【感想・ネタバレ】人形館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷――顔のないマネキン人形が邸内各所に佇(たたず)む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読み(カウントダウン)はすでに始まっていた!? シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第4の「館」、新装改訂版でここに。(講談社文庫)

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ネタバレ

館シリーズの中でも一際異質、そんな前評判を聞いて読み始めた。クローズドサークルでないのでそこが異質と言われる所以なのか?と思っていたら、最後のどんでん返しがまさに異質。密室トリックでもなく、館のカラクリトリックでもなく、島田潔の活躍もなく、3人の一人称が全て同一人物だったとは。そして犯人であり被害者の彼の内面が形成された背景の描写が秀逸で、新たな綾辻ワールドの魅力にとりつかれてしまった。
私にとってこの作品は館シリーズの中でただ異質ではなく、傑作であり心にずしんと響くイヤミスである。

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2025年11月02日

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館シリーズの4冊目。
今までの館とは違い、閉鎖された環境ではなく日常生活の中に不穏な空気が感じられ、常にザワザワしながら進む展開。
異色とかこれまでのシリーズとは違うと言われたりもしているが、結局間違いなく面白いんです。

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2025年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれ体の一部がないマネキンが飾られているアパート、不気味すぎるだろ。自分なら普通に住みたくない。
五体満足なマネキンならまだしも、ない部分を合わせると復活するという儀式的なやつなのか?住人からパーツ集めようとしてない?とか不安になる。

あと、子供が次々と殺される連続殺人事件という、館とは関係ない事件が起きてるというのがまたこれまでとちょっと違う。館シリーズだと、犯人が殺すのは館の中の人達だけというイメージがあるので、今回は殺人犯人が二人以上いるとか?

ただ、主人公が誰かに脅されている形なので、別の目的で子供たちをターゲットにしながら館の人たちも手に掛けようとしている、という可能性もある、のか…?

これまでのシリーズとちょっと雰囲気が違い、体の弱い独身絵描き男性が過ごす日々という、京極夏彦っぽさのある内容。こういうのも良い。

優しい義母と、中村青司の作った人形館で貸部屋をしながら、日々絵を描いて過ごすという、隠居に近い生活。そしてしっかりと体が弱いということでサナトリウム文学感もある。
「私」は基本死なないし、犯人でもいいから優しい義母ととにかく生き残ってくれ。
…と思ったら義母がー!なんかこれまでのシリーズで一番ダメージの大きい被害者だったかもしれない。だって、これまでだと殺される側はなんだかんだで恨まれていたとか、小さくても理由があったから。今回の義母はただただ優しい人だったのに。
まあ、最終的には裏にあった理由が分かるけども、それでもうーん、悲しい。

そして前回に続き、なんか怪しい島田、実はポンコツとかではなく、途中からなんとなく感じていた、「私=犯人」説が正しかった!珍しく当たる自分の推理。
ただ、島田は今回は兄貴ではなく、ポンコツなわけでもなく、なんとまた「私」の別人格だったという斜め上の展開だった。
色々と異色作だなぁ。
シリーズものと言えば同じような作り方なんだろうと思わせておいて、どれも全然違う。そしておもしろい。

でも館シリーズなのに中村青司が関係ないというのをとうとうやってしまうとは。4作目にも来たらそこでも意表をついてくるか。
前回は島田が島田じゃなかったし、今回も島田が島田じゃない。なんか「これだけは信じられる」という要素をどんどん切り捨てていくので、今後のシリーズでは何を信じていいのかわからなくなってくるな。
面白くはあるが、楽しみ方が難しくもある。
だって、読み始めたらまず島田が島田なのか、出てくる館は本当に中村青司作、というか隠し通路があるのかがもはや分からなくなってしまうわけだし。そこが信用できなきゃ、推理もなんもないよ〜。

とは言え、自分は推理小説で推理して楽しむことはないので、結局のところあんまり影響ないという気はしている。が、やはり「この島田は本物なのか」と疑うノイズが発生してしまうのは困るっちゃ困る。

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2025年06月08日

購入済み

凄いなぁ

それぞれの時間は独立しているし、ほかの巻のネタバレはないけれど、
ぜひシリーズ最初から、順番に読んだ方が面白いと思います!
それにしても、本当によく出来てるなぁ。

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2022年10月21日

購入済み

うわー、そうだったの!? 人形館って、そうだったの!? えーっ。
ネタバレしちゃいたいなー(笑)
でも、こういう館があってもいいよね。面白かった!

