芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超面白かった!!
人間は嘘をつく生き物だし
誰だって辻褄合わせの小さな嘘をつくことはあると思う
その小さな嘘が思いもよらない大きな”汚れ”を引き起こす
その小さな嘘で取り返しのつかないことになってしまう
経験がある人はたくさんいると思うし、生きていく以上避けられないこともあると思う
正直に実直に生きるって本当に難しいことだし、隠したいことはたくさんあっていいとは思うけど
最終的には何事にも誠実に生きる方が絶対得が多いんだよなー、、
誠実さのバランスはこの先人生を歩む中で整えたいし、未完成な自分を今はとことん愛して成長させていきたいなと思えた作品でした!
シンプルにミステリとし -
Posted by ブクログ
ネタバレ気の迷いで我が子と別の子のネームタグを取り替え、4年育てる繭子。もともと自分に自信がないので他人からの言葉を額面以上に受け取ってしまう。帝王切開だから(自然分娩の郁絵に)負けた、そんな理由って。別の事柄が原因で親子関係が無いと郁絵夫婦が騒がなければ繭子はそのまま育てたのだろうか。彼女ならやりそう。そして航太と璃空の性質の違いが読者にわかるようなイヤっぷり、最高かも。引っかかるワード『交換』私だけではないと思う。元の親に戻すことに決まり、そんなタイミングで告白する繭子。裁判!と言い張る繭子の母親も奇妙だし、結局ふたりとも引き取り育てる郁絵夫婦も、それがベストだったのか読み終えてまだ考えている。
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Posted by ブクログ
ネタバレ変な言い方だけれど、どれもこれも後味が悪くて気分がいい。特に気に入ったのは、十時警部シリーズだ。あとがきによると、予想外の形で生まれたキャラクターのようだが、この警部のおとぼけキャラがクセになる。
特に『時間がたてば無料』では、十時警部のズレた感覚が、ストーリーの皮肉さに拍車をかけていた。そもそも、健一がコスパを求めるあまり介護を後回しにし、痛ましい事故を起こして自らの人生を棒に振ること自体、皮肉な話だ。このうえ健一は、自らの関与を隠蔽したことで、十時警部から、あたかもアリバイ工作まで仕掛けた知能犯であるかのように推理され、否定できない状況に進展する。
タイパやコスパが求められる現代。目 -
Posted by ブクログ
将棋はわからないが、将棋界のあまりにも厳しい世界を垣間見た気がする。
主人公のプロ棋士の芝と、棋士になることをあきらめ弁護士になった大島と、二人の目線で書かれている。
棋士の収入を、色々検索してみると、
藤井壮太さんで、2億円越え。
Ⅽ級クラスで月15万円ほど。
一人前のプロ棋士は、
幼いころより、将棋に向かい合い、プロになることを夢見て、奨励会にはいれたとしても、年間5人に一人。
大島が弁護した依頼者の話しは、一番胸を打った。
子供の望む未来の為、親が必死でサポートしようとする、現代の子育て中の親たちも多分同じように無理をしている人は多いと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ出産適齢期女の私は途中めちゃしんどかった笑
紗英と奈津子はどう見ても仲が良すぎる女友達にしか見えなくて、お互いに相手の内情を知りたい欲求とか癒しを求めてる?雰囲気が、たまにバイセクシャル?と思うこともあった
私も勘が悪すぎて、第6章の奈津子の証言で初めて全て全てがトリックだったとわかりました、、これより前から気付ける人は居るのだろうか。
大志の母親の聞き取りで、両家顔合わせに紗英と母親が揃ってセパレートワンピースで来た、というのも奈津子とおそろいで、という訳だったのだ。
藤田香織氏の解説でかなり満足したので、一旦未読の積読を読み進めるが、機会があればまたぜひ読みたい。