芦沢央のレビュー一覧

  • 夜の道標

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    いやーー面白かった。
    4人の視点で進むけれど、登場人物は多くなく、たった一つのゴールを目指してじわじわと進んでいくような感覚だった。
    途中から4人が合流して、そして進んでいくような感覚。
    時代で物事の捉え方はこんなにも違うと改めて思い知った。
    とにかく面白かった。近く映像化されそう。

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    2026年01月16日
  • おまえレベルの話はしてない

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    ものすごく良かった。取材もしっかりされたんだろうが、経験してない苦悩をよくここまで書けるなぁ。さすが芦沢央、と改めて思った。

    停滞した四段棋士芝と、二段で退会した大島。
    時間をカウントされ、水を飲む=投了するな、と思える程度でないと、「芝」は難しいかもしれない。
    一方「大島」のほうは奨励会の制度からきちんと説明してくれる。
    大島は三段リーグに進んでいないというところもポイントで、元棋士仲間からも本当の苦しみを知らないと思われている。それも絶妙。

    また、AIや研究会に触れられているのも面白く、ABEMAで評価値越しに対局を観ているのが、とても乱暴なことなのではないか、とも思うようになった。

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    2026年01月10日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

    購入済み

    怖い

    初めから最後まで怖い、怖い。
    でも、面白かった。
    でも、やっぱり怖い。

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    2026年01月06日
  • おまえレベルの話はしてない

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    将棋の世界を描くときに必ず出てくる、奨励会のはなしと26歳という年齢。
    奨励会の同期で、ともに26歳の青年2人をそれぞれ描く。
    一人目は無事にプロ棋士になったが思うように勝つことができない芝。もう一人は早々に退会し、東大を出て弁護士になった大島。
    ともに何かしらの成功をつかんだはずなのに、ぬぐえないコンプレックスと焦燥感。
    漠然としながらも、心のどこかを握りつぶされるような感覚。
    作者自身も何かを削りながら書いたんだろうなというのが伝わってくる作品でした。

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    2025年12月18日
  • 夜の道標

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    「日本推理作家協会賞受賞作」なので

    きっと面白いだろうとワクワクしながら読み始めました





    横浜市内で塾経営者が殺された。

    事件発生から2年たった今も

    犯人と思われる男の行方は分かっていない。



    殺人犯を匿う女、

    虐待を受けている少年とその友人

    事件を追う刑事

    などなど、その人物の立場から物語がつづられる



    そして、それぞれの物語は絡み合いながら繋がっていく・・・



    面白い!

    読み始めたら先が気になって止まらなくなります

    休日の前の夜に、おすすめ!

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    2025年12月15日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    イヤミス短編集。どの話も構成がよく練られていて読み進めるほど体に巻きついてしまった縄が縛られていく感覚。毒と分かっていながら離れられない面白さ。「目撃者はいなかった」「姉のように」がお気に入り。

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    2025年12月09日
  • 猫ミス!

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    猫が出てきて幸せそうならもうなんでもハナマルにしちゃうけど。
    やっぱ長岡弘樹さん作品は良かった!
    知らない作家さんだと、菅野雪虫さんも良かった!
    芦沢央さんと恒川光太郎さんはもともと好きなので…

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    2025年11月29日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    サクッと読めるしゾクッとするし面白かった。
    話の展開が速くてまた読みたいと思った!
    5話あるなかで4話は復讐や虐待など、人間の嫌な部分が滲み出るイヤミスだったけど、最後の1話はハッピーエンドで少しだけ心がほっこりした。

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    2025年11月22日
  • 貘の耳たぶ

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    子育て世帯にぶっ刺さり
    最初は変な事件を起こした変な人の話で終わるのかと思いきや主題は別の所にあって
    子供との本当の関わり方を考えさせられる内容
    素晴らしかったです

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    2025年11月11日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    最後の「この世界には間違いが七つある」は、記憶を消してもう一度読みたい。

    前から順番にしっかりとページを読み進められて本当によかった。絵を少しでも見てしまったら危なかった。

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    2025年11月01日
  • 罪の余白

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    芦沢さんの作品は、『火のないところに煙は』から虜にになってしまい定期的に読みたくなります。でも不思議と何故か内容を忘れてしまいがちなのです笑

    ここまでハマると処女作を読んでみたくなり手にしてみました。短編作家さんのイメージがあったので今回も短編かなと思っていたら長編でした。とはいえどこか短編のような構成なので読み易かったです。

