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Posted by ブクログ 2024年03月02日
これがデビュー作とは
恐るべし。
皆が皆こんなはずじゃ
なかった、なんです。
転落死した主人公の娘、
彼女を虐めていた友人、
母親にまで誤解される
主人公の同僚、
そしてもちろん主人公
も。
こんなはずじゃ・・・
なんで?どうして?と
とまどう心は、
出口なき迷宮を彷徨う
に似て、
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月26日
最初の方は物語りになかなか入ってこれず、内容がわかりずらかったのですが、中盤以降、名前を偽ってお線香を上げに行く所からお話しがゾクゾクしてきました。
終盤は手に汗握るやりとりが迫力満点でした。
相当考える終わり方をして、全体を通してサスペンスフルな作品でした。解説を先に読まない方がいいです。ネタがバ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月25日
落下シーンから始まる。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。警察は自殺と判断。学校はいじめの事実はなかったと。妻もなくしている安藤は、なぜ娘が自殺しなければいけなかったのか知りたい。到底納得がいかないのだ。
葬儀を終えて放心状態の安藤の元に、1人のクラスメートが線香を上げにやってくる。そこで加奈の日記...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月28日
お父さんが終始可哀想で電車で思わず泣きそうになりました。
被害者と加害者、両方の視点を描くことでこの物語の本質を魅せられていると思いました。
発達障害を持っている可能性がある小沢早苗の言動や心の中が秀逸に描かれていると思います。
映画化されているみたいですが、予告を見た段階で小説以上に木場咲にイライ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月16日
芦沢央の作品は、これまで『許されようとは思いません』、『悪いものが、来ませんように』、この2作品読んだことがあったのですが、そのときは、面白いけど、これを「素晴らしい!」と絶賛するのは、どこか抵抗があった。
しかし、本作は、面白かった。
夢中になって最後まで一気に読み終えた。
「芦沢央、面白い」...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月24日
娘を亡くした父親と、彼女を死に追いやった同級生の話
日々機械的に"生かされている"ような父親が、復讐の計画によって徐々に生気を取り戻していくのが読んでいて辛かった
狡猾に見えて、明らかな罠にまんまとはまってしまう咲の幼さも、どうしてこんな風になってしまったんだろうと考えるけど救...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月10日
著者2冊目。湊かなえに次ぐイヤミスの女王というイメージがあるが、本書は想像していたよりずっとスッとした終わり方だった。イジメを苦にして自殺したと思われる少女の父が、娘の死の真相を知り復讐を試みるのだが、子を持つ親だからか父親にとても感情移入してしまう。イジメ加害者の友人2人の性格が最低だが、こうい...続きを読む
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