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2020年12月19日

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人形館の殺人は他の館シリーズと比べて異色だと言われているが、終盤でのどんでん返しは他の館と同じで面白いと思った。

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2025年10月16日

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これまでの館シリーズとは異なり独特な雰囲気。
なんとなく違和感を感じながら読み進めると後半さらに違和感が大きくなってその正体に結末で納得。館シリーズの中ではあまり取り上げられることがないけど面白かった!

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2025年09月25日

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ネタバレ

異質、と作者が言うだけのことはある
読後感が悪くてしょうがない
つまらなかったとかじゃなくて、うわーって、
救いないなあってなる
どこかで島田さん本当?って思うところがあって、だからやっぱりなあって思うんだけど…にしても気持ちがもやもやで収まらない…
いつかまた読める日がくるかなあ…
架場の兄だったと思うんだけど、結局…
彼の存在がよくわからない
特に書籍紹介にも出てこないし、だったら島田が出てくれば良かったのではって思っちゃうし、最後の島田からの手紙でますます怪しい、気がする

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2025年09月20日

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やはりそうきたか。しかしながら読み終わるまで気が抜けない。残りが数ページでもあるものならば、結末を覆してくる気がしてならない。面白かった。

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2025年09月19日

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これまでの同シリーズとは全く異なる展開と真相なので評価が他作品よりもやや低いのかなと思いますが、自分は物語としてはとても楽しめました!

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2025年08月28日

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ネタバレ

真相を見抜いて気分がいいので⭐︎4で。笑

主人公が多重人格or主人公の友人が犯人
で母が殺されるまでは揺れていた。
ただ主人公が多重人格だったら友人の役割が謎なんだよな…と思っていたらまさかの兄の仇!

ただ、父親が狂ったのが遺伝で片付けられてるのとか、育ての母への変な描写だとかがノイズだったな。
やっぱり⭐︎3かも。

まさか島田さえ妄想とは。
館シリーズは意外と探偵役が抜けてるのも魅力なのかしらね?

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2025年08月27日

mii

購入済み

ミステリーの変遷を感じる

人形館が番外編の位置付けであること、納得しました。

今となっては一般的な今作の犯人像ですが、当時は新鮮だったというようなことをあとがきに書かれていて、その当時の新鮮な気持ちでこの衝撃を味わってみたかったなと思いました。

なんとなく犯人の予想がついた今回、でもただそれだけで終わらないのが館シリーズというか綾辻先生ですね。
いい意味で、後味の悪いお話でした。

#ドロドロ #ダーク

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2025年08月27日

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やっと今回、最終章までに予想することができた。しかし繊細なトリックだったから途中でやっぱり違うのか?と思うこともあり、最後まで楽しめた。最近はどんでん返し系のミステリを読むことが増えたので、推理パートの後にまだ来るか?と思ってしまうのが悪いところ(特に新装改訂のあとがきはページが厚いため)。やはり推理小説は面白い。

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2025年08月13日

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こうくるんじゃないかな、と思いながら読み進めていると、さらにその上をいく予想外でやられたなって感じ。
トリックを解き明かそうとするよりは、物語に身を委ねて読むのが自分には合ってそうです。

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2025年08月11日

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最初から怪しさ全開。伏線なのかなんなのか意味が分からずに読み進めていったけど、結局読みやすさと求心力という点ではさすがでした。綾辻ワールドを充分堪能。館シリーズ中でも異色と言わるレビューも納得。

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2025年10月19日

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ネタバレ

読みやすかった!

序盤からなんだかおかしいなと思って
多重人格を疑っていたけど、終盤にあれ?架場が犯人かよ!!ってびっくりしていたら、、、
やはり多重人格かい!
しかも、島田さんの所も3人目の人格だったんかい笑

割と評価低めだけど、
個人的に十角館→人形館→迷路館→水車館の順かな
面白かった

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2025年08月04日

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サスペンスホラー感が強く、背筋が寒くなる感じで、暑い夏に丁度良かったです。猫ちゃんの描写があるので、フィクションとは言え、そこだけちょっとキツかったです(猫ちゃん好きの方は要注意)。それでもやっぱり先が気になって読んでしまう作品でした。

