黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

880円 (税込)

4pt

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?(講談社文庫)

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黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月01日

    これまで読んできた綾辻作品とは違う新しい切り口で、大体こんな感じだよねと勝手に思っていたイメージが本当に良い意味で裏切られた。

    そのため評価が分かれているみたいだけど、逆に自分は『黒猫館』を読んで完全に綾辻作品の虜になってしまった!

    伏線がこんなにも堂々とたくさん張り巡らされているのは初めてで、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    張り巡らされた伏線の数に驚きました。
    そしてそれを伏線と感じさせない自然さ。他の箇所不自然さを感じさせられ、思惑通りにその意図に嵌ってしまいました。

    真相を知った上で改めて読むと、「確かに…」と心地よい納得した違和感を味わえます。ぜひ再読をお勧めしたい1冊です。

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    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    館シリーズを順番に読んでいますが、今までよりアッサリしていて読みやすかった!
    島田さんの推理力がすごいすごい.ᐟ‪.ᐟ‪.ᐟ‪

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    Posted by ブクログ 2023年08月07日

    大満足です!
    私は結局最後の種明かしまで、一つも謎は解けずでした。(^^;
    冒頭から張り巡らされた伏線の数々がラストに気持ちよく回収されます。
    十角館の殺人から読み進めて6作品目でしたが、今までで一番登場人物が少なく、屋敷自体も小さめでシンプルなので、理解しやすかったです。
    壮大なストーリーでした!...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月10日

    新装改訂版ラストは、黒猫館の殺人。
    黒猫館の元管理人の男性。病気からの火災で記憶を失う。名前さえ思い出せずにいたが、自分の書いたと思われる手記を持っていた。
    その謎めいた手記から、いつもの鹿谷推理作家と江南編集者が、管理人の過去を紐解いていく。
    もはやトリックとは言えなそうな大胆な発想。そこに緻密に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    館シリーズ6作目。
    あの『時計館の殺人』の後だから絶対見劣りするだろうなーって思ってたけどめちゃくちゃ面白かったです!!
    とても気に入りました。
    「館シリーズ最大級のトリック」という謳い文句に偽りなしですね。
    館シリーズにしては珍しくえちえちでした。

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    Posted by ブクログ 2024年01月07日

    《館》シリーズ第6作。
    手記と現実、2つのパートに分かれ進行していくが、伏線が多い!鋭い!気づけない!
    しかも本作の謎は、事件の真相ではない。謎が謎として明示されてないという……楽しませてもらいました。

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    Posted by ブクログ 2023年12月21日

    筆者の「80%は見抜けるが問題は残りの20パーセントにこそあり」の言葉通りでこの人とこの人は同一人物でこの殺人の犯人はこの人なんだろうなと、そこまではわかったものの細かい違和感がなんなのか最後まで分からず……
    伏線がいっぱい散りばめられてたのに全然気がつきませんでした。すごい。
    最初から読み返したら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    前作の時計館が読むのがなかなか進まなかったのに対して、全体に軽いというかサクサク読み進んだ感じ。良い意味で。ライトノベルみたいな?

    今作も作中作というか記憶を失った鮎田老人の手記(過去に黒猫館で起きた殺人事件)とその秘密を追っていく現在(推理作家・鹿谷門実と編集者江南が前作に日に続いて登場)の2つ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月01日

    このシリーズは最初から読んでいて、いつも最後のサプライズが楽しみになっている。
    もうネタ切れか、と思ってたところ、こういう館のサプライズを持ってきたかと非常に驚きました。

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