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Posted by ブクログ
理解力・想像力・表現力という3つの能力を、勉強することによって磨くことが必要…自分自身に最も欠けている能力だと思う。
日本人は情緒的な国民なので、論理が必要…僕自身もよく考えず、その場の感情だけで、判断してしまうことが多いので、しっかり勉強して、論理力を養いたい。
昔は良かった、という言葉を僕も使うことがあり、おじさんだなと思う。あと、過去のあの時に戻りたい、というフレーズも思ったり、言ったりしないようにしたい。未来が良くなっていくために、勉強したいし、本も読みたい。
この本はそんなに厚くなく、読みやすく、すごく気持ちを高めてくれる本です。これを読んで、さらに読みたい本が増えました。
Posted by ブクログ
子供に対する、なぜ勉強しなくてはならないのか、という素朴な疑問に答える一つの解として、説得力があり、納得性が高い。将来の人生に役に立つ、というシンプルな答えを子供に対してしていたが、それを理解力、想像力、表現力の3つの力で表現していたのは論理的で分かりやすかった。社会に出てからは答えのない問題に対峙することが増えるし、自分自身が考え、決断し、行動することが求められて行く。そのためには、義務教育の基本的な知識と理解は必須な上、その後に学ぶ幅広いジャンルの深い造詣があることが必要なのだ。考えることの楽しさと、懐古主義に陥らず、今よりも明るい未来を作るために必要なこと、として勉強の大切さを表現している。
Posted by ブクログ
肝心の勉強についての記述は少ない気はするが、興味深い点は多々あった。
特に日本の男性性と女性性の倒置について。
男性性を「論理」、女性性を「情緒」と簡単に割り切ってしまうと、日本は明らかに女性性(情緒)の強い社会だ。
作者はこれまで日本で「男らしさ」と思われていたものは単に男が女に甘やかされたうえにできた空中楼閣であると指摘する。
たしかに「デカダン」や「無頼」といえば男が一度は憧れる「男らしさ」の典型だが、日本文学では太宰治にしろ織田作之助にしろ、なんとも頼りない姿で描きだされる。「女に甘やかされ」ているというのはまさにその通りであるし。でも自堕落な男ほどモテるよね。
「世界に生じるほとんどの悪は、言語運用の間違いから生じている可能性があります。」というのもその通りと思う。
特に友達同士の話し合いの場においても「その場のノリ」や「なんとなく」といった情緒面が優先されることが多く、論理性の強化の必要性はよく分かる。
しかしながら…
社会的な生き物である人間が、こういった情緒過多の日本にいながらひとりだけ「論理的」に振る舞えるものだろうか? 「頭のかたいやつ」と思われるのが関の山じゃないだろか。
とかとか、興味が四散してしまった。
むしろ「日本の女」と「甘えの構造」について好奇心を掘り下げてみたほうが何か近づける気がする。
Posted by ブクログ
なぜ勉強するのか?著者の考えは「理解力、想像力、表現力の能力を養って、世界を覆う膨大な量の情報を取捨選択し、世界に共通なものさしで判断し、価値あるディスカッションによってそれぞれの立場を戦わせ、よりよい解答を発見する可能性をほんのわずか高め~・・・人類の進歩に貢献するため」であるとしている。
この本で述べられている著者の考えと私の考えに多くの共通点がみられた。たとえば「現在の小学校の運動会で順位をつけるのはよくないと言った意見に反対である」こと。勉強が得意な子はテストでいい点をとって、運動が得意な子が運動会で一等賞になる。習字が得意な子はクラスの後ろに貼られる書き初めに金色のシールが光る。当たり前のことだと思うんだけどな~。ビリな子がかわいそうだからっていう同情からこうした動きになっていると思うけど、学校という共同体の中で協力したり、競争したりして、喜びだったり、悔しさだったりっていう人間が持ついろんな感情を味わって成長していくと思う。
それからSMAPの「世界で一つだけの花」があんまり好きではないこと。メロディーがよくて唄いやすいけど、私も歌詞には納得できないなー。でも金子みすずさんの「みんな違ってみんないい」は好き。それはすずと小鳥と私を比較してそれぞれが持ついい面をとらえて、でも私は私でよかったってすべてを肯定してる。この想像力、私にも欲しいなって思う。それに比べて「世界に一つだけの花」は、自分に自信がないから私っていう存在が特別なんだって思いたい人間の感情の表れだと思う。努力しなくてもいいんだよ、頑張らなくてもいいんだよ、って聞こえないわけでもない私はひねくれ者なのかな?
著者の書き方で私がよくないと思った点は、著者が反対するものは全否定すること。それから日本人は農耕民族で西洋人は狩猟民族だったからという理由で両者を比較していること。確かにそうなのかもしれないけど、私は納得できない点も多少あった。
この本を通じて思ったのは、さまざまな分野を勉強して、より多面的に物事を考え、そしてその考えをアウトプットすることが重要だということ。
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小説・文芸
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