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2025年07月01日

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ネタバレ

十角館、水車館、迷路館と来て館シリーズ4作目。
これまでの閉ざされた館とは違ったタイプの「館」だった。

ひたすら主人公が自分の内面と向き合う描写が続き、過去の記憶を呼び覚ましながらストーリーが進んでいくが、まさかそんな結末だったとは…。
出版当時は斬新だったのかな?
今となってはそこまで驚くような中身ではないが、それでも架場が怪しいのでは…なんて思っていた自分はまんまと騙されていたわけだ。

まさかあの島田潔まで…。
他の作品と趣向は違うがそれはそれで面白かった。
でもやはり十角館に勝るものはないので、シリーズの5作目以降に期待したいところ。

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2025年06月27日

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想一の亡父が遺した京都の屋敷、マネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」
街では残忍な通り魔事件が続発、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る…

館シリーズ4作目
異色と言われているのに納得
私はこれはこれで面白かったし綾辻先生の世界観が改めて好きだなと感じた

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2025年06月15日

購入済み

館シリーズは何作か読んでいますが、今回はことごとく予想と違う方向へ。
建物の構造に気を取られ、ラストになって、え?そういうこと?と、まさかの展開。
ん~、騙されて爽快、というよりは、なんかちょっとモヤモヤした感じ。

#切ない #シュール #怖い

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2021年12月10日

購入済み

また意表を突かれました。

十角館に出会ってから、順番で本シリーズを読んでいます。同じ館にも関わらず、毎回こちらの予想を裏切る展開となっており、楽しんで読むことができます。読み始めると止まらず、3時間程で読了。これまでとは違った趣向の結末となっており、面白かったです。すぐ時計館読みます。

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2020年05月13日

ネタバレ 購入済み

ようやく騙されなかった

館シリーズを順に読み4作目。
ビリーミリガンや失われた私を読んでいたおかげか、ようやく騙されずに済みました。
でも島田さんすらがもう1人の人格であるのは気づけなかったなぁ…。

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2017年09月22日

購入済み

さすがの叙述トリック

途中までこういうことかなと考えていた解答がまさかのひっくり返しでした。ある意味騙しとしては十角館の殺人にも通じるのですが、あちらは予想の範疇にあったのですが、こちらはすっかり引っ掛けられて満足です。こういう醍醐味があるから絢辻作品は楽しいですね、次回作も楽しみです!

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2015年10月09日

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綾辻作品は「館」シリーズだけですが、4作目になります。主人公飛龍想一の身辺に起きるおぞましい事件、そして身にせまる姿なき恐怖。
読者にさまざまな推理をさせるストーリーから思いがけない結末。この結末は見方によってはあっけないかもしれないけど、現実味もあってある意味満足できました。さまざまな推理をし続けるうちにあっという間にラストを迎える不思議な作品でした。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

異色と呼ばれる理由がよくわかった。
事件が起きて、探偵役が登場して、解決して‥といった大枠が通用しない。
こういう形もあるのか、と衝撃と同時にひっかかりも残る。
「館シリーズ」中の1作という位置づけがあるからこそ、人気作として成立しているように感じる。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

今までのシリーズの中では異色である。

個人的には今までの方が好きであるが単純に理解できていないだけかもしれん、後日再読するかも。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズとしては味変的な面白さ、単体だと微妙

意外性はあったが読める部分もあり(犯人が誰かなど)
オチを含めても若干肩透かし感があった。

読み落としている可能性も高いが、疑問点として
なぜ警察は辻井殺人の犯人として状況証拠的に1番可能性が高いはずの想一へ事情聴取くらいの描写で自殺と片付けたのか疑問だった。
作品的に想一が真犯人という疑念を意図的にあてない構成にしたいのは理解できるが、種明かしを聞いてその点が腑に落ちない。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさに前3作とは全く違う異色作!
最初に人形館の平面図を見たときからなんだか館らしくないと感じ、島田が島田らしくないし(島田潔ならすっ飛んできますよね)
色々な違和感はあったけれど、中村青司の館でもなく、隠し部屋もなく、島田潔も現実には登場しないとは…!!!
架場の兄の件が想一の妄想でないなら、架場は壊れていく想一を傍観することで復讐を果たしたのかな。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

館シリーズは世界観に没入できるから大好きです
4作目は京都の人形館、まるで人形に見つめられてるかのような不気味さが漂っている感じ、、
読み終わって、確かにシリーズの中でも異色と言われるだけあるなという感じ
読んでて展開がわかってしまうところもあったけど、やっぱり一筋縄ではいかなかったな、騙されました

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2025年09月12日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。
今までの趣向とはまったく違った展開でやや物足りなかった〜
今で言う多重人格が織りなす事件だけど刊行当時はきっと珍しいストーリーだったのでは。
でも、やっぱり島田潔が登場しないとおもしろくないよね〜。
中村青司の手掛けた館でもなかったし隠し通路もなかったのね〜。
ちょっと不完全燃焼。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

ホラー要素強めで夜中に読まなきゃよかったなと思いました笑
トリック的にはあまり好きなタイプのトリックではないので、評価は低めですが、長いシリーズなのでこういう作品もあってもいいのかもしれません。
次の時計館に期待します!!

