綾辻行人の作品一覧
「綾辻行人」の「「館シリーズ」14冊合本版」「十角館の殺人〈新装改訂版〉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「綾辻行人」の「「館シリーズ」14冊合本版」「十角館の殺人〈新装改訂版〉」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学教育学部卒。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。1987年『十角館の殺人』で作家デビュー。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。『Another』、『館シリーズ』、『囁きシリーズ』など数多くの作品を手がける。
Posted by ブクログ
3巻読破時点での感想↓
「全てが分かりやすい、分かりやすいんだよね。もうその補助輪的なのが鬱陶しくて。自分はどっちかっていうと、どっかのメルカトルくんみたいな、頭の良い人間に振り回されたい派だ。
まあ、最終巻でどんでん返しが起こって、この「分かりやすい」が、読者のミスリードです!ってなったらもう惚れちゃうかもしれないけど……」
マジで、「最終巻でどんでん返しが起こって」惚れちゃいました。愚か。
今まで、どちらかといえば、トリック自体に重きを置いたミステリ作品ばかり読んできたので、いわゆる「叙述系」は初体験だったかもしれません。事件に使われたトリック自体はさほど難しくないのですが、この本に
Posted by ブクログ
中村青司の設計した建築物で起きる殺人事件を描く新本格ミステリー、「館シリーズ」の第3作目。
迷路の館に住んでいる老作家の家に招待された作家や評論家、編集者、島田らが集う。
ギリシャ神話にエイプリルフール、アナグラム、ワープロの「親指入力」といった要素だけでなく、シリーズの読者の先入観も加わり、事件の全貌を推理するのは、もはや至難の業では。という額縁小説。
昨年映画化もされた東野圭吾の「ある閉ざされた雪の山荘で」を読んでいたので、一部「もしかして…?」というトリックもありました。(元ネタが同じ?)
最後の一文まで、「えっ!」となる驚きの連続で、
約400Pの文量もあっという間でした。最高