いつかの人質

いつかの人質

小説・文芸
792円 (税込)

3pt

宮下愛子は幼いころ、ショッピングモールで母親が目を離したわずかなすきに連れ去られる。それは偶発的に起きた事件だったが、両親の元に戻ってきた愛子は失明していた。12年後、彼女は再び何者かによって誘拐される。一体誰が? 何の目的で? 一方、人気漫画家の江間礼遠は突然失踪した妻、優奈の行方を必死に探していた。優奈は12年前に起きた事件の加害者の娘だった。長い歳月を経て再び起きた、「被害者」と「加害者」の事件。偶然か、それとも二度目の誘拐に優奈は関わっているのか。急展開する圧巻のラスト35P! 文庫化に当たり、単行本から改稿されたシーンも。大注目作家のサスペンス・ミステリー。(解説:瀧井朝世)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    いつかの人質(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    501826
  • 電子版発売日
    :
    2018年02月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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いつかの人質 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小さな頃、誘拐事件に巻き込まれた愛子が再び誘拐されてしまう。その犯人と理由が驚く。グイグイ惹きつけられ、気がつくとラスト。

    0
    2026年03月30日

    Posted by ブクログ

    最後まで読んでも犯人の動機がいまいちしっくりこなかったが、それが異常ってことなのかもしれない。
    ある特定の人物だったり、安心、名誉、夢などに依存してしまうと、それを手放さないで済むなら誰かを傷つけたり、悪く言ったり、成長できなくても構わないなど盲目になりがち。
    下手したら既に共依存していて簡単には抜け出せないかもしれない。
    結局一番相手のためになっているのは、わざわざキツくても本音で話してくれる赤の他人なのかもしれないなと思った。

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    三人称視点とインタビュー形式のこの方式と、全体の空気感(たとえ幸せで平和であっても)がイヤのなかに尖ったミステリー要素が入ってるのが大好き。
    「悪いものが来ませんように」がもっと欲しかったのでうれしかった。

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    最初の誤った誘拐事件から始まり、再度同じ女の子が誘拐されてしまう話。

    ライブに行く行かないの家庭内での話の後の、友達同士の会話ですごく胸を締め付けられた。
    無邪気な悪を感じた気がして、誘拐されてしまったあとその子たちはどう思ったのかが描かれなかったのは残念だった。

    真相に近づくにつれ、確かに声の病気は一切なかったなと思った。
    事件のきっかけも、納得はしたが理解できなかった。
    どう考えても狂気じみてるが、愛がこんなにも歪んでしまうものなんだと怖くなった。

    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    生々しい人間関係の描写もうまいし、視点の切り替わりと徐々に明らかになっていく展開は読ませられた。動機も筋も納得するものだったし良かった。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    最初から最後までずっと惹きつけられたままでした。
    こんなに人物それぞれの個性があって、理解出来ない考え方する人がいて、でもそれも当人にとってはその時の100%なんでしょうね。なんかすごかったです。

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    久しぶりにしっかり長編が読めて
    のめり込んで一気に読みました。

    長編には長編の良さがある!
    愛子の気持ち、出来事を考えると苦しく
    幸せを願わずにはいられない。

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    幼いころに階段から落ちて視力を失った愛子。
    そのときは親とはぐれ親切にしてくれた母娘にくっついて行ってしまったことからの事故だった。
    そして友達と行ったライブ会場で視力がないために騙されて誘拐されてしまう。見えないままの愛子の感覚で状況が描かれているせいか、不安感が強くなった。
    幼少期の愛子とはぐれた母親、事故に立ち会ってしまった母娘の心境、本筋の事件の脇にある人の心や状況がどこかいびつ。でもその状況になったら誰でもそのいびつさに囚われるのではないか。
    この世はいびつな気持ちの運用で流れているから。
    予定調和でものごとが流れない苦しさがとても面白いと思った。

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    どんな風に感想を書こうとも、詳しく感想を書こうと思うとどうしてもネタバレになってしまう。

