眼球綺譚

眼球綺譚

759円 (税込)

3pt

大学の後輩から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿がおさめられていて……珠玉のホラー短編集。

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眼球綺譚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大事に本棚で寝かせてあったとっておきを。
    身近で深泥ヶ丘を読んで、嬉々として語る人を見て我慢できずに。
    それはもう大満足の一冊でした。

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    ちょっとグロやホラーが入った系のお話。
    毎話何かしらミステリーっぽさが入ってはいるのだが、それらはおまけかな。個人的には「特別料理」のゲテモノ食いの話の描写が凄く良くできていて、読んでいてなんとも言えない気分になった。こういうの苦手なんだけれども、なんか読んでしまったみたいな。

    0
    2022年02月25日

    Posted by ブクログ

    少しばかりのミステリーと腹を突き上げるようなホラーが入り混じった怪奇譚・幻想譚が7篇おさめられた短編集。どれもこれも不気味で、思わず目眩のするような気持ち悪さを感じる場面も少なくなかったが、それは作者の表現力によって読者が場面をありありとイメージさせられるからだろうと思う。目を背けたくなるのだが、続

    0
    2023年11月22日

    Posted by ブクログ

    うっわ!!!!が何よりの感想。
    すぐ読める短編ばかりだが、全てが全て気持ち悪い。もちろん良い意味で。ホラーと言うよりは、グロめのゾワゾワしてくる系。
    『特別料理』は特に。夜中のバス車内で読んで、思わず一旦閉じてしまったレベル。
    どの話も、気持ち悪いけど面白い。加えて、言葉選びが綺麗だなと思う場面が多

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

     常識ではありえない出来事に遭遇し、その背景には『由伊』という名前の女性が関わってくるという怪奇と幻想がふんだんに詰め込まれた短編集で、おどろおどろしさは勿論、登場する『由伊』は全編別人だけど偶然とは思えないような含みを持たせるような描写が不気味だった。特に『特別料理』『眼球綺譚』が面白かった。

    0
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    作者が書きたいものを書いたという雰囲気が文体から沸々と伝わってきました。
    いわゆる怪奇モノの短編集なのですが、『由伊』という女性(別人)が全ての作品に登場しており、それぞれの作品に関連性は無いのに、最後の『眼球奇譚』という作品の『由伊』の存在が、より枢要な存在に感じる不思議。
    余談ですけど、戸川純の

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    何かに対する異常な愛をテーマに
    「由伊」という女性とその関わりを描く

    先日Rawというカニバリズムの映画を観たので
    最近はこんなのばかりになった。

    誰かの一部なのか、はたまた違う生物への愛なのか
    愛ゆえの行動なのか。

    艶かしくリアルな描写がキモいと言えばキモいけど、
    これがまた癖になる。

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    内容は少しグロめのことが多いかもしれないです。
    場面場面の表現が生々しく、自分が体験したことも見たこともないけれど、すごく想像が出来ました。個人的にはぶっ飛んだ発想と豊かな表現が読んでいて面白かったです。

    0
    2023年10月20日

    Posted by ブクログ

    世にも奇妙な物語のようなガチガチのホラーではないが、背筋がゾクッとする短編が収録された小説。
    気持ち悪かったのはゲテモノ料理を提供するYUIという店に通うカップルの話。特別料理として寄生虫、人肉、最後には自分の指が提供されるという狂気。
    タイトルにもなっている眼球綺譚も良かった。読んでください、夜中

    0
    2023年02月26日

    Posted by ブクログ

     まさに日本のホラーという感じの短編集だった。

     作品を通して同じ名前の人物が登場するのだが、その人物は果たして同一人物なのか、全くの別人なのか、もう一つの可能性として並行世界の存在なのか、とも考えたが答えは出なかった。

     いくつかの並行世界のその人物が影響を与え合い、その性質が集約されていった

    0
    2022年12月01日

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