無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
火村とアリスが毎回違う切り口で事件に挑む。
ぶっ飛んだシュールなトリックもあれば、軽くてユーモアがあるものまで、作品ごとに味わいが変わるので全く飽きずに最後まで楽しかった。
『ブラジル蝶の謎』
大手サラ金社長の相続をめぐり、離島で暮らしていた弟が呼ばれ、会社役員たちと対立する。その構図だけで物語に引き込まれる。
博物館の蝶々オタク学芸員の話も興味深くて、思わず蝶々について調べてしまった。
火村の最後の一言が気になる。
『彼女か彼か』
「あらら〜ン、またいらしたの♡刑事さ〜ん」と、“Mr.マリリン”というバーの蘭ちゃんの語りで進んでいく構成が面白い。
Audibleのナレーターは、インパクト大の蘭ちゃん役が妙に上手くて楽しかった。
『鍵』
殺人事件よりも“何の鍵なのか?”に焦点を当てたところは、捻りがあって面白い。
始まりと終わりでまったく印象が変わった作品( ๐_๐)〣…。
『蝶々がはばたく』
蟹を食べに行こう!と計画する火村とアリスの仲良しぶりが、微笑ましい。
駅のホームで何かを見て驚愕した男性。
その男性から投げかけられた謎を解いていく安楽椅子探偵もの。
今まで安楽椅子探偵の面白さがわからなかったけど、初めてワクワクした。
余韻の残る読後感。あとがきに込められた有栖川さんの思いにぐっとくるものがあった。
Audibleにて。
Audibleで国名シリーズを聴きながらだと、面倒な家事も気分が軽くなって楽しくなる。
気がつくと、いつもより丁寧に掃除をしている。
火村&アリスのおかげで家事の時間がご褒美タイムに変わった。
次は『英国庭園の謎』。楽しみ!
Posted by ブクログ
火村英生と作家アリスのコンビが謎を解く、「国名シリーズ第3弾」
いつまで経っても大学生みたいなノリの二人の会話が楽しい。
アリスが興味深いものからしょうもないものまで、考えられる推理を次から次へと披露しては、片っ端から火村に打ち砕かれる、という場面が一作品に一度くらいは登場し、かなり面白い。
読者の推理もついでに打ち砕かれる場合も多い。
『ブラジル蝶の謎』
ロビンソンクルーソーな生活をしていた男はなぜ殺されたのか。
雉も鳴かずば撃たれまい・・・
『妄想日記』
読み進むうち、段々と事情が分かってくるが、衝撃的であり悲劇であった。
『彼女か彼か』
ちょっと軽さが面白い。
女装美人の魔法が解ける時とは・・・
『鍵』
今時そんなものあるの〜?
あるなら見てみたい。
『人喰いの滝』
トリックを施していく場面を想像すると、ビジュアルがシュールすぎて笑える。
よく思いつくなーと感心するしかない。
『蝶々がはばたく』
地球の裏側で起こった出来事が、若い二人の運命を後押しした?
Posted by ブクログ
短編6作品
ブラジル蝶の謎:被害者はサラ金社長の弟、社長は既に他界している。被害者は瀬戸内海の離島で社会と完全断絶していた。現場の豪邸は社長のコレクションの蝶が無数に貼り付けられていた。なぜ蝶なのか、なざ天井なのかの追求に火村と有栖が臨む。鮮やかな蝶の絵が思い浮かんでしまい方法や機会の推理を妨げられた。謎の解明はスマホ。最後に火村の言葉、人を殺したいと思ったことがあるから・・・
妄想日記:自分が起こした交通事故でノイローゼになった被害者は地下室で暮らしていた。その被害者の屋敷で火だるまになって死亡した事件。動機と方法は推測がついたと思っていたがチョット違っていた。記号の日記は関係するのだろうか?なぜ火だるまなのだろうか?ゴムをなぜ使っていたのか?疑問が火村と有栖によって明らかになった。
彼女か彼か:女装趣味の男が被害者だ。その男と揉め事を起こしていた3人が容疑者。恋敵、いとこ、隠し子の3人である。現場は被害者の自宅マンション。それぞれの証言をよく読むとおかしな点がある。それに気づく楽しみがある作品だった。
鍵:社長秘書が殺される。社長の別荘が現場である。遺体のそばに落ちていた鍵が謎解きのカギとなる。
鍵は何の鍵なのか、金庫や宝石箱や楽器やドアのような実用性(?)のある鍵ではない。中世ヨーロッパがヒントとなる。その鍵が動機を指し示している。
人喰いの滝:岩手の千人滝に老人が落ちて死亡するところから始まる。自殺なのか他殺なのか?前年の夏に同じところで女優が落ちて死亡していたが遺体はあがっていない。火村と有栖によってこの2つの点が線となり謎が解かれていく。トリックが秀逸だと感じた。
蝶々が羽ばたく:火村と有栖は北陸旅行に行くことに、火村が電車に遅れたために有栖一人が先に向かうが、偶然乗り合わせた紳士が35年前の謎の男女蒸発事件の2人を見つける。その紳士は途中で下車、有栖は火村と合流し、話だけで推理していく。
どの作品も面白い、楽しめた。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。