加門七海の作品一覧
「加門七海」の「七海さんのオバケ生活」「呪術の日本史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
お気に入りの作家さん。
今回は、建物に関する怪談集。
ご自身の終の棲家探しでのエピソード。
ふつうは、何にも曰の無い物件を求めるが、
何にもなくない、が望みといのは、加門さんらしい。
何にもなくても、「引き寄せ体質」なので、
すぐに「宴会部屋」が出来上がるあたり、笑える!
笑って楽しめる怪談が盛沢山だ。
東京生まれの東京育ちなので、
空襲や地震などの歴史で、いかにたくさんの怪で満たされているか身をもって感じているらしい。
東京国際フォーラム、新都庁、東京タワー、スカイツリーのエピソードなどは、とても興味深かった。
自分は、古いもの、または誰かの使ったものを、
気分的に避けたくなるのは
Posted by ブクログ
児童向けホラーアンソロジー。しかし執筆陣を見てわかるように、子供向けだと侮れはしません。
一番怖かったのは澤村伊智「靴と自転車」。ちょっと心温まる系……かと思いきや、とんでもなかったです。それでも起こってしまう悲劇は予想されたものの、まさかこんな結末だとは。
表題作の斜線堂有紀「部分地獄」、これは子供の頃だったら一番読みたくなかった作品です。たぶん一番怖く感じたかもしれないし。ある意味「部分」の方が凄惨かも。
井上雅彦「きれいずかん」、芦沢央「ログインボーナス」、宮部みゆき「よあるきのうた」もお気に入りです。怖さもあるけれど、そればっかりではない。どれも素敵です。