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Posted by ブクログ
人は文字だけで他人をここまで震え上がらせることができるのか、と驚愕した1冊。子供の頃に初めて読破し、心の底から恐怖した。うまく説明できないが、バケモノを見てしまったというような”対象”に対する恐怖ではなく、例えば部屋に一人の時、お風呂でシャンプーをしているときに、後ろに誰かいるのではないか、もしくは人ならざる何かに見られているのではないか、とバッと振り返ってしまうような恐怖のフィルターが、普通だった日常にまとわりつく。こんな読後体験をさせられた小説はその当時このリングだけだったわけで、それはそれは衝撃を受けた。そしてその衝撃は、大人になった今でも色褪せない鮮明な記憶として脳裏に焼き付いている。
その後何度読み返しても、その度に新たな発見がある。日本人で知らない人はいないほど映像作品が有名なあの貞子のリングだが、こちらの読書体験もぜひおすすめしたい。
もう鈴木光司さんの本は読めないのが残念でならない。今後時間をかけて鈴木光司さんの本を1冊づつ読んでいきたい。
Posted by ブクログ
『リング』三部作は、
私の中で最高傑作の1つです。
作者の鈴木光司さんが亡くなったと、
今朝の新聞を今読んで知りました。
まさに昨日、遅くまで飲んだ帰り道に、
なぜか鈴木光司さんのエッセイに書かれていた話を
思い出しながら歩いてました。
なんという巡り合わせか…。
『リング』『らせん』『ループ』
あと、『バースデイ』などもあったと思います。
『リング』だけでも面白かったですが、
その後の二作品で
現実世界と仮想空間が繋がっていく話。
何年前の作品?
発想は今の世につながると思います。
いまだにリメイクされたり、
「現代だったら貞子を生み出す拡散は?」などと
解釈をアップデートしながら、
いくつかの作品が生まれてる。
ハリウッド映画にもなったし、
パチンコなどの産業にも使われたし…。
あらゆるメディア、コンテンツに広げたところは、
本作の肝である“拡散“を、
地でいっているようにも感じました。
少し前に出された新作も気になってたところ。
まだまだご著書を読みたかったです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました。
Posted by ブクログ
おおお。懐かしい。昔の記憶を掘り出しながら読んだけど所々忘れてた。高山竜司てこういう人物だったっけ…笑
それから、小野不由美さんのゴーストハントも思い出していた。少しずつヒントを集めてって、これか?…これだ!と思ったら実はもう1段階(2段階の時もある)あってラスボスが…違う!という展開。リングも、あぁあこれで助かった(多分)と安心していたら突如また時間との戦いが始まるという。初めての時は中盤以降ずーっとハラハラドキドキで読んでたっけな。今回も怖かったけど…
山村貞子の怖さ。
今は「来る〜!きっと来る!」…の音と、黒い長髪・白ワンピが有名になっちゃったけれど…いやいや全然違うから。ジャパニーズホラーて、そういうことじゃないねん笑 あんな姿とか、なんだっけびっくりさせて恐怖を煽る手法?ああいうのなくても、むしろない方がずっと怖いねん!と声を大にして言いたい。もちろんエイリアン的なハラハラの映画も大好きだけどね。
山村貞子の秘密、あーーそういえばそうだったね!それに、それを当時は「悪趣味なネタ」くらいにしか思っていなかったけれど(若かった)、今読んでみると貞子が強い力を持った理由というか、その力の存在の由来の一つとしては決して外せない要素だったね。陰と陽との完全体だってこと。増殖できないこと。
ウィルスの話も面白かった。
若い頃読んだ時はこれが頭に入ってなかったんだなぁー。何読んでたんだ?笑
ホットゾーンでも読んだやつ。ウィルスが生物と無生物の間を行ったり来たりしていること、増殖することが目的である(?)こと、他の生物の一部だったこと。増殖しすぎたら宿主が死ぬイコール自分も死ぬのに、なんで増殖を繰り返すのか…
ループの後に「エス」「タイド」とまだ2作あったの知らなかった!3つ再読した後、残りも読んでみる。
すごく楽しみ。
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