芦沢央のレビュー一覧

  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

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    サクッと読めるしゾクッとするし面白かった。
    話の展開が速くてまた読みたいと思った!
    5話あるなかで4話は復讐や虐待など、人間の嫌な部分が滲み出るイヤミスだったけど、最後の1話はハッピーエンドで少しだけ心がほっこりした。

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    2025年11月22日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

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    ネタバレ

     著者は学生時代の友人から、怪現象に悩む友人について相談を受ける。その現象の核心と思われるとある“占い師”について情報を集めるため、この話を怪談として掲載する。すると、新たな怪異が舞い込む。次々に集まった怪異を単行本としてまとめようとする中、別々の怪異の繋がりに気づいてしまう。

    【感 想】
     個別の怪談として誌面に掲載された話が、次へ次へと繋がっていくことで、読みながら、「本当だったら…」とワクワクさせられるフェイク・ドキュメンタリーだった。
     小野不由美さんの『残穢』や、背筋さんの『近畿地方のある場所について』も好きだった。このフィクションと現実の境界が曖昧になって、物語に引き込まれる感覚

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    2025年11月21日
  • 貘の耳たぶ

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    子育て世帯にぶっ刺さり
    最初は変な事件を起こした変な人の話で終わるのかと思いきや主題は別の所にあって
    子供との本当の関わり方を考えさせられる内容
    素晴らしかったです

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    2025年11月11日
  • 非日常の謎 ミステリアンソロジー

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    ネタバレ

    最後の「この世界には間違いが七つある」は、記憶を消してもう一度読みたい。

    前から順番にしっかりとページを読み進められて本当によかった。絵を少しでも見てしまったら危なかった。

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    2025年11月01日
  • 罪の余白

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    芦沢さんの作品は、『火のないところに煙は』から虜にになってしまい定期的に読みたくなります。でも不思議と何故か内容を忘れてしまいがちなのです笑

    ここまでハマると処女作を読んでみたくなり手にしてみました。短編作家さんのイメージがあったので今回も短編かなと思っていたら長編でした。とはいえどこか短編のような構成なので読み易かったです。

    とても処女作とは思えないくらい構成がしっかりしていて相当多くのものを読んだり書いたりしてきたんだろうなと感じました。

    芦沢央っていうのはペンネームみたいで辻村深月さんの『凍りのくじら』の芦沢理帆子と小野不由美さんの『十二国記』に登場する「陽子」から央としたようです

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    2025年10月26日
  • 今だけのあの子

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    いろんな女ともだちの話。
    あとがきを読んで5つの物語が繋がってたことに
    初めて気づいてより拍手。めちゃめちゃ拍手。

    仕事が変わったら、結婚したら、子供が出来たら、
    周りが変わっていくことがあるのは風任せなんだなー
    自分に置き換えたときに今のともだちが離れたり
    変わっていくのは怖いなと思うけど、
    人生が変わるときは自分も変わるときだし
    いろんな人との関わりがある方が振り返ったとき楽しい。
    入籍を前に、
    妙にセンチメンタルになっている今読めて本当によかった。

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    2025年10月12日
  • 僕の神さま

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    人から一目置かれたい気持ち、一目置かれている人の気持ち。
    一緒にいたら自分も特別な存在になれた気になるけど、それと同時に湧き上がる劣等感。
    子どもだからこそ、大人びているからこそ、抱えている言葉にできない気持ち。

    わたしがあの頃、人と対峙したり組織に属するたびに、感じていた苦しさがよみがえってきて、なんとも言えない気持ちだった。

    佐土原くんは、新学期をどう過ごしたんだろうか。

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    2025年10月08日
  • カインは言わなかった

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    面白かった。
    つくづく人のいいところ悪いところをとても上手に表現する作家さんだなぁと思います。
    ずっとハラハラしながら読み進めて、救われないなーと思いましたが最後の最後で「お前!!」ってなりましたね。
    好きなことを好きなままでいるのは大変だ。
    面白かったです。

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    2025年09月29日
  • 僕の神さま

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    めっちゃ面白かった。
    小5ってこんなこと考えたりして生きてたっけな…
    謎の内容も謎解きの鮮やかさもエピローグの終わりも完璧か。
    続編で探偵になった神さまの話を書いてもらいたい。
    めっちゃ良かった。

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    2025年09月21日
  • 魂婚心中

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    芦沢央さんこういうのもやるのか!
    今まで読んだ芦沢作品は、明日自分ごとになってもおかしくないリアルさがあって、入り口は広いのにどんどん狭い方へ吸い込まれて行って気づいた時には出られない感覚があった

    ただこの本は、1段目(設定)からガクンと現実(少なくとも現在の日本社会)からはなれたところからスタートして、その設定の中に人間が息づいてる
    狭い入り口から入ってみたら、中は意外と広くてみんな"普通"に生活してて、みたいな

