芦沢央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全編面白かった〜
なんて豪華な作家陣なの…!
ハラハラしたり驚いてみたり、あっという間に読み終えました。
夫の余命
余命わずかと知りながら結婚した2人。
時間を遡りながら思い出を振り返るが…
崖の下
スキー場で遭難した4人。
そのうち1人が他殺体で見つかる。
この何もない雪原で凶器は一体何…?
誰が殺したのか?
投了図
将棋ファンと夫と暮らしているが、地元でタイトル戦が開かれることになった喜ばしい時、なぜか夫の様子がおかしい。
孤独な容疑者
23年前に殺人を犯した男。
事件が再調査され…。
2020年のロマンス詐欺
コロナ禍、軽い気持ちで始めたバイトが詐欺の -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった
『女の友情』ってドロドロしてそう…
と思っている人に読んでほしい
私も思っている人です(笑)
女性の友情が長続きしないのは、結婚とか出産とか大きく環境が変わって、出会う人が変わって、何となく疎遠になっていくからだと
うん
確かに私も結婚して出産したら夜遊び友達とは全く音信不通になってしまった。もうどこで何をしているかもわからない。連絡先もわからない。
当時は『我等友情永久不滅也』をガチでやっていたのに…(笑)
でも楽しかった思い出とかあの時の友情はずっと忘れないだろうなぁ。
本当いろいろあったなぁ。
正に今だけのあの子だったわ。
読む前と後でタイトルのイメージがガラ -
Posted by ブクログ
25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。 -
Posted by ブクログ
裏表紙に書いてある通り、珠玉の6作だと思いました。
アンソロジーは初めて読みましたが、1冊で様々な話を読めて非常に楽しかったです。
どの話も面白かったんですが、特に有栖川有栖さん作の話と辻村深月さん作の話が印象に残りました。
有栖川有栖さん作の話は主人公たち推理研がパズル研の人たちから出題された論理パズルをお互いに知恵を出しながらパズルを解いていく、というものでした。
探偵役はずば抜けた推理力であっさりとパズルを解いてしまいます。
この探偵役の鮮やかな推理も痛快で面白いのですが、探偵役でないその他の推理研メンバーがお互いに知恵を出し合ってパズルを解こうとしている様子を見るのが非常に楽しかった -
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「将棋」にまつわる五篇からなる短編集。
巻末の解説によると作者さんはなかなかの将棋好きらしく、そういえば以前、藤井聡太の対局に作者さんがこっそり映っていたけれど本作を書くための取材だったのかな?
作中には実際に将棋を打っている人にしか書けないような臨場感が醸し出されていて、読んでいてハラハラした。とても面白かった。
ちなみに「将棋」をテーマにしているとはいえ、将棋の知識がないと読めないということは全くない。将棋はあくまでも世界観のひとつであって、中心となるのはその世界観の中で悩む人間たち。
特に印象深かったのが「弱い者」と表題作の「神の悪手」で、「弱い者」は被災地支援の一環として行われた将 -
Posted by ブクログ
小学生の男の子視点の連作ミステリー。
春から始まり夏秋冬、そしてもう一度来る春の訪れの時、見せられる結末はジワリと心に沁み込ませ、強く刻み込まれる。
それぞれのお話は別のようでいて、しっかりとラストに回収される。読んでいると芦沢先生テイストにグイグイ持っていかれる。
切なさ、もどかしさ、やるせなさ、狡さ。やんわりきゅぅっと締め付けられる。
子供らしい主人公に聡明過ぎる水谷くんの関係性、そしてそれぞれの心の内が着地する最後、どんな表情で「彼」は「彼」を見ていたんだろうか。
映画のワンシーンをみているようでした。好きだなぁ。
それにしても水谷くんはカッコ良すぎではないですか!小学生!?って何度思っ