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Posted by ブクログ
素敵な表紙が3冊揃ってにんまり。
光文社シリーズは特に後半2冊が面白かった。
今回はいつもと少し違う異色作品が2つ。
「ある意味では最大の異色作かもしれない」と有栖川さんが書かれていた『天空の眼』。
確かに今までにない貴重な展開。
そして『ロジカル・デスゲーム』が面白かった。『暗い宿』の「201号室の災厄」もドキドキしたけど、今回はさらに緊迫感があって力が入ってしまう。
確率は本当にややこしい。
宣伝などで「○人に1人!」みたいな確率を出してくる時点で、私はもう信用できなくなる。
わかりにくいことをいいことに、なんか必死だなと胡散臭く感じるので。
モンティ・ホール問題も初めて知った。
ミステリを読みながら知らなかったことを教えてもらえるのも、有栖川作品の楽しみのひとつ。
Posted by ブクログ
『長い廊下がある家』
表題作は途中で現場の様相が思い描けなくなりざっくりで理解したつもりになって読んでた。
井戸みたいなトンネルみたいな長ーい廊下、幽霊が出なくたって怖い。
『雪と金婚式』
事件を解くのではなく、逆行性健忘になったおじいちゃんが記憶をなくす前に犯人の心当たりがついたその理由を探る回。
可愛らしい老夫婦に心温まる回。
金婚式って曲、事前に分かってたらわたしも口笛吹いてたのに。
『天空の眼』
火村はほとんど出て来ず、有栖川完結回。
何気なく取った写真から預かり知らぬところで殺人まで発生して、発端になったことで傷つかなきゃいけないなんて最悪。
『ロジカル・デスゲーム』
記憶にある限りの火村シリーズでは珍しい快楽殺人的な相手。でも厨二病拗らせたみたいなしょうもなさもあり。短編って感じだった。
総じて、珍しく有栖川有栖が鋭い話多めだった
Posted by ブクログ
久しぶりの有栖川有栖。誰であれ短編集はそこまで期待しないのだが、これは面白かった。
面白かったものだけ書く。
この作品は初読のはずだが、最後の「ロジカルデスゲーム」のみどこかで読んだ記憶があった。
・長い廊下のある家
最初は長編だと思っていたので、途中でこれって本当に一冊分使う話なのか?と思ったら短編集だったと気がついた。
表題作であり、ミステリーらしい作品。東の家と西の家が、地下の廊下(トンネル)で繋がれ、中間にはそれぞれの家から掛けられる閂がある。
被害者は西の家側の廊下で死んでおり、容疑者は全員東の家にいた。閂が西側からかけられているが、外から西の家に行くにはアリバイが成立してしまうし、アリバイを崩そうと思うと閂の存在が邪魔をする。
ある意味特殊な家であるという設定が故のトリックだが、完全に騙された。神様に騙される時もこんな感じなのかもしれない。
ただ犯人はなんとなく当たりがつく。
・天空の眼
トリックが今時というか現代を反映している点で新しい。有栖川先生はすごい。
あと、ずっと転落事故(なのか事件なのか)と、心霊写真がどうやって結びつくのだろうと思っていたので、最後感嘆した。確かに、写ってはいけないものが写っている。幽霊ではないが……。
・ロジカルデスゲーム
これはやはり読んだことあるような気がしていたので再読になる。有栖が出てこず、火村先生と犯人の命を懸けた(賭けた)ゲームである。
解説にもあった通り、火村先生は殺人者が出すゲームの解答者であり、探偵としての解決者であることも求められる。その両方をこなしてみせたこととその推理(?)が素晴らしい。
Posted by ブクログ
「天空の眼」面白かったー!!
アリスの行動力とこういう時にだけ()冴えちゃうとこ最高〜!心霊写真話題からのゾワっとする嫌な気分でラスト締めてあるのも好きー!!
あと火村英生の〝どっちに進めば行き止まりか、お前が教えてくれる〟とアリスの〝損な役回りやな〟のこれがまた読めたのも大変ツボでした
表題作の火村がアリス騙した言うとこもおもろかったな〜〜
そして、ふおおおおお!!ラストの話!!めちゃくちゃ緊張したああああ!!!展開早々に読めるけど着地点がどうなるのか(いや死なないのはわかりきってるので安心は安心なんだけどそれとこれとは別やん?)の過程がドキドキドキドキやった……はぁ、途中読みながら息止めてたわ。ふう。
そして乱鴉で行けなかったとこに行けてたの地味に良かったね先生!
やーーーやっぱ火村英生シリーズ面白いな!!!数学大大大嫌いやから確率の説明もなんとなくそんなもんなんか?くらいしかわからんけど!!
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