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犯人当てゲーム〈トロピカル・ミステリー・ナイト〉に参加するため、南の島のリゾートホテルを訪れた臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖。バカンス気分で、のんびり過ごしていた2人だったが、訳ありげな夫婦に出会って……。 (「ホテル・ラフレシア」)廃業した民宿、冬の温泉旅館、都心の瀟洒な名門ホテル――。様々な〈宿〉で起こる難事件に火村&有栖川コンビが挑む。傑作ミステリ作品集!
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Posted by ブクログ
「宿」、すなわち「旅」と「夜」をテーマにしたミステリ短編集。最後にロジックが繋がる謎解きは勿論、「旅」の持つ情景が描かれており、「宿」が魅力的に写った。
再読。読み味の異なる短編集で楽しかった。 最後の話がアクションメインかつほぼ火村先生のみの異色作で面白い。ホテル・ラフレシアの不気味さも好き。
4つの宿が関係してる話が入っている短編集。 どれが一番か選べないほど全部面白かった。 宿といっても廃業してたり、和風、洋風、高級といろいろあって全然飽きない。 ホテル・ラフレシアは東野圭吾のマスカレード・ホテル?にちょっと似てるけどこれはこれで別の面白さがある。
再読。 「宿」がテーマの短編集。 本のタイトルにもなってる「暗い宿」が割と好き。 最後の話は火村先生が気の毒になっちゃったわ。 災難だったねぇ。
四つの宿をテーマにした火村×有栖の短編ミステリー。しっかり作り込まれた本格ミステリーが軽妙なタッチで書かれているので軽く楽しめました。どこか旅したいなぁ。
宿にまつわる4編の小説。 それぞれに違う不気味さが漂ってくる。 特にホテル・ラフレシアは後味悪くて… でもホテルのミステリーツアーに参加するアリスが結構有能に謎解きしてるのが可愛くて好き。 201号室の厄災では火村先生の有能さがまた明らかに。 何でもできる人なのに、高級ホテルで事件に巻き込まれると...続きを読むか、全くついてないので可哀想。
何度目かの再読。作家アリスシリーズ。宿を舞台とした四編が収録されている。どの話も何かしらの宿が舞台となっているわけだが、中でも最後の「201号室の災厄」は一風変わっている。作中では火村先生が悲惨な目に合っているのだが、そんな状況でも必要に迫られてとはいえ事件を解決してみせるのは流石としか言いようがな...続きを読むい。
様々な「宿」で起こる事件に挑む短編集。各話が短くスピード感溢れるので、一気に読んでしまった。特に好きなのは2話目「ホテル・ラフレシア」で、明るい爽やかなリゾートホテルの雰囲気の中に漂う不気味さが印象に残る。
初めて読んだ有栖川有栖。作者と主人公が同一人物っての、初めてだわ。火村シリーズって言うんだね。「ホテル·ラフレシア」が印象に残った。ラフレシアって花はボルネオなんかで見れれる世界で一番大きな花。花の方を知ってて名前をこの小説で初めて知る。 アリスの性格がなんか好きだわ。行動派なんだけど、ちょっとネチ...続きを読むネチみたいな。 宿にちなんだミステリーばかりだったけど、どれも読み応えがあって短いのになかなか練られててあっという間に読み終えてしまった。「暗い宿」「ホテル·ラフレシア」「異形の客」「201号室の災厄」の四本立て。
宿縛りの短編集。 『暗い宿』 廃線になった(正確には違う)線路を散策するうち引き始めていた風邪を悪化させたアリスは引き払う寸前の宿に助けを求める。一夜、横になれればいいと懇願する病人を放っておけず、一夜の宿を貸してくれた元女将。風邪薬も手伝って夢現の夜中、アリスは階下で不審な音を聞く。その音の正体は...続きを読む?--後日壊された宿の床下から男の死体が掘り起こされた。 『ホテル・ラフレシア』 ホテルのミステリーゲームのモニターとして片桐に連れられてやってきた石垣島の高級ホテル。火村も同行していたそのホテルで、ミステリーのイベントが盛大に行われている同じ夜、火村は浜辺で一組の夫婦と出会う。奥さんのほうが倒れており、夫はその隣で口の中で何かを咀嚼していた。--彼らの間に何が。 『異形の客』 一仕事終えたアリスが足を運んだ小さな温泉宿では、包帯をぐるぐる巻きにし、サングラスにマスク姿の男が泊まっていた。男が翌日散歩から戻ってこない間に、男が泊まっていた離れの部屋で若い男が殺されているのが見つかる。包帯の男の意味は?--人の顔についての考察が事件を紐解く。 『201号室の災厄』 それぞれの用事で東京で落ち合った二人。火村は同僚から譲り受けた優待券でいつもはけして泊まらない高級ホテルに泊まっていた。気分が高揚していつもより飲んだ酒のせいで一つ下の部屋に間違って入ろうとした火村は、外国人に腕を掴まれ、部屋が間違っていることに気付く。そしてその外国人が、今来日しているロックミュージシャンだと気付く。それが彼の不運の始まりだった。--ミュージシャンの部屋で死んでいた女。彼女を殺したのは… 少し薄暗く、ほのかに明るい。有栖川さんらしい短編集。やわらかな文体がほんとに好き。それでも情景の描写はかっちりとしている、ギャップも。アリスのうっかりした性格がちょこちょこ。一番好きなのはホテル・ラフレシア。物悲しい終わりがミステリらしい。
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