有栖川有栖の作品一覧
「有栖川有栖」の「「火村英生」シリーズ【5冊 合本版】 『ダリの繭』『海のある奈良に死す』『朱色の研究』『暗い宿』『怪しい店』」「女王国の城」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「有栖川有栖」の「「火村英生」シリーズ【5冊 合本版】 『ダリの繭』『海のある奈良に死す』『朱色の研究』『暗い宿』『怪しい店』」「女王国の城」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
同志社大学法学部法律学科卒。1989年『月光ゲーム Yの悲劇'88』で本格的に作家デビュー。『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞。その他作品に『作家アリスシリーズ』、『空閑純シリーズ』、『幻坂』などがある。
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Posted by ブクログ
連休の締めは有栖川有栖さんで。
学生アリスを一気に読まずに取っておいてよかったと、読みながら何度も思った。
新興宗教施設という特殊なクローズドサークル。城の中では独自のルールが絶対で、何が起きても警察は呼ばない。外の世界の常識も通用しない。
入ってくる情報はすべて協会を通したもので、何を信じればいいのかわからない。
頼れるのは仲間だけ。
このシチュエーション最高!
そして事件だけじゃなくて、英都大学推理小説研究会(EMC)の5人も最高。
先輩と後輩、友達同士。くだらないことで盛り上がったり、青春の甘酸っぱさがあったり。
事件の緊張感とはまた別の楽しさがある。
妄想の中では自分もEMCの6人目。
みんなとワイワイこの城に閉じ込められているので、長くても全然気にならない。むしろこの5人と一緒ならどれだけ長くてもいい。
前作『双頭の悪魔』から15年を経て刊行されたとのこと。長い年月を経て学生アリスはますます面白くなってる。
火村シリーズも好きだけど、やっぱり学生アリスも楽しいなぁ。
下巻へ続く。
Posted by ブクログ
有栖川有栖氏初読み。最高傑作との呼び声高い本作を選んだが、評判通りの面白さで、700頁近い大作もサクサク読めた。
実は推理小説を好きになったキッカケが、子供の頃に読んだ『エジプト十字架の秘密』だった。なので「読者への挑戦状」が出てくるクイーン系の論理的推理小説は大好物なのである。
探偵江神がラストで犯人相手に延々と謎解き語りをするシーンはいささか冗長に感じだが、二つの殺人事件が鮮やかに結び付いた瞬間には「これぞ推理小説」と拍手喝采であった。
あと、著者はこのタイトルが気に入っていると「あとがき」で言っていたが、正直私は合っていないように感じた。