人形館の殺人〈新装改訂版〉

人形館の殺人〈新装改訂版〉

小説・文芸
990円 (税込)

4pt

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷――顔のないマネキン人形が邸内各所に佇(たたず)む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読み(カウントダウン)はすでに始まっていた!? シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第4の「館」、新装改訂版でここに。(講談社文庫)

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

人形館の殺人〈新装改訂版〉 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み手の中に構築された世界を、どう破壊するのか

    館シリーズは十角館しか読んだことがなく、でもその十角館の衝撃をまた味わいたいなと思い、順番ではないけど手にした本書は真相はネタバレになってしまうため書くことはできないが少なくとも私が好きな部類、ただこのような最終展開、結末はどうしても賛否両論にはなりやすい作品ではあると思う。

    私が思うこの作品の良さはシリーズものであり、そして話の中に突然出てくる「不完全な人形たち」の要素。シリーズものが故「この作品も館の中にびっくりするようないことがあるのだろう。」、そして「占星術殺人事件」を彷彿とさせる「身体の一部を切り取られた人形たち」からは思わずこれから先の事件の展開や殺人手段などを思い描かざるを得ない。

    読み手の中には今までの経験知からの読みがあり、そしてミステリー作品が故に、どこか読み手は「この展開知ってる」を「この作品の謎がわかった気がする」といったものとの親和性が高くなる。つまり読む中で作品に対して、作者に対して何か「多くを知っている読み手」になる優越感を感じやすい。

    これは以前に書いた十角館のときには二つの場で起こっていることをある意味で「神の視点」から読んでいる読み手と評したように、人形館では経験知が故にまたアドバンテージを持っているように「錯覚」させる、そして真相に辿り着いたときにそれが一気に瓦解する。このカタルシスまでの構成や展開が見事であった。

    人形館として、どこかアドバンテージを持ち優越感を持ち、作品世界の登場人物の動きや展開をある種「人形」のように操っていたような我々読み手、その実我々読み手は作者にとって「その読みも想定内」という「人形」だったのかもしれない。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    『十角館の殺人』
    『水車館の殺人』
    『迷路館の殺人』
    この3作品とは毛色の違う作品
    上の作品を読んだからこそ『?』が多くなる
    同じだろうと思って読んだら見事に裏切られた

    0
    2026年08月14日

    Posted by ブクログ

    いつもとなんか違うなぁ、珍しいなぁと
    思いつつ読み進めていた。
    (途中まで、人が全然亡くならないなぁと。シリーズ他作品は結構人が亡くなる印象があり…)

    今までとは違うのもあり、
    今のところシリーズで1番意表をつかれた。

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    大好きな綾辻さんの館シリーズ。
    順番通りではないけど、この本で6作品目の館シリーズを読んだ。

    『人形館の殺人』は異色編で賛否両論あるとのことだったので、どう異色なのか、自分はどう思うのか確かめたかった。

    なるほど、これは確かに異色作だ。
    今までの館シリーズとは毛色が違う。

    ネタバレにならないで唯一言えるのは、クローズドサークルではないということ。
    館に誰も閉じ込められてない!
    それなのに没頭できて一気読みだった。
    人里離れなくても閉ざされてなくても、館シリーズならではの怪しい雰囲気は他の作品と変わらない。

    前作とは違うトリックで読者を驚かせよう、楽しませようとしてくれる綾辻さんがやはり好きだ。
    どの作品もそれぞれ違う驚きがあるので、自分の中でランキングが付けられない。

    全9作しかない館シリーズの未読は、残り3作品になってしまった(;_:)
    もうもったいなくて読めないよ。。。

    自分をまた本好きにしてくれたのが『十角館の殺人』のあの1行だった。
    本でなければ感じられない面白さを思い出させてくれた。
    だから館シリーズには特別な思いがある。

    現在、館シリーズ最後の作品となる10作目の『双子館の殺人』を執筆中だとか。
    これが本当の最後だと思うと寂しくてたまらない。

    0
    2026年09月24日

    購入済み

    凄いなぁ

    それぞれの時間は独立しているし、ほかの巻のネタバレはないけれど、
    ぜひシリーズ最初から、順番に読んだ方が面白いと思います!
    それにしても、本当によく出来てるなぁ。

    0
    2022年10月21日

    購入済み

    うわー、そうだったの!? 人形館って、そうだったの!? えーっ。
    ネタバレしちゃいたいなー(笑)
    でも、こういう館があってもいいよね。面白かった!

    0
    2020年12月19日

    Posted by ブクログ

    まんまと騙された。今までの3作があってこそのトリックというか結末だった気がする。館シリーズは毎回構成が違っていて面白い。次はどんなアイデアを見せてくれるのか楽しみ。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    館シリーズその4。
    あとがきや、解説で何度も異色作と表現されるそれ。
    確かに異色だった。
    面白かったです。
    とりあえず、ネタバレにならない程度の感想。

    京都の街並みが懐かしく思いだされた。
    館に閉じこもってばかりの話ではない。
    島田潔というキャラクターの破壊力。
    中村青司という存在はそれ自体がもはや仕掛け。
    新しく出てきたキャラクター是非いずれ、島田さんと共演させてほしい。

    と言ったところだろうか。
    乗ってきたので、次はこのままの勢いで時計館行っちゃおう。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    館シリーズ第4弾、いままでの『十角館の殺人』『水車館の殺人』『迷路館の殺人』とは打って変わって異色のミステリーだった。正直、今までの館シリーズだと思って読んだら裏切られる。
    次は待ちに待った『時計館の殺人』を読もうと思う。あの有栖川有栖氏が「『時計館』は傑作ならぬ大傑作」‐(『水車館の殺人』新装改訂版解説)』と評しているので、かなり期待を寄せている。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    館シリーズの4作目

    飛龍相一は父飛龍高洋が住んでいた、京都の屋敷に移り住む事となり…

    屋敷内には顔のないマネキン、街では子供を狙った連続殺人が起こり、飛龍想一の元には謎の脅迫状が届く。

    今までの館シリーズとは違った最後で、やられた〜!!!となった作品。


    0
    2026年08月07日

人形館の殺人〈新装改訂版〉 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

人形館の殺人〈新装改訂版〉 のシリーズ、関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

綾辻行人 のこれもおすすめ

人形館の殺人〈新装改訂版〉 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す