機な方...続きを読むが人間くさい気がするのは私だけかしら?
少し以前、助教授役で人気を博した俳優が誘拐されたー助教授の身代金 Aの町でA氏が、Bの町でB氏が殺された。凶器は同じ銃。これではまるであの有名なーABCキラー 先輩作家朝井の行動をピタリと当てる火村。まさかついに透視能力まで備えたのかー推理合戦 社長宅のホームパーティでその娘の恋人が毒殺された。お抱...続きを読むえの占い師も読み取れなかった未来、それはいかにして成ったのかーモロッコ水晶の謎 「助教授のー」はドラマになってましたね。 一番好きなのは「推理合戦」です。食えないセンパイと食えない友人に囲まれたアリス。がんばれ! 表題作の「モロッコ水晶の謎」ロジックで唯一の真犯人を探し出す手法はいつも通り鮮やかですが、乱暴な印象。ただそういうこともあるかなぁと否定はしないので消極的な受け入れといったところでしょうか。 もっと他に利口な方法が、それこそいくらでもあったでしょうがと犯人には言いたい。
国名シリースは実に久しぶりで干支が一回り以上している。有栖川さんの作品は短編よりは長編の方が好きだな、そして、作家アリスよりは学生アリスの方がより好きだな、って枚か思っているような気がする。「ABCキラー」のような作品を読むたびに、このフォーマットを作ったクリスティは偉大だなって思う。
短編集。 「教授の身代金」 1話目から猛烈に面白かった。 「教授」が誘拐された。そして、殺害された。 容疑者は少ないのに、全員にアリバイがある。 誰が犯人なのか、全く想像がつかなかった。 相変わらずの火村助教授の冴えわたる推理が素晴らしい! そして、どのような思考の過程からその結論に辿り着いたのか...続きを読む、説明を聞いて、なるほど!と唸らされた。 なにげないエピソードの中に、ちゃんと伏線が散りばめられていたのだな…。 これまで見たこともない物語で、とても楽しめた。 「ABCキラー」 アガサクリスティのABC殺人事件を彷彿とさせる。同じ結末のはずはないから、どんなオリジナルストーリーなんだろう…と読み進めていくと、なるほど、新しい発想だと思った。やはりストーリーがよく考えられていて楽しめた。 「推理合戦」 10ページにも満たないちょっとしたコバナシ。 「モロッコ水晶の謎」 水晶占いモノ。登場人物の人間模様やストーリーは、まあまあ楽しめたが、肝心の毒殺の方法や犯人に辿り着くまでの火村助教授の推理については、少しガッカリ感があった。この短編集の目玉商品にするには、少し力不足かな。「教授の身代金」や「ABCキラー」の方が私は好きかな。
これでAudibleの国名シリーズも最後。面白いと思った順に数字を振っている。 ③「助教授の身代金」 ①「ABCキラー」 ②「推理合戦」 ④「モロッコ水晶の謎」 なんというか、ネタが尽きてきてるかな? 特に表題作は論理と非論理的を融合したチャレンジなのかもしれないけど、今ひとつ説得力にかけた。 ...続きを読む 本格、好きなので辛めの点数。
表題作「モロッコ水晶の謎」は、大御所だから許されるのかなと思います。これを若手が書いたら編集にめちゃくちゃ怒られそう…。 とりあえず、かなりの作品数を書いてきた有栖川有栖先生の野心的?作品です。 他の短編もあれ?(あとがきで作者も書かれていますが)と感じる異端の一冊です。
なんといえばよいのだろう? 有栖川有栖は好きなはずなのだけれと、今一つ、読んでいる最中の体がざわつくような、謎への興味、期待感が少ないような? アリスと火村助教授コンビは、たしかに、ホームズとワトソンのように、作品を読んでいる時は、とても安心感があり、心地よいのだが・・。
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モロッコ水晶の謎
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有栖川有栖
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