鈴木光司の作品一覧
「鈴木光司」の「リングシリーズ【4冊 合本版】 『リング』~『バースデイ』」「リング」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木光司」の「リングシリーズ【4冊 合本版】 『リング』~『バースデイ』」「リング」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
慶應義塾大学文学部仏文科卒。1990年『楽園』でデビュー。同作は日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。『リング』、『らせん』、『仄暗い水の底から』などの代表作はすべて映画化されている。『らせん』では第17回吉川英治文学新人賞を受賞している。
Posted by ブクログ
豪華ホラー作家による短編集。
一見「人間が怖い話」のように見せておいて、しっかり怪異でさらっていく。特に印象に残ったのは、やはり澤村伊智の「ココノエ南新町店の真実」である。
とあるドキュメンタリー作家の取材という名目で始まり、途中途中で、編集者と思われる人とのメールのやり取りが挟まれている。
なんの変哲もない街のスーパーで起こった「心霊騒動」にスポットを当て、怪異の正体について取材をしていた女性。平凡な日常を送る店内。ゆったりとしたイートインスペース。休憩中の買い物客。時折り見かける「おかしな」客。どこを切り取っても、当たり前が溢れていた。
徐々に滲み出す不穏。狂い出す文体。緊迫さを通り越
Posted by ブクログ
「考えうる、最大級の恐怖を」というテーマで書き下ろされたアンソロジー。
1.ありきたりな町のスーパーを舞台とした霊能者&モキュメンタリー風ホラー「ココノエ南新町店の真実」澤村 伊智。
2.観光客も評判の良い村が秘密にする祭の後の儀式、それを探るホラー作家と偶然出会った作家志望の若者の2人が見たものは…「ニンゲン柱」阿泉来堂。
3.ヒット作"リング"の執筆とその続編に関わる謎と秘密「魂の飛翔」鈴木 光司。
4.母やつぶやく数字と娘がつぶやくCMのフレーズの謎と意味「828の1」原 浩。
5.死んだ少女の怨念「にえたかどうだか」一穂 ミチ。
6.分譲建売住宅での怪現象と
Posted by ブクログ
ホラー文庫創刊30周年を記念した、全作書下ろしのホラーアンソロジー。どれもこれも粒よりです。
鈴木光司「魂の飛翔」には驚かされました。「リング」にまつわる、本当のような裏話。そしてあれから30年も経ってしまっているのか……ということがリアルに怖い(笑)。
澤村伊智「ココノエ南新町店の真実」、阿泉来堂「ニンゲン柱」、小野不由美「風来たりて」あたりは、もう作家さんのファンだし間違いのない作品という感じで、どれもが怖いし面白いし最高です。まだあまり読んでいない原浩「828の1」は、実は一番怖かったかも。あの「死神の声」があまりにそれっぽくないだけに、余計に怖くて嫌でした。初読み作家さんの一穂ミチ「に