【感想・ネタバレ】今だけのあの子のレビュー

あらすじ

結婚おめでとう、メッセージカードを書く手が震える。大学時代、新婦とは一番の親友だった。けれど恵には招待状が届いていない。たった6人しかいない同じグループの女子の中で、どうして私だけ線引きされたのか。呼ばれてもいない結婚式に出席しようとする恵の運命、そして新婦の真意とは(「届かない招待状」)。進学、就職、結婚、出産、女性はライフステージが変わることでつき合う相手も変わる。「あの子は私の友達?」心の裡にふと芽生えた嫉妬や違和感が積み重なり友情は不信感へと形を変えた。めんどうで愛すべき女の友情に潜む秘密が明かされたとき、驚くべき真相と人間の素顔が浮かび上がる傑作ミステリ短篇集全5篇。/解説=大矢博子

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

複雑で深い。仕事も、家庭も、友人もなんでも本当は深い。
ただ、私はぼーっと生きているのであんまり気付いてません。
仕事の奥深さは、日々研鑽です。

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

いろんな女ともだちの話。
あとがきを読んで5つの物語が繋がってたことに
初めて気づいてより拍手。めちゃめちゃ拍手。

仕事が変わったら、結婚したら、子供が出来たら、
周りが変わっていくことがあるのは風任せなんだなー
自分に置き換えたときに今のともだちが離れたり
変わっていくのは怖いなと思うけど、
生が変わるときは自分も変わるときだし
いろんな人との関わりがある方が振り返ったとき楽しい。
入籍を前に、
妙にセンチメンタルになっている今読めて本当によかった。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ良かった

『女の友情』ってドロドロしてそう…
と思っている人に読んでほしい
私も思っている人です(笑)

女性の友情が長続きしないのは、結婚とか出産とか大きく環境が変わって、出会う人が変わって、何となく疎遠になっていくからだと
うん
確かに私も結婚して出産したら夜遊び友達とは全く音信不通になってしまった。もうどこで何をしているかもわからない。連絡先もわからない。
当時は『我等友情永久不滅也』をガチでやっていたのに…(笑)
でも楽しかった思い出とかあの時の友情はずっと忘れないだろうなぁ。
本当いろいろあったなぁ。
正に今だけのあの子だったわ。

読む前と後でタイトルのイメージがガラッと変わりました!

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

泣きそうになった。心があったまった(温まった)。それどころか、人の心の弱さや鋭さを現しつつ、いつもはどこか悲しい結末に繋げがちな作者が優しい蝋燭の火を、決して強くはない、けれどゆらゆらと確かに燃えている焔を、心と心に灯してくれるかんじ----。
この作品が何回も読み直したい。

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2024年11月28日

Posted by ブクログ

女性同士の友情が孕むの危うさ、儚さ、秘める嫉妬。同時に存在する信頼、情。ここまで共感させてくる小説はなかなかない。

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2024年07月03日

Posted by ブクログ

どのお話も展開が面白かった。
昔ドラマのセリフで聞いた「女の友情ハムより薄い」
女の友情は単に薄いだけじゃない繊細で脆くてもっともっと深いところにあるをうまく表現した短篇集

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「女の友情」を集めた短編集。
ドロドロした不穏な始まりから、終盤にかけて謎が解けていき、おそらくハッピーエンドと呼ばれる結末なんだと思う。

ただ私は、一般的なハッピーエンドで感じる爽やかな「良かった!」という感じよりも、砂を噛んだような嫌なザラザラ感が残ったんだよな。

それは面白くなかったということではなく、あまりにも描写がリアルで自分の心の中にある嫉妬とか、疑念とかが炙り出されるからなんだと思う。
芦沢央さんの作品は初めて読んだけど、このリアルな描写を他の本でも感じてみたくなった

私は1番最後の『正しくない言葉』が1番好きでした。
それぞれのお話に緩い繋がりがあるから、それを探すのも楽しかった。

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2026年01月16日

Posted by ブクログ

ああ、『この人は私がいなければ駄目なんだ』と、自尊心や己の存在意義を相手に求めてしまう気持ちがわかるな……。
どの物語にも『この子のそばには私が』という関係性が描かれていて、自分の胸の中の暗い部分を照らされたような、羞恥心というか……ズキズキ痛むような感覚がありました。

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

少し想像していたものとは違っていたが、解説を読んでいろいろ腑に落ちた。
それぞれの物語の友情が今後どうなるか分からないけれど、もしこの先は離れてしまったとしても、この時過ごした時間に嘘はないはず。

私自身、昔からの友人はほとんどご縁が途切れてしまって、自分の友人との関わり方が良くなかったのかなぁと少し自分を責めていた。
けれどもそうとは限らないのかなと思えた。あの時、仲良かった“あの子“たちは、“今だけ“だったのかもしれないけれど、大切な人だし、色んなものを与えてくれた。きっと私も“あの子“にとって、そんな存在だったはず。
私が時々、何してるのかなと思い出すように、“あの子“たちも、ふと思い出す瞬間があるのかもしれない。それだけで十分。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

本当に全部おもしろかった… 最後の解説読んでやっとそれぞれの繋がりに気付いて更に驚愕。。芦沢央さんの全作品読みたい気持ち

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2025年09月16日

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女性の友情をテーマにした短編集。
話がつながっていることに解説を読んで気付きました...!
共感できる点もありつつ最後は感動や気付かされることがたくさんあった。

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2025年09月03日

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帯の全編、衝撃展開に惹かれて読んだが、特に衝撃も無く淡々と女の怖さ(?)の話だった。
小説自体は面白かった!

