暗い宿

暗い宿

594円 (税込)

2pt

犯人当てゲーム〈トロピカル・ミステリー・ナイト〉に参加するため、南の島のリゾートホテルを訪れた臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖。バカンス気分で、のんびり過ごしていた2人だったが、訳ありげな夫婦に出会って……。 (「ホテル・ラフレシア」)廃業した民宿、冬の温泉旅館、都心の瀟洒な名門ホテル――。様々な〈宿〉で起こる難事件に火村&有栖川コンビが挑む。傑作ミステリ作品集!

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暗い宿 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年08月26日

    4つの宿が関係してる話が入っている短編集。

    どれが一番か選べないほど全部面白かった。
    宿といっても廃業してたり、和風、洋風、高級といろいろあって全然飽きない。

    ホテル・ラフレシアは東野圭吾のマスカレード・ホテル?にちょっと似てるけどこれはこれで別の面白さがある。

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    四つの宿をテーマにした火村×有栖の短編ミステリー。しっかり作り込まれた本格ミステリーが軽妙なタッチで書かれているので軽く楽しめました。どこか旅したいなぁ。

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    Posted by ブクログ 2022年05月14日

    宿にまつわる4編の小説。
    それぞれに違う不気味さが漂ってくる。

    特にホテル・ラフレシアは後味悪くて…
    でもホテルのミステリーツアーに参加するアリスが結構有能に謎解きしてるのが可愛くて好き。
    201号室の厄災では火村先生の有能さがまた明らかに。
    何でもできる人なのに、高級ホテルで事件に巻き込まれると...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月05日

    何度目かの再読。作家アリスシリーズ。宿を舞台とした四編が収録されている。どの話も何かしらの宿が舞台となっているわけだが、中でも最後の「201号室の災厄」は一風変わっている。作中では火村先生が悲惨な目に合っているのだが、そんな状況でも必要に迫られてとはいえ事件を解決してみせるのは流石としか言いようがな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月22日

    様々な「宿」で起こる事件に挑む短編集。各話が短くスピード感溢れるので、一気に読んでしまった。特に好きなのは2話目「ホテル・ラフレシア」で、明るい爽やかなリゾートホテルの雰囲気の中に漂う不気味さが印象に残る。

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    Posted by ブクログ 2017年10月08日

    初めて読んだ有栖川有栖。作者と主人公が同一人物っての、初めてだわ。火村シリーズって言うんだね。「ホテル·ラフレシア」が印象に残った。ラフレシアって花はボルネオなんかで見れれる世界で一番大きな花。花の方を知ってて名前をこの小説で初めて知る。
    アリスの性格がなんか好きだわ。行動派なんだけど、ちょっとネチ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月29日

    宿縛りの短編集。
    『暗い宿』
    廃線になった(正確には違う)線路を散策するうち引き始めていた風邪を悪化させたアリスは引き払う寸前の宿に助けを求める。一夜、横になれればいいと懇願する病人を放っておけず、一夜の宿を貸してくれた元女将。風邪薬も手伝って夢現の夜中、アリスは階下で不審な音を聞く。その音の正体は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月06日

    廃線をたどって訪ねた先でー暗い宿
    南の島の楽園にてーホテル・ラフレシア
    鄙びた温泉宿に現れた包帯男ー異形の客
    ロック・スターと鉢合わせー201号室の災厄

    上記四本を収録。
    異形ーと201-はドラマになってましたね。
    最近やっと火村先生の推理のおもしろさが染みるようになりました。あらゆる可能性から論...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月05日

    “宿(やど)”にちなんだ短編集。
    廃業したボロ宿あり、セレブ御用達の超豪華なホテルあり!

    『暗い宿』
    山歩きの帰りに体調を崩し、アリスが投宿を求めた宿は…
    こういう、旅人が偶然たどり着いた宿っていうのは、昔話も含めて、いわくつきですよね。

    『ホテル・ラフレシア』
    いろんな事が同時進行。
    「トロピ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月26日

    「宿」をテーマに短編4つ。日常からおでかけした環境での事件やら物語展開やらがとても好ましくてすべてのお話を楽しむことができました。いちおしは「ホテル・ラフレシア」の後味の悪さです。「異形の客」の自由気儘に温泉旅行を楽しむアリスが羨ましくて羨ましくて。「201号室の災厄」はジャンル替えかな?というくら...続きを読む

    0

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