    なんかそういう意味で?今までとは真逆な印象だったけど、芦沢作品の好きなところはそのままで
    何が言いたいかって、好きな本でした

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    2025年09月01日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    児童向けホラーアンソロジー。しかし執筆陣を見てわかるように、子供向けだと侮れはしません。
    一番怖かったのは澤村伊智「靴と自転車」。ちょっと心温まる系……かと思いきや、とんでもなかったです。それでも起こってしまう悲劇は予想されたものの、まさかこんな結末だとは。
    表題作の斜線堂有紀「部分地獄」、これは子供の頃だったら一番読みたくなかった作品です。たぶん一番怖く感じたかもしれないし。ある意味「部分」の方が凄惨かも。
    井上雅彦「きれいずかん」、芦沢央「ログインボーナス」、宮部みゆき「よあるきのうた」もお気に入りです。怖さもあるけれど、そればっかりではない。どれも素敵です。

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    2025年08月07日
  • 魂婚心中

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    短編。話が長いものも短いものもあり、分量がちょうどよかった。
    そして面白い…!!
    あとがき初めて読んだけど、芦沢央さん面白いな…。

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    2025年07月19日
  • 神の悪手(新潮文庫)

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    買ってから将棋が題材だと気づき、不安に思いつつ読み出したものの杞憂だった。国宝を読んだ時も感じた、極める者の物語の美しさ、切迫感、切なさがある。将棋を知ってたらもっと楽しめるとは思うけれど、知らなくても物語の大切なところは十分味わえると。

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    2025年07月19日
  • バック・ステージ

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    短編だけど繋がっていて最終的にクライマックスもスカッとした〜〜〜!!
    人間の負の感情も描かれているけど最後はほっこりする話が多くてイヤミス好きだけどこういうのもありと思った!!

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    2025年07月12日
  • 貘の耳たぶ

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    夢中で読んで一気読み。
    もっと続きが読みたい。
    子供が小学生、中学生、高校生・・・と成長していく過程で、取り違えについてどう思うか、どう考えるか、子供視点での話も読みたい。

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    2025年07月11日
  • 神様の罠

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    全編面白かった〜
    なんて豪華な作家陣なの…!

    ハラハラしたり驚いてみたり、あっという間に読み終えました。

    夫の余命 
     余命わずかと知りながら結婚した2人。
     時間を遡りながら思い出を振り返るが…

    崖の下 
     スキー場で遭難した4人。
     そのうち1人が他殺体で見つかる。
     この何もない雪原で凶器は一体何…?
     誰が殺したのか?

    投了図
     将棋ファンと夫と暮らしているが、地元でタイトル戦が開かれることになった喜ばしい時、なぜか夫の様子がおかしい。

    孤独な容疑者
     23年前に殺人を犯した男。
     事件が再調査され…。

    2020年のロマンス詐欺
     コロナ禍、軽い気持ちで始めたバイトが詐欺の

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    2025年07月08日
  • 今だけのあの子

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    めちゃくちゃ良かった

    『女の友情』ってドロドロしてそう…
    と思っている人に読んでほしい
    私も思っている人です(笑)

    女性の友情が長続きしないのは、結婚とか出産とか大きく環境が変わって、出会う人が変わって、何となく疎遠になっていくからだと
    うん
    確かに私も結婚して出産したら夜遊び友達とは全く音信不通になってしまった。もうどこで何をしているかもわからない。連絡先もわからない。
    当時は『我等友情永久不滅也』をガチでやっていたのに…(笑)
    でも楽しかった思い出とかあの時の友情はずっと忘れないだろうなぁ。
    本当いろいろあったなぁ。
    正に今だけのあの子だったわ。

    読む前と後でタイトルのイメージがガラ

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    2025年06月30日
  • 火のないところに煙は(新潮文庫)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ホラー連作短編集。最後に話が繋がり、自己責任系の話でもあります。
    「妄言」と「お祓いを頼む女」の二つがお気に入りです。

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    2025年05月21日
  • 許されようとは思いません(新潮文庫)

    購入済み

    本屋で立ち読みしてた

    読んだことあるな、でも面白いなと思って2周目もきちんと楽しめた。多分どこかの本屋で立ち読みで読破してた。短編なのにひとつひとつの満足度高くて、それぞれの最後でちゃんとゾクッとする。全部好きだけど強いて言うなら目撃者はいなかったが1番好き。でも他も全部好き。

    #ダーク

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    2025年05月03日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    「どんでん返しシリーズだから読んでおこう」と軽い気持ちで読んだけれど、5作とも楽しめた。
    『おれ以外のやつが』はもう少し長く、中編だったらもっとおもしろくなったかなと思った。

    『人喰館の殺人』はさすが!というかなんというか、インパクトがすごい。意外と嫌いではない 笑

    『遣唐使船は西へ』は「好みではないなー遣唐使よく分かんないし」なんて思って読み始めたけれど、動機が意外で、だけどすごく良かった。
    なかなか思いつけない動機だよね。

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    2025年04月17日