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

芦沢さんの作品初読書

帯通り展開が読めなくて面白かった
だけど、暗すぎず報われているお話たちで
なんだかほのぼの

帰らない理由のシリーズが好きだった
5作短編集なのでサクサク読めるのでおすすめです

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

短編集ながら、それぞれの物語が少しずつリンクしており、読み進めるほどに全体像が見えてくる構成が面白かった。
世代を超えて描かれる女性たちの繊細な心情から、芦沢央さんの観察眼と描写の巧みさが伝わってくる。

ドロドロした女性同士の人間関係を描いた作品かと思いきや、実際には互いを思いやり、気を配る温かな友情の物語だった。登場する男性たちも脇役ながら印象深く、物語に深みを与えている。読後に静かに余韻が残る一冊。

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「正しくない言葉」の中の言葉がとっても素敵で
これからも大切にしたい言葉として刻まれました。

『これこそが、これから自分が子どもたちにしてあげられる一番のことなのかもしれない。
歳をとることはそれほど悪いことではないと伝え続ける―大丈夫、いくつになっても楽しいことはたくさんあるし、つらいこともいつかはちゃんと過去になってきっと楽になる日が来る。
そう身をもって示すことこそが、自分が子どもたちにあげられる最後のプレゼントなのかもしれない、と。』

まだそれほど長くは生きていないけれども、
今のところ、これは真理だなあと実感する。
ずっと子どもでいられることが良い訳でもなく、ずっと大人でいることが良い訳でもなく、今この瞬間がいちばんしあわせ。

私もいつか子どもが大きくなったときに
自信をもってこの素敵な言葉を伝えたいです!


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2025年05月24日

Posted by ブクログ

今だけのあの子
確かに女性はライフステージで付き合う相手が変わってしまう
学生、就職、結婚、出産、老後
5つのステージでいつも必死に生きています
正解、不正解あります

全て先に進んでいく物語です

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

女にだってきれいな友情はあるんです!!ってゆって書いたのがこれなら、ほんとに女には友情ないんだな…って思っちゃうよ………??

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2025年04月03日

Posted by ブクログ

女の友情を書く短編集
しかし各タイトルから見るにどれもこれも不穏な感じが……

でしたが何と嬉しい裏切られ方
なかなか良いお話しばかりでホッとしたと言うか面白かったです

読んでよかった一冊です

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

何となく推理小説ぽい雰囲気はあるものの、実際には謎解きできるようなものではなく、どれも最後まで読めば関係性が分かってスッキリするというような展開が書かれている。
母娘、親友同士などの間の微妙な関係が描かれており、先が気になってどんどん読めた。
「答えない子ども」はさすがに子どもがかわいそうすぎたし、あまりにも自己中な母親に腹が立った。
それ以外の4編は、あぁ何となく分かるなあという感じ。
微妙な関係性や上手く表せない心のモヤモヤのようなものに共感できた。

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2024年07月12日

Posted by ブクログ

イヤミスかと思いきや
最後はなんだかじんわり来て好きな作品でした。

届かない招待状の冒頭読んだらイヤミスかと思うのに
こういう展開か〜!!
となりながら各作品読み進めました。

各短編が少し繋がりがあるのも良かった。

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2024年06月07日

Posted by ブクログ

●思ってたのと違った。イヤミスだと思わせて実は…っていうのが狙いなんだろうけど、イヤミスが読みたかったから残念な気持ちもある。

●ずっと続く友情もいいけれど期間限定だったとしてもそのとき大事だったことには変わりなくて、関係性が変わったり終わったりしてもそれをネガティブに捉える必要はないんだと気付いた。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

女性の友情
もしくは始まるであろう女性の友情の話
私は文庫本で読んだのだが、最後の解説まで読んだら「ほほぅ」と唸った
サラッと読んだら気づいてないことが
あるもんだなぁ

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

帯か期待を持たせるものだったのと、悪いものが来ませんようにの作者さんなのでドキドキを求めてたら意外とそうでもなかった。‥はずなのに、最後の解説まで読んでそういうことだったのかと、評価0.5位上がりました。解説まで読むのおすすめです。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

短編5作のミステリー物語!
リズムよく読めて、それぞれの話がつながってるのも
とっても面白かったꉂꉂ

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全部悪くはないけど、特別感動もしなかったかも。2話目の男はあまりにも謎。
以下、自分用の備忘録
親友から自分だけ結婚式の招待状が届かない事件の優しい真相(なんと同じ父親)の話。
事故で亡くなった女の子と直前に微妙な関係になってた親友と、亡くなった女の子の幼馴染の偽物彼氏の話
神経質なお母さんと大雑把で愉快なお母さん(大好き)とその子供達の話
漫画家になる夢を追う子と仲良くなるために漫画家を目指す女の子の話
そして夫に先立たれ老人ホームで暮らす女性が同じく独り身になった女性とその義理の娘の揉め事を解決する話

