【感想・ネタバレ】人形館の殺人〈新装改訂版〉のレビュー

あらすじ

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷――顔のないマネキン人形が邸内各所に佇(たたず)む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読み(カウントダウン)はすでに始まっていた!? シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第4の「館」、新装改訂版でここに。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『迷路館』に続き約30年ぶりの再読。大ネタだけは覚えてた。中村青司の館と不可能犯罪のコンボでまんまとやられる。まあ、それしかないよね。この納得感は『姑獲鳥の夏』を連想した。ラストの混沌と、その解決は逆に意表を突かれる。変化来たなって感じ。館シリーズの中では扱いが難しいけれど、裏表紙の内容紹介は絶妙に巧みな文章で書かれているね。解説がたくさんあって嬉しい。

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2026年05月02日

ネタバレ 購入済み

京都の閑静な住宅街で起こる殺人事件が信頼できない語り手に語られます。トラックを知るとそれはずるいと思う気持ちもありますが、楽しめました。

#ドキドキハラハラ

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2026年03月12日

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ネタバレ

4.0

綾辻先生はたくさんの伏線や仕掛けを色々散りばめて、最後に全部綺麗に回収していくのがとても上手な方だと思うのですが
今回の作品はたくさんの謎を散りばめておいて、あえて回収しないスタイルのように見えました。

表現が難しいですが、綺麗に回収するのに何かすごいトリックがあるんでしょ〜と読者に思わせておいて、あえて違う手法を使ってきた感じ。

だからすごいトリックを期待していた方からすると、少し物足りなさはあるかもしれないですが、私はこのスタイルも新しい表現のひとつとしてとても面白くて、そうきたか〜!と思わず呟いてしまいました。

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2026年06月16日

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ネタバレ

三分の一くらい読むまでは「うーん今回はちょっとどうかなー」とか思いながら読んでたはずなんですよ。でも気がついたらなんかノンストップで最後まで読み切っちゃったんですよね。そのときの記憶もあんまりないんですよ。奇妙奇天烈摩訶不思議奇想天外四捨五入出前迅速落書無用という言葉がまさにぴったりの不思議体験でした。
たまたまこの本を読んでた日はちょっと忙しくて読書時間があまり確保できなかったのにもかかわらず、いつの間にやら……って感じだったので、無意識にそうさせてしまうほどにおもしろかったというのは間違いないでしょう。

それにしてもあの人物がこの作品にはまったく出てこないとは思いませんでしたね。こいつは必ず出てくる!という我々読者の心理を見事に突いた仕掛けでした。
しかも今回の舞台である「人形館」もこれまでの作品とは異なるある秘密が……。最初から違和感は感じてたんだけど、はっきり断言されるまでモヤモヤしてスッキリしなかった部分はあったかもしれない。それを解消したくて、真相を知りたくて一気に読んじゃった感は否めない。
ん?でもミステリー小説ってそういうものなんじゃ……。じゃあまったく問題ないじゃないか。なに言ってんだこいつは。

というわけで違和感は感じていたものの、結局最後の最後まで真相に気づくことがなかったいつもの私は大変楽しく読むことができました。
次回はいよいよ映像化作品『時計館の殺人』。震えて眠れ、私よ。

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2026年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさかの真相だった。今まで読んだ館シリーズの中ではかなり読みやすかった気がする。

順番に読んでるけど、今のところ十角館の次に好きかも。こういう系のミステリー大好き。

あと島田が出てこないのも意外だったな。シリーズ読んでて初めてレベルでびっくりした。

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2026年06月08日

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ネタバレ

確かに異質だが館シリーズの中にもこんな作品があっても良いかなと思える作品だった。情緒溢れる風景を感じれる文章が好みな作品でした。

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2026年06月07日

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ネタバレ

良質なシリーズものが巻を重ねたあとに出るこういう番外編がいちばんいいんですよおじさん「良質なシリーズものが巻を重ねたあとに出るこういう番外編がいちばんいいんですよ」

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2026年06月02日

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ネタバレ

多重人格のオチははあんまり好きじゃないけど、館シリーズはワクワクしながらどんどん読めちゃうので結局好き。
最初はこれ主人公怪しいよな〜ってうっすら思ってたけど、読み進めるうちに、架場だ!秘密の通路使ったんだ!って見事に騙された笑

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2026年05月02日

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ネタバレ

複数の人形の視線の先に何があるか。綾辻行人の作品はミステリーが豊富になった現代から見ると当たり前のことが書かれている。詰まるところ現代の我々が疑いの目を向ける基本的な場面はみんなここにつながるのでは無いかと感じてしまう。土台を作った視線を当時の年代で作ったことが凄い。

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2026年04月08日

ネタバレ 購入済み

ようやく騙されなかった

館シリーズを順に読み4作目。
ビリーミリガンや失われた私を読んでいたおかげか、ようやく騙されずに済みました。
でも島田さんすらがもう1人の人格であるのは気づけなかったなぁ…。

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2017年09月22日

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ネタバレ

綾辻作品4作目。これまでの3作が全て異なる真相だったが、今度はこう来たか。過去3作は真相が自分の予想から裏切ってくれたが、今回ば序盤から真相が予想出来てしまったのが残念。
次の時計館に期待。

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2026年06月09日

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ネタバレ

久しぶりに館シリーズ、4作目!
前3作はすでに読んでいて、今回はクローズドサークルでもなく、飛龍想一(私)という人物もとても異色で読んでいてずっと気味の悪さみたいなものを感じました。



序盤から想一の行動に違和感はずっと感じていて普通の主人公では無いんだなと思いながら読み進めていき、終盤になり登場人物から見てもさすがに犯人はこいつじゃん!と分かった気でいましたが、まさか島田潔までもが想一による第三の人格だとは予想にもしていませんでした。

やっぱり館のからくりもあるんでしょ!
という思い込みにもしてやられました。

最後の架場と希早子の会話も何とも言えない感情、読後も良い意味で混乱が治まらず、まさにひときわ異彩を放つ作品だったなと思いました。

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2026年05月30日

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ネタバレ

「館シリーズ」の概念そのものを使って騙してきましたか…!面白かったです。
ただ、「信頼できない語り手」だと序盤から薄々気づいてしまったのが残念。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これはずるいと思います。次第に思い出していく過去の罪と、「私」が抱き続ける願い。島田もどきに、中村青司の館もどき。架場の真実を知っても、兄が「私」を脅したことを思えば、素直に被害者と言えるか微妙なところ。すっきりしない結末ではありましたが、続きが気になって一気に読めました。おもしろかったです。

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2026年03月23日

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