【感想・ネタバレ】かがみの孤城 下のレビュー

あらすじ

本屋大賞受賞、堂々9冠のベストセラーが児童文庫化! 総ルビ、上下巻合計60点の挿絵で読みやすく。あとがきも収録(下巻)。学校での居場所をなくし、家に閉じこもっていた“こころ”は、部屋の鏡をくぐりぬけた先にある城に通うようになる。そこで出会ったのは、似た境遇の仲間たち。7人それぞれの事情が少しずつ明らかになるなか、城の終わりの日が刻々と近づいてくる。鍵は見つかるのか、この中の誰の願いが叶うのか――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

後半は、リオンとお姉ちゃんが城で再会してたことが判明したところぐらいから、号泣です。
死んだ人と時空を超えて会えるとか、病室にいたお姉ちゃんは実は大きくなったリオンと会って遊んでたとか、泣けます。

それぞれ生きてる時代が違うんだろうなぁーとは途中で気づいたけど、喜多嶋先生の正体は誰だか、こちらはなかなか分からなかった。

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

下巻まで読み終わって辻村深月らしい結末に感心する。
鏡の城に招待された7人の中学生とオオカミ様。皆んなそれぞれ色んな境遇の中で生き、それぞれの何かとたたかってきた一年。
それは記憶には残らないが、貴重な経験として残り、それぞれを成長させていく。かなしさ、寂しさではなく清々しさが残る作品。

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

〈登場人物〉
上巻とおなじ
〈アニメとくらべて〉
アニメとくらべて、ちがうところが、下巻にもあった
〈下巻の感想〉
上巻で気になった、ストロベリーティーのことは、アキちゃんときたじま先生の関係は、きたじま先生は、アキちゃんのみらいのすがたです!
それと、しろによばれた、7人のひとは、こころと、リオン以外、生きている年がちがう!!スバルは、1985年アキは、1992年こころとリオンが、2006年マサムネが、2013年フウカが、2020年ウレシノが、2027年になります。
やっぱ「かがみのこじょう」はおもしろいですね!!

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

素晴らしい!これだけ見事に伏線回収されるとは。ストーリーはティーン向けですが、擦れた大人にも読み応えじゅうぶん。わたしも苦しかった子供時代の葛藤をこえて大人になったけれど、今、娘の目にわたしはどんなふうに映るのか?大人の矜持も問われます。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

児童書でこんなにも涙が次から次へ止まらなくなったのは初めて。本当に沢山の人に読んでもらいたい。とても温かい気持ちになれる素敵な本。この出会いに感謝。

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2024年04月13日

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先に映画を観たので結末は分かっていましたが、最後は涙なくして読めません…。アキちゃん、フウカ、マサムネ、スバル、リオン、ウレシノ、それぞれの胸の内が描かれます。
1年近く一緒にいても明かせなかった、明かしたくなかったそれぞれの事情。お互いの素性が分かってから違和感は溶けて、新緑のやさしい光に包まれて物語は終わります。これから続くだろう現実も、きっと乗り越えていけるだろう希望を添えて。

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2022年12月30日

Posted by ブクログ

下巻になると一気にラストスパートにかけるかのようにどんどんストーリーの展開が進んでいきとても楽しかったです。

ただ児童書だったのは少し恥ずかしかった…。
だけど最後の最後では子供達の意思が伝わりそして現在そして未来へと繋げられる話しだと思いました。

児童書でここまで泣ける話はないですし感動できるものも少ないと思います。
これはいろんな方に読んでもらいたいです。特に10代や20代の人にオススメです。
今度ちゃんとした児童書じゃないかがみの孤城が出たら買って読みたいと思います

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

物語の設定が面白かった。
後半は勢いある展開で引き込まれた。

思っていることの半分も大人に伝えることができず、もやもやした時期もあったけど
大人になってすっかり忘れてた。

記憶は時間と共に薄れたり忘れたりしながら、でも奥の方に残っているものが、未来に少し影響したり、ビビッときたりするのかなー

え?もしかして自分もお城に行ってたのかなぁ。
なんて考えたら、それはそれで不思議な楽しい妄想が広がるー笑笑

あ、感想に戻ります。
喜多島先生が、喜多島先生になれたのは納得。
そう思うと、どんな事も未来に繋がる意味のあることと捉えられる。
苦しみの渦中には難しいけど、仲間や居場所があれば信じるチカラが生まれるのかな。
そしてこころのように、仲間のために強くなれるのかな。

今、10代の方はこの本をどう感じたのか興味深いです。

まとまりませんが、色々感じられた本でした。

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

引き込まれるように上下巻を一気に読破。

登場人物が中学生という設定ながら、心の傷を負った7人。キャラクター設定もそれぞれであるながら、主人公以外の生立ちがなかなかみえてこない。
そこがまた引き込まれる。
異世界だからこそ心を通わせ、心が解きほぐされていく。成長していく登場人物たちの心理変化も興味深かった。

何かに立ち向かう時、心の傷から一歩踏み出す時、もしかしたら、こんな空間があって、繋がりそうで繋がれない誰かから勇気をもらっている…そんな風に現実世界を考えるのも面白い。
記憶がなくなってしまうのは寂しいけれど、だからこそ甘えずに自分と向き合ったと後から言えるのかもしれない。

リオンのお姉さんの設定は、、、少し無理矢理感があったな…

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

上巻より駆け足な印象。
ストーリーでは、不登校の原因がみなきちんとした原因があったが、「なんとなく」が実際の不登校の原因の一位なので、物語としてきれいにおさめてしまわれた感じがしてそこだけが歯痒かった。

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2022年10月08日

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