ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
大学の後輩から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿がおさめられていて……珠玉のホラー短編集。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
大事に本棚で寝かせてあったとっておきを。 身近で深泥ヶ丘を読んで、嬉々として語る人を見て我慢できずに。 それはもう大満足の一冊でした。
ちょっとグロやホラーが入った系のお話。 毎話何かしらミステリーっぽさが入ってはいるのだが、それらはおまけかな。個人的には「特別料理」のゲテモノ食いの話の描写が凄く良くできていて、読んでいてなんとも言えない気分になった。こういうの苦手なんだけれども、なんか読んでしまったみたいな。
少しばかりのミステリーと腹を突き上げるようなホラーが入り混じった怪奇譚・幻想譚が7篇おさめられた短編集。どれもこれも不気味で、思わず目眩のするような気持ち悪さを感じる場面も少なくなかったが、それは作者の表現力によって読者が場面をありありとイメージさせられるからだろうと思う。目を背けたくなるのだが、続...続きを読むきが気になり目を背けられない、ホラーとはそういうものだと感じる部分があるため個人的にすごく大好きな小説に出会えた。
うっわ!!!!が何よりの感想。 すぐ読める短編ばかりだが、全てが全て気持ち悪い。もちろん良い意味で。ホラーと言うよりは、グロめのゾワゾワしてくる系。 『特別料理』は特に。夜中のバス車内で読んで、思わず一旦閉じてしまったレベル。 どの話も、気持ち悪いけど面白い。加えて、言葉選びが綺麗だなと思う場面が多...続きを読む々あった気がする。内容グロさと表現の美しさとのギャップが、余計に気持ち悪さを際立たせているのかも? 唯一、『バースデー・プレゼント』だけは内容がよく分からなかった。 全話通して、ユイと言う子が出てくる。ただ、同名の別人らしい。 あとがきで、『そのような趣向を凝らした意図は?と訊かれたとして、ここで明確な答えを示すつもりはない。読み手の自由な想像に委ねられるべき問題だろう、と思うので。』とあった。一晩考えても全然わからん。意図。誰か情報もしくは考察あれば教えて欲しい。
常識ではありえない出来事に遭遇し、その背景には『由伊』という名前の女性が関わってくるという怪奇と幻想がふんだんに詰め込まれた短編集で、おどろおどろしさは勿論、登場する『由伊』は全編別人だけど偶然とは思えないような含みを持たせるような描写が不気味だった。特に『特別料理』『眼球綺譚』が面白かった。
作者が書きたいものを書いたという雰囲気が文体から沸々と伝わってきました。 いわゆる怪奇モノの短編集なのですが、『由伊』という女性(別人)が全ての作品に登場しており、それぞれの作品に関連性は無いのに、最後の『眼球奇譚』という作品の『由伊』の存在が、より枢要な存在に感じる不思議。 余談ですけど、戸川純の...続きを読む『眼球奇譚』という曲も好きです。
何かに対する異常な愛をテーマに 「由伊」という女性とその関わりを描く 先日Rawというカニバリズムの映画を観たので 最近はこんなのばかりになった。 誰かの一部なのか、はたまた違う生物への愛なのか 愛ゆえの行動なのか。 艶かしくリアルな描写がキモいと言えばキモいけど、 これがまた癖になる。
内容は少しグロめのことが多いかもしれないです。 場面場面の表現が生々しく、自分が体験したことも見たこともないけれど、すごく想像が出来ました。個人的にはぶっ飛んだ発想と豊かな表現が読んでいて面白かったです。
世にも奇妙な物語のようなガチガチのホラーではないが、背筋がゾクッとする短編が収録された小説。 気持ち悪かったのはゲテモノ料理を提供するYUIという店に通うカップルの話。特別料理として寄生虫、人肉、最後には自分の指が提供されるという狂気。 タイトルにもなっている眼球綺譚も良かった。読んでください、夜中...続きを読むに一人での意味がよくわからなかったが、見事な伏線回収だと思った。
まさに日本のホラーという感じの短編集だった。 作品を通して同じ名前の人物が登場するのだが、その人物は果たして同一人物なのか、全くの別人なのか、もう一つの可能性として並行世界の存在なのか、とも考えたが答えは出なかった。 いくつかの並行世界のその人物が影響を与え合い、その性質が集約されていった...続きを読むものが最後に位置する作品「眼球綺譚」に登場するその人のようにも思える。 不思議で怪奇的で猟奇的な、とてもおもしろい作品だった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
眼球綺譚
新刊情報をお知らせします。
綾辻行人
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
十角館の殺人〈新装改訂版〉
十角館の殺人(1)
月館の殺人 上
殺人鬼 ――覚醒篇
「館シリーズ」14冊合本版
時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)
時計館の殺人<新装改訂版> 上下合本版
暗黒館の殺人 全4巻合本版
「綾辻行人」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲眼球綺譚 ページトップヘ