芦沢央の作品一覧
「芦沢央」の「悪いものが、来ませんように(角川文庫)」「だから捨ててと言ったのに」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「芦沢央」の「悪いものが、来ませんように(角川文庫)」「だから捨ててと言ったのに」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ものすごく良かった。取材もしっかりされたんだろうが、経験してない苦悩をよくここまで書けるなぁ。さすが芦沢央、と改めて思った。
停滞した四段棋士芝と、二段で退会した大島。
時間をカウントされ、水を飲む=投了するな、と思える程度でないと、「芝」は難しいかもしれない。
一方「大島」のほうは奨励会の制度からきちんと説明してくれる。
大島は三段リーグに進んでいないというところもポイントで、元棋士仲間からも本当の苦しみを知らないと思われている。それも絶妙。
また、AIや研究会に触れられているのも面白く、ABEMAで評価値越しに対局を観ているのが、とても乱暴なことなのではないか、とも思うようになった。
Posted by ブクログ
奈津子と紗英、ずっと友人関係だと思って読み進めていた。
後半のあるところで、え!?!?となった。
この2人は親子だったのか…と。
そこから結末まで一気に読んだ。
前半はありがちな話だと思っていた。
しかし後半、読んでいて心が苦しくなった。
私も親の立場であるが、まるで自分のことを見ているかのような場面がいくつかあった。
愛ってなんなのか、自分は愛を勘違いしているんじゃないか、どうして?と私もよく言ってしまうから…
心に重くのしかかる内容だった。
最後の最後に、やはり親の子への愛を感じることはできたが、悲しい結末に変わりはない。
親と子の悲しい話だった。
女の狂気も感じた。
途中まで友人関
Posted by ブクログ
人々の何気ない生活の中で芽生える、疑念や不安や焦燥を見事に表現されていて、どの話も『気づいたらこうなっていた』感じでした。
長期連休中で、何か読書でも、と手に取った一冊でした。短編集ということもあり、もっと軽い足取りで読み進められる気軽な一冊だと思っていました。
確かに足取りは軽い、というか、先が気になってどんどん早足になっていく感じでした。
1作目から涙腺が緩み、その後からは胸の真ん中で白地のなかの小さな黒い点がもやもやもやもやと薄く、でも確実に広がって濃くなっていく感覚です。
結果を見るのが怖い。でも、それぞれの環境や感情に引っ張られていきました。自分に起きたことじゃない、と言い聞かせない