    が、これをネタバレしてしまうと面白みがないだろうから、極力ネタバレをしないで感想を書きたい。

    本文が終わった後の解説で瀧井朝世さんが書き出しに、
    『芦沢央は、「逆算する」という。
    トリックや動機を考えて、そこに向かって逆算して、物語を作り上げていくのだそうだ。』
    と書かれていましたが、まさにその通りの本でした。

    読んでいて違和感がなく、とぅるんと喉元を通り過ぎるゼリーのように入ってくる文章。
    伏線にクセがなく、明かされる真実に無理がない。

    この“明かされる真実”がこの本最大のネタバレになる部分なのですが、
    ここで「えっ?」と登場人物が思ったのと同じように思う方もいれば、
    「だよね」と思う方もいると思う。

    私は「だよね」と思ったのだけど、
    その「だよね」に至る伏線は“語られない”という形と、ちょっとした違和感、そしてその違和感は他の登場人物が語るところからじわじわと感じられるもの。

    だからわざわざ作り上げられる伏線というクセではなく、ちょっとした違和感として心に残ったものの答え合わせを“語られる真実”で締めくくられるから、スッキリするというより「だよね」ととぅるんと入ってきました。

    芦沢央さんは逆算して書かれるけれど、
    読む方は前から順番に読んでいく。

    読んでいる時に、その順番通りというのが
    時間軸や登場人物の考えなど、受け入れやすくて心地いい。
    読みやすいなぁと思いながら読める本でした。

    また読みやすく面白い作家さん見つけちゃったな。

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

    幼い頃に誘拐とされた事件で失明してしまった少女が、12年後に再び誘拐されるお話

    以下、公式のあらすじ
    ------------------------
    盲目の少女はなぜ二度も誘拐されたのか。注目作家のサスペンス・ミステリー

    宮下愛子は幼いころ、ショッピングモールで母親が目を離したわずかなすきに連れ去られる。それは偶発的に起きた事件だったが、両親の元に戻ってきた愛子は失明していた。12年後、彼女は再び何者かによって誘拐される。一体誰が? 何の目的で? 一方、人気漫画家の江間礼遠は突然失踪した妻、優奈の行方を必死に探していた。優奈は12年前に起きた事件の加害者の娘だった。長い歳月を経て再び起きた、「被害者」と「加害者」の事件。偶然か、それとも二度目の誘拐に優奈は関わっているのか。急展開する圧巻のラスト35P! 文庫化に当たり、単行本から改稿されたシーンも。大注目作家のサスペンス・ミステリー。
    ------------------------

    愛子が可哀想すぎないか?
    失明した経緯もそうだし、成長してできた友人たちの行動とか、二度目の誘拐の事情やその最中の出来事
    一番の疑問は、犯人が暴力を加える必要あったのか?


    タイトルの意味
    誰にとっての人質か?
    人質とは何を指すのか?

    優奈にとっては夢が人質
    宮下家にとって、愛子は目が見えないという事が人質
    心配と言う名の束縛だよなー
    礼遠にとっての人質は理解者かな?

    登場人物に色々な人が気持ち悪いというか不快感を覚えるところがある

    いくら焦っていても後部座席に誰がいるか気づくと思うけどね
    そしてその後の隠蔽方法も杜撰
    宮下家は冒頭の描写だけでも閉塞的なものを感じた
    礼遠はまぁアレだ


    目の見えない人の立場による小説といえば、下村敦史さんの「闇に香る嘘」を読んだことがある
    どんな事が分からなくて、何に恐怖を感じるのかというのはそんなに変わらないものですね
    だからこそ、愛子に対する同級生達の態度に怒りを感じるけど、それの原因も普段のコミュニケーション不足なのだとしたら愛子にもその原因があるわけで
    何とも後味の悪い物語だったなぁ……


    そう言えば、芦沢央さんの小説は初読み
    解説で知ったけど、女性だったのですね
    知らなかった

    0
    2023年11月09日

いつかの人質 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    いつかの人質(角川文庫)
  • タイトルID
    :
    501826
  • 電子版発売日
    :
    2018年02月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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