ブラジル蝶の謎

ブラジル蝶の謎

607円 (税込)

3pt

美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を説く「鍵」など、おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリ全6篇。読者待望の〈国名シリーズ〉第3弾!

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ブラジル蝶の謎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月20日

    国名シリーズの第三作目。本格ミステリの緻密な論理と、それから導かれる真相に驚かされる珠玉の短編集。表題作の『ブラジル蝶の謎』の派手な殺人現場と真相に驚いた。

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    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    火村英生と作家アリスのコンビが謎を解く、「国名シリーズ第3弾」
    いつまで経っても大学生みたいなノリの二人の会話が楽しい。
    アリスが興味深いものからしょうもないものまで、考えられる推理を次から次へと披露しては、片っ端から火村に打ち砕かれる、という場面が一作品に一度くらいは登場し、かなり面白い。
    読者の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月28日

    短編6作品
    ブラジル蝶の謎:被害者はサラ金社長の弟、社長は既に他界している。被害者は瀬戸内海の離島で社会と完全断絶していた。現場の豪邸は社長のコレクションの蝶が無数に貼り付けられていた。なぜ蝶なのか、なざ天井なのかの追求に火村と有栖が臨む。鮮やかな蝶の絵が思い浮かんでしまい方法や機会の推理を妨げられ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月01日

    長編よりも短編の方が好きです。火村とアリスの掛け合いが好きなので、短編だと二人が早く合流してくれるから。
    全作品おおっと思ったけど、私が一番好きなのは「鍵」!!!!
    何の鍵だろうな~と思ってたらまさかの結末で、うおおおって興奮してしまった。
    今回は全部好きな作品でした。へへへ。面白かった。

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    Posted by ブクログ 2022年02月27日

    さらっと読める短編集。
    ちょこちょこと読み進めていける気楽さがいい。

    なかなか派手な『ブラジル蝶の謎』も良かったけれども、『彼女か彼か』は大胆で面白かった!
    『人喰いの滝』はできれば長編で、よりミステリアスな感じで読めたらなぁと思った。

    次の国名シリーズにも期待!

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    Posted by ブクログ 2017年01月01日

    全部で6篇併録された短編集。駆け出しの作家、有栖川有栖と私立大学で社会学の教鞭を取る、火村英生助教授のコンビが不可解な時間を紐解く。非常にオーソドックスな事件とトリックだと感じるが、一篇(妄想日記)だけは、とても惹かれる内容だった。これまで、犯人が猟奇的や一般人には分からない崇高な意志で殺人を犯した...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月26日

    再読。
    結局シリーズの初期作品は全部既読ってことなのかなぁ。
    1話目~4話目まではそれぞれサクッと読めてなおかつどの話も演出に凝っていてすごく楽しめた。なんとなく読んだことある気がするなぁ、なんて思いながら(笑)
    5話目の「人喰いの滝」が短編にもかかわらずかなりみっちりと密度の濃い大胆なトリックを用...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月15日

    初っ端の表題作が読んでてすこぶるビミョーだったんで、不安だったんですが、後の話は普通に面白かった。
    特にラスト一行が印象的な「妄想日記」。
    よく考えたら当たり前なんだけど、意外と盲点な所が証拠になる「彼女か彼か」が特に良かった。

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    Posted by ブクログ 2023年12月12日

    作家アリスの国名シリーズ三作目 短編集。表題作と宿から二人消失した謎を爽やかに解き明かす(蝶々がはばたく)がお気に入り アリスと火村の軽妙なやり取りが、最後まで楽しみつつ読み終えた。

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    Posted by ブクログ 2023年05月19日

    作家アリスシリーズ6作目で、
    国名シリーズ3作目となる本作。
    発行は1996年。

    「ブラジル蝶の謎」
    「妄想日記」
    「彼女か彼か」
    「鍵」
    「人喰いの滝」
    「蝶々がはばたく」
    の6篇を収録。

    短編が溜まってきたから
    国名シリーズを出すことになったものの、
    肝心の国名がついたタイトルの作品がないこ...続きを読む

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