夜の道標

夜の道標

小説・文芸
1,012円 (税込)

5pt

1996年、横浜市内で塾経営者が殺害された。
事件発生から2年、被疑者である元教え子の足取りは今もつかめていない――。
殺人犯を匿う女、窓際に追いやられながら捜査を続ける刑事、そして、父親から虐待を受けている少年。
それぞれの守りたいものが絡み合い、事態は思いもよらぬ展開を迎える。

日本推理作家協会賞受賞作。(解説)山田詠美

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  • ドラマ化

    「夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」

    2025年9月14日~ WOWOWプライム
    出演:吉岡秀隆、野田洋次郎、瀧内公美

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夜の道標 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大好物の社会派。ミステリではないけど、色々な立場の視点から、見えなかったものが見えてくる構成が面白くてページを繰る手が止められず。
    ままならない人生と、そこにある優しさと。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    僕の住んでいる地域が次々と出てくる。そんな作品は今まで出会ったこともなかったのでどうかなと思ったけれど、読み進める手がなかなか止まらない。こちらも良作だと思う。

    少年の心も、そして大人の心も、一人称で書かれる文章が次々と入れ替わるんだけれど、その変わり方や捉え方も爽快で、読み進めてしまった。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    登場人物の視点がころころ変わる。
    この人たちはどう繋がっていくのか、気になるところから始まり、徐々に「阿久津」の殺害動機は何なのか?好奇心でついつい読み進めたくなってしまった。個人的にはとても面白かった。

    罪人は全てが悪なのか?解説にもあった通り、善悪ではなんとも言い難い背景があることに気付かされた。

    すごく読みやすくて、考えさせられる内容だった。自分が阿久津だったら。桜介だったら。波留だったら。豊子だったら。

    多分、同じことをするかもしれない。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    『夜の道標』は、間違いなく傑作だった。

    ​特筆すべきは、登場人物それぞれの緻密な心の動きだ。あまりに感情移入してしまい、気がつけば「犯人がこのまま逃げおおせてほしい」と願っている自分がいた。

    ​彼女の文体には独特の癖がある。読み進めるうちは「何のことだ?」と戸惑う描写も多いが、後から周到な説明が入ることで、霧が晴れるようにすべてが繋がっていく。その構成の妙こそが、彼女の真骨頂と言えるだろう。

    ​以前読んだ『悪いものが、来ませんように』は、正直言って読んでいて気持ちの良いものではなかったが、今作は素晴らしい。闇を描きながらも、読後に残る静かな震えは別格だ。

    0
    2026年04月04日

    Posted by ブクログ

    殺された人も分かっていて犯人も分かっている。なぜ殺したのか。
    その動機が、単なる動機ではなく、逃亡している犯人の不可思議とあいまって、人のあり方のかなしさを表す。そこに少年の「現在」が混ざり、人に関するながいながいドラマが出てくる。
    ちょっと、龍の声を聞きに行きたくなるじゃない

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    今月から生活道路の制限速度は30km/hへ。道標が無くても常識や認識が変わる。国も人も変わってく。過去は過去、今は今の事情があって、そこは酌む。でも、後悔や悲痛な叫びこそ、未来を変える道標なのでは?

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    最初、何の繋がりもなかった3組(桜介&波留、豊子、平良)がどう関わってくるんだろう?ってところから、読み進めるにつれてどんどん関わり合ってくるのが面白かった。

    物語の終盤とかで突然タイトルが出てくるとテンション上がるな
    信じていいものがわからない中で唯一の、夜の道標、だったんだね、やっぱり何事も背景を知ってしまうと一概に判断できなくなってしまうね

    ただ、特に平良周り、不要な描写も多かったような...?いつか関係するのかと思ったらしなくて若干拍子抜けしている

    ─────────────────

    大人になって、一人でいることの気楽さにも関係が終わるときのあっけなさにも慣れて、若い頃よりもずっと図々しく他人と向き合えるようになったはずだった。(p.128)

    その都度、正しいと思える道を選んできたつもりでいた。だけど本当は、自分は何も選ばなかったのかもしれない。
    だから結局、三十一年間生きてきて、この手には何も残っていない。
    一からやり直すには遅すぎて、余生と考えるには早すぎた。(p.219)

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    あっという間に読み終えた。次々と視点が変わるのも展開があって良かった。登場人物の感情もストレートに書かれていないものの、わかりやすく入り込みやすかった。

    0
    2026年08月29日

    Posted by ブクログ

    暗くて救いの少ないストーリー。だけど、一気に読ませる。自分が住んでいるところにかなり近い設定が、すごく興味深く感じたのと、なぜ彼が?という疑問が最後まで読ませたのだと思う。もう一度、と言われたら多分読まないけど。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    この本から得た最も大切なメッセージ

    家族という括り、所詮他人。
    人の心のうちなんてわかりはしない。

    先生は、逢いに来た時なんて声をかけたんだろうか。

    0
    2026年08月12日

夜の道標 の詳細情報

  • ドラマ化

    「夜の道標 -ある容疑者を巡る記録-」

    2025年9月14日~ WOWOWプライム
    出演:吉岡秀隆、野田洋次郎、瀧内公美

閲覧環境

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