おまえレベルの話はしてない

おまえレベルの話はしてない

小説・文芸
1,815円 (税込)

9pt

夢を叶え孤独に壊れ続ける芝と、夢を諦めて社会的には成功した大島。夢に青春を食われた二人の、身をよじるほどの嫉妬、羨望、そして侮蔑――暗い激情の奔流に飲み込まれる著者の最高傑作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • タイトル
    :
    おまえレベルの話はしてない
  • タイトルID
    :
    2002064
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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おまえレベルの話はしてない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    将棋はわからないが、将棋界のあまりにも厳しい世界を垣間見た気がする。

    主人公のプロ棋士の芝と、棋士になることをあきらめ弁護士になった大島と、二人の目線で書かれている。

    棋士の収入を、色々検索してみると、
    藤井壮太さんで、2億円越え。
    Ⅽ級クラスで月15万円ほど。

    一人前のプロ棋士は、
    幼いころより、将棋に向かい合い、プロになることを夢見て、奨励会にはいれたとしても、年間5人に一人。

    大島が弁護した依頼者の話しは、一番胸を打った。
    子供の望む未来の為、親が必死でサポートしようとする、現代の子育て中の親たちも多分同じように無理をしている人は多いと思う。

    0
    2026年08月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルのインパクトに惹かれて手に取りました。将棋の事は全然分からないので、将棋の試合の場面等はイメージをつかめずに読み進めました。
    上手く言葉に出来ませんが、なんかこの作品すごく好きです。大島のパートを読み終えてから芝のパートを読むと、より深みが増してグッときました。
    将棋の世界に年齢制限がある事も、こんなに厳しい修羅の世界だという事も知りませんでした。
    この作品を読んで将棋に対するイメージが変わりました。将棋に興味が湧いて、せめてルールくらい分かるようになりたいと思いました。
    芦沢先生の作品は初めて読みましたが、他の作品も読んでみたいです。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    面白かった!『3月のライオン』とはまた違った種類の苦しみと狂気。文章自体がうねる化け物みたいでゾクゾクした。

    表紙や帯のエンタメ感が強いが、中身は着実に一手一手を重ねて狂っていく感じだった。

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    思ってた内容とは違ったけど、おもしろかった!!将棋界にこうゆう人たちほんとに居るやろうなぁと思うと入りやすかったし興味深かった。
    芦沢央さんの人間性描いた作品、すきやなぁ。

    0
    2026年06月18日

    Posted by ブクログ

    芦沢央さん、今までとちょっと違った作風な気がしました。

    この小説を読んで、まず思ったのが「才能の大きさ」についてです。

    狭い世界では才能がある立場にいても、才能が厳選された集団の中で、その才能が必ずしも開花するとは限らないんですよね。
    現実的には、道半ばで諦める人の方が多そうです。

    将棋の小説はいくつか読んできましたが、読むたびに、とにかく厳しい世界だと感じます。
    しかも、かなり若いうちからその道一本の人生を歩まなければ、上には行けない世界。

    若くして職業を一本に絞らなくてはならないリスクは、もはや博打そのものです。

    この小説に登場するメインキャラクターは、“芝”と“大島”の二人です。

    芝は、将棋の世界で生き残りをかけ続けている人間。
    一方の大島は、将棋を諦め、東大へ進み、弁護士という別の道を選んだ人間です。

    正直、芝の考えていることはよくわからない。笑
    でも、勝てないことの苦しさは分かる気がしました。

    ライバルの謙吾がのし上がっていく中で、自分は連敗。
    負けるたびに、自分の進退についても考えてしまう。

    才能があるから棋士になれた。
    でも、その才能がどれほど大きいものなのかは分からない。

    実際に闘い続けてみないと、自分の才能の大きさなんて分からないんですよね。

    才能はある。
    けれど、その才能は小さい。

    それを自覚して、棋士への道を諦めたのが大島です。

    将棋の世界しか知らない。
    将棋のことしか知らない。
    そんな若者が奨励会を辞める覚悟とは、想像もつきません。

    将棋の世界では、もしかしたら弱者なのかもしれない。
    けれど、そんな大島を賢いと思ってしまうのは私だけでしょうか。

    人生のやり直しがきくタイミングで、大事なものを諦め、別の道に勝負をかける。
    大なり小なり、そうやって折り合いを付けながら生きている人がほとんどだと思うのです。

    つくづく思います。

    こういう崖っぷちに立たされた人間の物語と、何かを諦めた人間の物語は、最高に面白い、と。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    普段家族が将棋をABEMAやNHKで見ているので、多少の馴染みはある。
    棋士の頭の中は本当に未知の世界。芝の章は文章にも癖があって読みにくいけど、これが自分には理解できない棋士の頭の中なのかなぁと思いながら読んだ。
    AIの導入で、棋士がミスするのを楽しむエンタメになった…… 的な文(うろ覚え)を読んだ時、終盤で大逆転する盤面は確かにおもしろくはあるなぁ…… と棋士の気持ちも考えずに思っていた。将棋を楽しむにハードルを下げてくれたAIは偉大だけど、弊害もあるのかもしれない。

    大島の章の、芝との差を感じてしまうところや、奨励会の厳しさ、辞めることへの葛藤が苦しくて、フィクションだけど、かなり取材をしているようなので、こういう悩める棋士がいるのだろうな、と、これまでとは違う視点で将棋を見るようになった。

    評価があまり高くないけど、自分は楽しめた。

    0
    2026年04月19日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読み始めた。

    将棋の世界の厳しさを目の当たりにした。
    芝の苦しみを様々な表現で文章にする芦沢さんすごいなと終始感心しながら読んだ。
    強くなりたいが自分の限界や他者との実力の差に苦しむ、将棋に向き合わなければいけないけれど立ち向かう気力も失いつつある。
    (絶対違うが)終わらない夏休みの宿題に追われている感覚と似ているなと思った。

    大島の話を通してみる芝も面白かった。

    将棋を続ける方も辞める方も同じだけの苦悩がある
    のだと2視点から見える良さもあった。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    人間誰しも何かを諦めた経験はあると思う。諦める理由を探してのかなと、自分の過去の経験に重ねて読みました。心理描写は良かった。

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    芝の思考が高尚すぎて感情移入できず
    他の方にもあるよう凡人の大島の方がわかりやすいし、芝の場面も理解できるようになる

    2人の主人公から見え方が変わるのが面白かった。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    芦沢さんの作品が好きで、読みはじめたものの、将棋がわからなすぎて挫折しそうになった。芝くんの話は特に将棋がわからない私には、読みにくかった。後半の大島くんの話になって少しずつ芦沢さんの伝えてくるものに触れられた気がした。

    0
    2026年08月27日

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • タイトル
    :
    おまえレベルの話はしてない
  • タイトルID
    :
    2002064
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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