幻坂

幻坂

小説・文芸
704円 (税込)

3pt

坂の側に咲き乱れる山茶花の花に、幼い頃死んだ友達を偲ぶ「清水坂」。自らの嫉妬のために、恋人を死に追いやってしまった男の苦悩が哀しい「愛染坂」。大阪で頓死した芭蕉の最期を描く「枯野」など粒ぞろいの9編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    幻坂(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    356131
  • 電子版発売日
    :
    2016年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

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幻坂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地元というか小さい頃からなじみのある土地の名前がたくさん出てきて、とても懐かしい気持ちで読みました。
    愛染さんや生魂さんは夏になれば必ずお祭りに連れて行ってもらったところ。
    その頃のことを思い出しながら読みました。

    0
    2018年08月23日

    Posted by ブクログ

    坂をめぐる怪談ということですが、ホラーというより、抒情的なファンタジーのように思えました。人と人とのあいだのあれやこれやを、たおやかに描いていたと思います。濃密な読書体験でした。

    0
    2016年09月24日

    Posted by ブクログ

    9つの坂にまつわる話。
    すべて違うテイストで描かれている。
    よく練られた作品ばかり。
    芭蕉の視点で彼の最期が見えたのもよかった。
    土地勘があったらもっと面白く感じただろう。

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    昔読んだ本を再読しました。
    同著者の濱地健三郎が、確かこの本のどこかの坂で出てきたなぁと思い出して。
    いました。濱地さん、ご健在で。呪える~が文庫化したら買おうとしている身です。
    幻坂も短編集で読みやすいので、まだ読んでない方は是非。

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    次の週末、ゆっくりと7つの坂をこの本片手に散策してみようと思います。生と死は隣り合わせであるということを改めて感じさせてくれる素敵な1冊でした。

    0
    2018年06月01日

    Posted by ブクログ

    大阪の街の中央を背骨のように南北に貫く上町台地。この界隈は四天王寺をはじめとする寺町であり、大阪が「宗教都市」であったことを色濃く物語る。大阪は起伏の乏しい街というイメージがあるが、そもそも大阪は大坂と表記されていたぐらい、ちゃんとした「坂」があることを本書で知る。

    本書の舞台は上町台地の上に位置する生玉寺町と西麓に広がる下寺町、この2つの町を結ぶ「七坂」ー 真言坂・源聖寺坂・口縄坂・愛染坂・清水坂・天神坂・逢坂。

    著者は取材を通じて知り得た七坂の秘められた物語や歴史的因縁を巧みに取り入れ虚実入り交じる幻想譚に仕立て上げる。上京を拒む新進作家・ミステリアスな猫・いわく有り気な探偵…等、趣きのことなる9話。また京都・奈良に比べ、語られことの少ない、はるかなる大阪の歴史も、話の中にその故事来歴を絶妙に配置。あたかも米朝師匠のたおやかな語りを耳にしているような錯覚を抱く。

    この本片手に四天王寺さんをお詣りし、タモリさんに倣って坂探訪してみましょかね。

    0
    2017年10月16日

    Posted by ブクログ

    ここのところミステリーばっかり読んでいたので物足りなく感じるかもなぁ・・と思いながら、「大阪の、馴染みのある場所が出て来る小説」というような宣伝文句とともに、大手書店で平積みで売っていたので、購入してみました。
    大阪のエリアごとに短編になっているのですが、なかなかコワイ話もあったりして、とても良かったです!なんだか惹き込まれますね、この方の世界観に・・・

    0
    2017年09月23日

    Posted by ブクログ

    日本の文学世界を縱?に観照しつつ、大阪は上町台地、寺町の個性ある坂道に、ちょっと不思議なフィクションとして投射していく。選び抜かれた美しい言葉で綴られるストーリは、どれも好ましい。

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    大阪の〈天王寺七坂〉を舞台にした、幻想的で哀愁漂う全九編の怪談・幻想短編集。

    この辺りは地理的に馴染みのある場所ということもあって、実際の土地勘と重ね合わせながら読みました。

    ノスタルジックな哀愁悲話から背筋がゾクっとする怪異噺、さらに松尾芭蕉や藤原家隆を題材にした時代モノまで・・各話、逢魔が刻の坂道に佇んでいるような・・そう、生者と死者の境界が曖昧になるようなあわい幻想の空気感を味わえます。
    中でも、第五話「真言坂」が切ない中にも優しい終わり方の話で好みでした。
    久しぶりに“いくたまさん”(生國魂神社)を訪れたくなりましたね。
    そして、あの心霊探偵・濱地健三郎先生がしれっと登場する第三話「源聖寺坂」と第六話「天神坂」は、シリーズを読んでいることもあってこちらも印象に残りました。
    因みに、「天神坂」で触れられている真田幸村(信繫)公ゆかりの〈安居神社〉は、真田好きの私も何度か訪れているので作中に名称が出てきた時はテンション上がりました♪
    ただ、私の場合は神社へのアクセスとしては天神坂からより、大通りに面した逢坂の方から行く派ですけどね・・(風情があるのは天神坂ですけど)。

    ということで、現実のロケーションと地続きの幻想世界を堪能させて頂きました。
    勿論、行ったことない場所もあったので、改めてこの辺りを訪れて“聖地巡礼”してみたくなりましたね。

    ところで、この幻想的な余韻とは真逆のしょーもない余談ですが・・( ̄▽ ̄;)
    本作を読みながら上町台地の急な高低差や坂道の光景を思い浮かべているうち、どうしてもブラックマヨネーズの伝説のM-1ネタが頭をよぎってしまいました。
    ボーリングのマイボールの持ち帰り方について、
    「(スーパーのビニール袋なんて)破れるやん!・・俺の家、上本町ゆうて大阪の坂の上やぞ!あんなとこで破れたら(ボーリングの球が)難波まで転がっていくわ!」
    という吉田さんの台詞が、この坂道のリアルな傾斜を知っている私としては「ホンマにあの坂なら難波までノンストップで転がってまうよなw」と、妙なリアリティを持って思い出され、ついニヤついてしまった次第です~(´▽`*)ゞ

    0
    2026年10月16日

    Posted by ブクログ

    すごく身近な場所だったので、読んでみました。
    ふらりと坂道を歩いて散歩しながら
    この書籍のことを想ってみたいなと思います。

    0
    2025年11月05日

幻坂 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ホラー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    幻坂(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    356131
  • 電子版発売日
    :
    2016年01月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

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