【感想・ネタバレ】かがみの孤城 上のレビュー

あらすじ

本屋大賞受賞、堂々9冠のベストセラーが児童文庫化! 総ルビ、上下巻合計60点の挿絵で読みやすく。学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光りはじめた。輝く鏡をくぐりぬけた先にあったのは、城のような建物。そこにはオオカミの面の少女が待ち受け、似た境遇の子どもたちが集められていた。城に隠された鍵を探すことで願いが叶えられるというが……。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初の主人公のクラスメイトに対する葛藤の心理描写、学校に行こうとしても身体が動かない。そしてそれに対する罪悪感や絶望の表現がリアルで周りの誰も自分を分かっていないということが伝わってきて、個人的に感情を感じ取りやすかったかなと思いました。またそれ以外の登場人物の絡みがてとてもかわいかったです。これからいじめっ子にどう向き合っていくのかわくわくしました。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

鮮やか!

読み進むうち、凝った作りになってるな〜と感嘆する。手が止まらなかった。
何重にも「なぜ?」の箱があって、次から次に謎が出てくる。解ける時はそうだったのか!の連続だ。

絶望的に話が通じない人、伝わらない人、理解できない人をしっかり描いていて、この苦いものを噛み締めた感じ、辻村深月節といえるのでは。

毒親という言葉を使わずに、あらゆるどうしようもない親や大人の姿を見せてくれ、この切り込み方は辻村さんの真骨頂だよなぁと思う。
問題のある子どもなんていないんだよ。
問題があるのはすべて大人。子どもを生きづらくさせてる元凶は大人。
責任も取れないバカな大人は昔からいたけれど増えこそすれ減ることはないんだ。

それでも希望や救いを描いてくれていること自体がこの日本での救い…。
みんな会えるといいね。幸せになってほしい。

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2024年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〈登場人物〉
こころ、アキ、リオン、ウレシノ、マサムネ、フウカ、スバル、おおかみさま、など
〈アニメと、くらべて〉
アニメとくらべて、ちがうところが、いくつかありました。あたりまえだけど、アニメより、本のほうが、くわしくかいてありました。
〈上巻の感想〉
こころちゃんが、真田さんや真田さんの友達に、いじめられているとこが、かわいそうだと思いました。アニメでもなったのですけど、女子だけでお茶するとき、アキが、ストロベリーティーをもってきていて、心の教室の先生、「きたじま先生」も、こころちゃんに、ストロベリーティーをあげていたから、関係あるのかな?と思って、下巻をみると、すごくかんけいがありました!!

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

CMで見て、気になって買ってもらいました。一回読むと、どんどん読みたくなっちゃって、すぐに読み終わりました。最後の結末や、登場人物の意外な過去など、とても面白かったし、感動したところもありました。とてもオススメです!!

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2023年05月20日

Posted by ブクログ

娘に薦めていたけれど、もうしんどくて読めないと1/3くらい残してそのままでした。
私も読まないまま映画を見に行って、読み進められない理由が分かりました…序盤辛すぎる…小説はさらに解像度が高く、こころの胸の内が苦しいくらい緻密に表現されているので本当に辛いです。
お母さんの気持ちもこころの気持ちもどちらも分かるので…。
ミステリ要素もあるので、??と疑問を残しながら下巻に続きます。

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2022年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公は不登校になってしまってて。
中学生なら、そりゃそう考えてしまって悩んで苦しんでしまうよなーって、
今なら、そんな奴ら、ギャフンと言わせてしまえばいいのに、それでほっときゃいいのに、と、変に度胸のついた中年になった私は思ってしまいます(笑)
(でも、後編読んでくと成長するこころちゃんたちがみられて、私なんかより強くなってる!と思うのだった。)

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

不登校になった中学1年生の女の子の話。ところが鏡の中の世界で7人に増えた。
それぞれの心に不登校になった理由がある。
子供の世界の話だけど、この物語を読みながら、あれっ!辻村深月の小説ってこんな感じだったっけ?と以前読んだ2冊の内容を思い起こしながら、だんだんと下巻を読むのが楽しみに。

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2025年06月27日

Posted by ブクログ

映画を見る前に読みたいと思って本屋で買ってもらった本です。

最初はデカい本だなぁと思って中身を見たら児童書でミスったと思いました。(その時にはもう高校生ぐらいでふりがななしで難しい漢字も読めていた)

だけど買ってもらった手前読んで見ると面白く次々に謎という名の謎が出てきたと思えば子供達の話しの辻褄が合わないことが多く???と疑問が謎に包まれるようになったけど最後らへんで成程!と理解が出来るほどの面白い展開へとなりました。

これは、10代や20代には共感ができる小説で特に高校生あたりは特に共感ができることが多く自分のことのように感じました。

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

主人公やさしい…。いなくなれ!でいいんだ…。わたしなんか、いじめたやつ、苦しんで死んでくれ!っていまでも思ってるけど…。まあ、やられた方はそのくらい思い続けるってことで。

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2022年09月29日

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