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「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。上司にも褒められ、誇らしい気持ちに。だが売上伝票を見返して全身が強張る。本来の注文の11倍もの誤受注をしていた――。躍進中の子役とその祖母、凄惨な運命を作品に刻む画家、姉の逮捕に混乱する主婦、祖母の納骨のため寒村を訪れた青年。人の心に潜む闇を巧緻なミステリーに昇華させた5編。(解説・池上冬樹)
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Posted by ブクログ
今まで読んだ作品の中で、結末がわかりやすく描かれていている作品のように思った。
「目撃者はいなかった」は現実にもありそうな話で、全てが最悪な方向に進んでしまったら、こんな結末なんだろうなと思う。いい方向には進まないんだろうと思いながら、読み進めた。
「姉のように」も悪い方向に確実と思いながら読み進め、自分もこのように悪い方悪い方に考えてしまいそうと思った。
年合わなくない?とか友達の家での話とかで違和感を感じていたら、そういう仕掛けがあったとは。
「ありがとう、ばあば」はその理由?!と驚き、「絵の中の男」はその絵を実際に見てみたいと思った。
個人的には表題作は他ほどおもしろくなかった。唯一のほっこりエンドではある。
悪い方向に進むとわかっていて読み進める時の気持ち(ドキドキ感とは違う)がたくさん味わえる。
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