    とても処女作とは思えないくらい構成がしっかりしていて相当多くのものを読んだり書いたりしてきたんだろうなと感じました。

    芦沢央っていうのはペンネームみたいで辻村深月さんの『凍りのくじら』の芦沢理帆子と小野不由美さんの『十二国記』に登場する「陽子」から央としたようです

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    2025年10月26日
  • 今だけのあの子

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    いろんな女ともだちの話。
    あとがきを読んで5つの物語が繋がってたことに
    初めて気づいてより拍手。めちゃめちゃ拍手。

    仕事が変わったら、結婚したら、子供が出来たら、
    周りが変わっていくことがあるのは風任せなんだなー
    自分に置き換えたときに今のともだちが離れたり
    変わっていくのは怖いなと思うけど、
    人生が変わるときは自分も変わるときだし
    いろんな人との関わりがある方が振り返ったとき楽しい。
    入籍を前に、
    妙にセンチメンタルになっている今読めて本当によかった。

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    2025年10月12日
  • 僕の神さま

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    人から一目置かれたい気持ち、一目置かれている人の気持ち。
    一緒にいたら自分も特別な存在になれた気になるけど、それと同時に湧き上がる劣等感。
    子どもだからこそ、大人びているからこそ、抱えている言葉にできない気持ち。

    わたしがあの頃、人と対峙したり組織に属するたびに、感じていた苦しさがよみがえってきて、なんとも言えない気持ちだった。

    佐土原くんは、新学期をどう過ごしたんだろうか。

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    2025年10月08日
  • カインは言わなかった

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    面白かった。
    つくづく人のいいところ悪いところをとても上手に表現する作家さんだなぁと思います。
    ずっとハラハラしながら読み進めて、救われないなーと思いましたが最後の最後で「お前!!」ってなりましたね。
    好きなことを好きなままでいるのは大変だ。
    面白かったです。

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    2025年09月29日
  • 僕の神さま

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    めっちゃ面白かった。
    小5ってこんなこと考えたりして生きてたっけな…
    謎の内容も謎解きの鮮やかさもエピローグの終わりも完璧か。
    続編で探偵になった神さまの話を書いてもらいたい。
    めっちゃ良かった。

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    2025年09月21日
  • 魂婚心中

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    芦沢央さんこういうのもやるのか!
    今まで読んだ芦沢作品は、明日自分ごとになってもおかしくないリアルさがあって、入り口は広いのにどんどん狭い方へ吸い込まれて行って気づいた時には出られない感覚があった

    ただこの本は、1段目(設定)からガクンと現実(少なくとも現在の日本社会)からはなれたところからスタートして、その設定の中に人間が息づいてる
    狭い入り口から入ってみたら、中は意外と広くてみんな"普通"に生活してて、みたいな

    なんかそういう意味で?今までとは真逆な印象だったけど、芦沢作品の好きなところはそのままで
    何が言いたいかって、好きな本でした

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    2025年09月01日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    児童向けホラーアンソロジー。しかし執筆陣を見てわかるように、子供向けだと侮れはしません。
    一番怖かったのは澤村伊智「靴と自転車」。ちょっと心温まる系……かと思いきや、とんでもなかったです。それでも起こってしまう悲劇は予想されたものの、まさかこんな結末だとは。
    表題作の斜線堂有紀「部分地獄」、これは子供の頃だったら一番読みたくなかった作品です。たぶん一番怖く感じたかもしれないし。ある意味「部分」の方が凄惨かも。
    井上雅彦「きれいずかん」、芦沢央「ログインボーナス」、宮部みゆき「よあるきのうた」もお気に入りです。怖さもあるけれど、そればっかりではない。どれも素敵です。

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    2025年08月07日
  • 魂婚心中

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    短編。話が長いものも短いものもあり、分量がちょうどよかった。
    そして面白い…!!
    あとがき初めて読んだけど、芦沢央さん面白いな…。

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    2025年07月19日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    買ってから将棋が題材だと気づき、不安に思いつつ読み出したものの杞憂だった。国宝を読んだ時も感じた、極める者の物語の美しさ、切迫感、切なさがある。将棋を知ってたらもっと楽しめるとは思うけれど、知らなくても物語の大切なところは十分味わえると。

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    2025年07月19日
  • バック・ステージ

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    短編だけど繋がっていて最終的にクライマックスもスカッとした〜〜〜!!
    人間の負の感情も描かれているけど最後はほっこりする話が多くてイヤミス好きだけどこういうのもありと思った!!

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    2025年07月12日