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

芦沢央さんの読み残し作品制覇中
これはデビュー3作目の単行本
ちょっと古め

あの時の女の友情は、確かなものだったのかしら、ね、っと考えさせられる短編5編

「届かない招待状」
これはかなり好き
大学時代の友人グループの結婚式
私にだけ、招待状が届かない
それを言い出せないまま友人からと結婚式場まで来てしまう
切ない伏線の挿入も見事だし、ラストに明らかになる招待されない理由と優しいご主人が感動的

「帰らない理由」
私はこの作品初読ですけど、私と同じような約束を中学生でしているとは
中学生女子達の友情
突然の事故で亡くなった友人宅へ訪れた、女友達と 亡くなった中学生の彼
それぞれの思惑が入り乱れる
友人は、突然死んだ時お互いに 家族に見られたくない同人誌を片付ける約束をしていた
それ重要

「答えない子供」
幼稚園のママ友
きちんと躾けたい神経質な女の子ママ
大雑把な男の子ママ
女の子の絵が無くなってしまったことからママ友同士のトラブルに
どちらのママにも良いところはある
仲が深まるラストが良い

「願わない少女」
ちょっと難しい 2回読んで納得
漫画家を目指す中学生女子の友情
友情の独占欲と 亀裂
ここで出てくる「プロメテウスの鎖」は 「帰らない理由」で読まれている

「正しくない言葉」
老人ホームの隣人の友人
同世代だから行動が理解できる
お嫁さんの誤解を解く手助け
活動的なおばあさんは良いと思うのです

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

届かない招待状
親友だと思っていた新婦から、グループの仲間で自分にだけ招待状が届かなかった。
さらに夫の携帯に彼女からのメールが届いてるのを見つけ、黒い気持ちが湧いてくる。

帰らない理由
交通事故で突然亡くなった幼馴染。
彼女の家にお悔やみに行くと、クラスメートの桐子がいて・・・

答えない子ども
娘の恵莉那は絵が上手だ。
恵莉那の描いた絵は写真にして残しておくのだが、同じアトリエに通っているソウくんママに三脚を貸して、それが戻ってこない。

願わない少女
クラスで親友になった子は漫画家を目指していた。
彼女に好かれたくて自分も漫画が好きなふりをした。

正しくない言葉
老後のためにと夫が契約した有料老人ホームだったが、夫は亡くなってしまった。
でも隣人の孝子さんとは親しく付き合えた。
孝子さんのところには息子夫婦がよく訪ねてくるが、気が利くお嫁さんだ。
ある日、そのお嫁さんが息子さんと話しているのを聞いてしまった。
孝子さんが自分の手土産を捨ててしまっていると言う。

ちょっとした行き違いが生み出す嫉妬や不信感。

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

謎解き短編集でした。
人の心理が上手く書かれていて面白かったです。
大人が主人公になっている物語は最後にはほっとする結末になっているのに何故か子供が主人公の物語は後味が悪い結末で、こんな年頃の子がそんな風に考えるならちょっと怖いな…と。
子供だからこそなのかも知れませんが、なんだか嫌な感じが残ってしまいました。

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2024年06月18日

Posted by ブクログ

初読みの作者さん。こちらもフォローしている方のレビューに惹かれて読んでみた。
様々な年代・立場の女性たちの「友情」をテーマにした5つのお話。
だけども、残念、私にはほとんどピンと来なかった。

■届かない招待状
親友の彩音から、その結婚式の招待状が届かない恵。
恵がああした行動を取ったので佳い話風になったが、そうでなければこの後ふたりの間はどうなったんだろうと思う。

■帰らない理由
亡き同級生の遺した日記を挟んで対峙する、その元カレと元親友。
二人のにらみ合いよりも、亡くなった子の母親の奇矯さのほうが気になる。

■答えない子ども
娘が描いた絵を一つひとつ写真に撮って残そうとする夏香と大雑把なソウくんママとのお付き合い。
夏香の育児がイタくてちょっとイラつく。まあ、育児を配偶者におんぶに抱っこだった私が言うことじゃないけれど。

■願わない少女
漫画家になるという同じ夢でつながっていたはずの奈央と悠子。
気づけば「私も」と言い返してしまい後ろめたい気持ちで漫画を描き続けるのがどうだかなと思う。

■正しくない言葉
老人ホームの隣人とお嫁さんとの気になるトラブル。
去年、母をこのような施設に入れたところだし、感覚的にも昭和だし、この話だけは分かり易かった。
いい歳のとり方をしたいもんだ。物語とは関係ないが、やはり、エンディングノートは必要だと思った。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

後味が良い 書き方もやはり上手いし、不穏な出だしなのに後味の良いエンディングなのも良いけれど、「火のないところに煙は」の驚きが強かっただけに、もう少しパンチを求めてしまうところはあった。

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2026年01月12日

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