嘘と隣人

嘘と隣人

1,700円 (税込)

8pt

背筋が寒くなるどんでん返しの快感

ミステリ・ランキング常連の注目作家による、新境地連作ミステリ。地獄は始まる。あなたの隣の小さな悪意から……。

目次
【あらすじ】
ストーカー化した元パートナー、マタハラと痴漢冤罪、技能実習制度と人種差別、SNSでの誹謗中傷・脅し……。
リタイアした元刑事の平穏な日常に降りかかる事件の数々。
身近な人間の悪意が白日の下に晒された時、捜査権限を失った男・平良正太郎は、事件の向こうに何を見るのか?

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嘘と隣人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は、元刑事が身近な事件や相談事に関わっていく物語である。よくある警察OBが現役警察の事件にオブザーバー的に関与する設定ではなく、あくまで捜査権限を失った立場から、身近な事件の真相解明に挑む姿が描かれている。
    事件の真相にたどり着くまでには、主人公が過去に担当した事件を振り返り、そこからヒントを得

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    自分の保身のためについた嘘が、周りの人を窮地に陥らせてしまう、そんな物語が描かれていました。
    そして、真実を突き止めようとすることは、自分にとって不都合なことも明るみにしてしまうんだなぁと、なんだか薄目で世界を見る方が幸せに生きられるんじゃないかなと思ってしまった。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    やはり後気味の悪さが芦沢央さんはすごい。

    限りなく現実に近い設定や場面で、納得して読んでいくけれど、だんだん変な方向に進んでいき、最後の最後でドーンっと割れる感じ。

    実際にいるのかもしれないし、いても見えてないだけかもしれない、身近なところに起きていることなのかもしれないという感情が膨れ上がって

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    面白かった。どれも身近にありそうな内容だ。
    自分の立場を守るために工作をする。よくあることだ。そして多くは大ごとにならず過ぎ去る。仮に違和感を覚えた第三者がいたとしても、真相を追及するまでには至らない。もし真相を暴いたとしても、それが誰のメリットになるのだろうか?
    社会は嘘を闇に葬ることで成り立って

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    5話のオムニバス
    主人公は同じ
    最後繋がるかなと思ったが特に繋がらなかった。

    各話短くて読みやすい

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    直木賞候補作

    警察を定年退職した老人が、過去の担当事件を回想したり、退職後に身の回りで遭遇したトラブルを追いかけたりする連作短編集

    各編で昨今の社会問題が違和感ない形で取り入れられている点や、提示した謎に対して短い中でも綺麗に真相解明している点がよくできた小説だと感じた

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    物語そのものは退職した警察官が主人公でその生活自体はゆったりと、どこか温かい感じ。
    でも短編それぞれに嘘が紛れていて、それに気づくとゾワっとする、その感じが良くて、楽しめました

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    身近な謎を元刑事の主人公が解き明かしていく短編ミステリ。
    すぐ隣に転がっていそうな話なのがまたリアルで、ちょっとした嘘をキーワードに謎が解けていく時が面白い!!
    謎が解けてもハッピーエンドとはならなかったりするし、果たしてこれで良かったのだろうかと思う場面もあるけれども、話として面白く、サクサク読め

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    なかなか頭を使う小説でした。さーっと読めない。よく読まないとどこかに伏線があって、ここかあ!と思う。刑事を引退した正太郎にちょっとした事件を解決して欲しいと隣人から頼まれるが…。あまりにも嘘つきが多くて最後まで気が抜けない。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    短編集なので読みやすかった。
    どれも、元刑事の正太郎が身の回りの事件の真相を探っていく話。

    真実を知ることが常に良いことだとは限らない、と実感。
    知らなければ良かった…ということはあるんだな、と。
    関係者が自分の保身が第一みたいな人間ばかりなのは読んでいて少し疲れたが、正太郎のまっすぐな姿勢は応援

    0
    2025年10月15日

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