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

時計館まで読んでいますが、異色ですね。
いつ島田さんが出るかと待っていたが、そーゆーことかと…。

人形(マネキン)想像しただけで怖いです。

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2025年08月06日

Posted by ブクログ

館シリーズ4作目!
これまでの館シリーズとは異質な雰囲気(?)スタートから人名が明かされない謎の視点が物語をどんどん混乱させていきます。結末これは予想できない!
館シリーズの中で過去一のびっくり箱ミステリでした笑
今までの館シリーズで共通していたある点が今回は違ったり、島田潔の関わり方も異なったりと館シリーズと呼んでいいのか微妙でした。少しネタバレになってしまいますが、『人形館の殺人』なのに人形に関するトリックじゃないんかい!ってツッコミも入れてしまいました。(マネキンは一応出てきていますが。)
と言った感じで多くが異なる作風でしたが、ひとつのミステリとしては面白かったです!自分のミステリ頭もまだまだです!

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

出版当時は斬新だったんだろうな しかし30年以上経過しており、ミステリー好きとしてこの手のカラクリ?は想定できてしまった。
結局館は青木青司と無関係で、クローズドサークルでもなくて、他の館シリーズとちょっと異色な感じがした。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

犯人は何となく予想出来た。出版された当時と比べて疾患についての情報が増えたせいもあるのかもしれない。でも島田が本物じゃないのは予想できなかった。今までの館シリーズに比べると物足りなさを感じてしまった。中村青司の作った館じゃないからなのか?からくりが無いのは残念。

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2025年07月04日

Posted by ブクログ

画家の飛龍想一は静岡から、父・高洋が遺した京都の屋敷「人形館」に移り住むこととなった。人形館には芸術家の父の作った顔や部位の欠損したマネキン人形が至る所に置かれていた。人形館でしばらく過ごしていた想一の身の回りで起こる殺人事件。さらに、想一へ届く脅迫状。一体犯人は誰なのか…というストーリー。

十角館、水車館、迷路館に次いで読んだ作品だったが、それまでの作品が印象深かっただけにうーんとなってしまった。中盤あたりでこの人が犯人で真相はこうじゃないか?っていうのが大体想像できてしまった。
終わり方もボンヤリしていてちょっとモヤモヤの残るものだった。マネキンのトリック(?)は好きだった!

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

久しぶりに再読

読み始めて少しすると犯人や犯人の特性を思い出しましたが、最後のネタバレまでは思い出せず。読み終わってそうだったのかと。少し違う館シリーズですが、スラスラ読めました。

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2025年06月22日

館シリーズ異色の問題作


主人公「飛龍 想一」と育ての母「池尾 沙和子」は
亡き父の遺した緑影荘へ越してきた

彫刻家の父が遺した京都の館「緑影荘」
そこは顔のないマネキンが無数に佇む「人形館」と噂される館だった

街では残忍な殺人事件が続出し
想一の元にも不気味な脅迫状が……


館シリーズ 第4館目

「人形館の殺人」

十角館、水車館、迷路館と順を追って読むことでより人形館を楽しめると思います。
個人的にこの種(種というかオチ?)が好みではなかったので評価点は辛目ですが
中盤から終わりまで一気に読み進めたくなる綾辻ワールドは圧巻でした!

#ドキドキハラハラ #怖い

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2024年03月12日

購入済み

個人的には好きじゃないほう

トリックが面白いが、これまでの館シリーズと異なる感覚で自分が好きなスタイルではないですので、少し残念だと思います。

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2021年08月12日

購入済み

館シリーズの中では…

館シリーズの中では星3つといったところでしょうか。大好きなシリーズで他が凄すぎるので…。
充分楽しめる作品です。出来れば順番に読んで欲しいです。

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2021年03月28日

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